川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
こんにちは、恋愛プロフェッショナルの川口美樹です。
僕は普段、Twitterでフォロワーさんから恋愛相談を受けています。
その中でも「出会い」に関する相談は非常に多く、無料で使える相談サービスをわざわざ投げ銭してまで相談してくる人があとを絶ちません。
▼最短最速で出会いたい人に出会う方法
— 恋愛プロフェッショナル 川口美樹 (@kawaguchi_AAA)January 13, 2020
1.自分の価値観を発信する
2.類は友を呼ぶの法則を使う
3.出会いたい人にとって出会いたくなる人になる
出会いの方程式=餌の魅力×釣り場×数#マシュマロを投げ合おう#チョコhttps://t.co/pKJ5A9urCvpic.twitter.com/7Fmwljdwww
※この相談に相談者さんは600円も払ってくれています。
それだけ「出会いがない」と悩んでいる人は多いのです。
また、出会いがないと嘆いている人の多くは、いわゆる非モテと言われる人たちではありません。
どちらかというと誠実で、きちんとした人が多いのですが、その人たちは何に悩んでいるのかというと、
『自分が会いたい人との』
出会いがないことに悩んでいるのです。
別に異性との出会いがないことに嘆いているわけではないことも多いんです。
そういう人たちに僕がいつもアドバイスするのは、出会いは決して偶然ではなく、意図的に起こすことができるものなんだ、ということです。
つまり、出会いには一定の方程式があるのです。
この方程式を理解すれば、自分が出会いたい人としっかり出会うことができるようになります。
加えてこの記事では、男女別・目的別に「オススメの出会い方」もご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
このページの目次
出会いに悩んでいる人のほとんどが、出会いには方程式があるということを知りません。
その方程式とは、
出会い=魅力×場所×行動量
です。
出会いは、「その人の魅力」「いる場所」「行動量」の3つの要素がかけ合わさって生まれています。
つまり、出会いがない悩んでいる人は、以下の3つの理由でいい出会いを作ることができていないということです。
この3つが理由で、いい出会いを作ることができていないということです。
川口
これは「出会いたい人と出会うこと=釣り」と考えると、わかりやすくなります。
ここでいう「魅力」とは自分が出会いたい人にとって魅力的かどうか?という意味です。
自分の出会いたい人にとって、自分が思わず食いつきたくなるエサになっているかどうか、がポイントになります。
マグロが好きなのはイカ、カツオが好きなのはオキアミといった具合に、魚によって好みの餌が違いますよね。
同様に
といった具合に、人にもそれぞれ好みがあります。
自分が出会いたい人にとって、自分は好みの餌でいることができているだろうか?
をしっかり検証していくと、マッチングアプリを触っていても、パーティーや合コンに行っても、異性の反応が驚くほど変わっていきます。
マグロやカツオを釣ろうと思ったら海に行かないといけませんが、鮎やイワナを釣ろうと思ったら川に行かないといけません。
当たり前のことですが、これが恋愛になるとマグロを釣りに川に行き、鮎を釣りに海に出ている人が多いのです。
よくある「いる場所の間違い」の例として次のような事例が挙げられます。
マッチングアプリは、どんなアプリかによって登録している年齢層も異なれば、恋愛への真剣度も全く異なります。
例えば『Tinder』という遊び目的が多い若者向けのアプリで、プロフィールに「婚活中です」と書いている40代の女性を見かけることがあります。
これがマグロを釣りに川に行っている人の典型ですね。
餌もバッチリ、釣る場所もバッチリ、となればあとは釣り糸を垂らす回数、つまり行動量が必要です。
当然ですが、10人の中から理想の人を見つけるよりも、100人の中から見つけた方が、自分にぴったり来る人が見つかりやすいです。
正確に言えば、何人とデートに行っているか?によって、自分の理想の出会いを引き寄せるどうかが決まります。
デートといってもそんなに本格的なものではなく「1時間ランチに行く」といった気軽なものも含めます。
たくさんの人に会うのは確かに時間もコストもかかりますが、その分メリットもあります。
何かしらの方法で理想の恋人・パートナーをGETしている人は、共通してこの「行動量」が違います。
川口
いろんなことに興味を持ち、フットワーク軽く出会いの場所に顔を出せるか?
これが出会いを引き寄せるために必要なことです。
もう一つ、出会いがないと嘆いている人の特徴として、「自然な出会い」を求めすぎるという傾向があります。
ここでいう「自然な出会い」とはすなわち
といった「日常の延長にある系の出会い」や
といった「ドラマのように始まる出会い」などを指します。
川口
しかしこれらの「自然な出会い」はほとんどの人には起こりません。
では、ほとんど起こることのない「自然な出会い」を求めてしまうのはなぜかというと
という2つの理由があります。
1はわかりやすいですよね。
出会いがないのではなく「出会いを作りに行っていないだけ」のパターンです。
このパターンのよくある言い訳としては
う〜ん、そこまでして出会いたくないっていうか。。。
別にガツガツしてまで作りたいわけではないんだよね
と言ったものがあります。
2のパターンは「親に顔向けできない」などの「自分がどう思われているのか?」を気にしているパターンです。
こちらも
だって、アプリで出会ったなんて親になんて言ったらいいかわからないし
そこまでしないと出会えないとかダサいじゃん?
といったような言い訳が多く見受けられます。
川口
自然な出会いがいいと思っている人は
今の「自然な状態」では出会えない
という現実を理解しなければいけません。
いずれにせよ、今の「自然な状態」から何かを変えなければ出会いは起こりません。
また、出会いを求めて行動を起こすことも「自然な」ことです。
かつて人類がより豊かな生活を求めて、海を渡り大陸を移動したように。
川口
あなたが幸せな結婚やパートナーシップを望むのであれば、出会いを求め外に出て行くのは当然のことなのです。
では、出会いを作るためには実際に何をしたら良いのでしょうか?
実は、出会いを作るための適切な方法は、目的が恋活なのか婚活なのかでかなり違うのです。
男性の場合、最も簡単で、最も出会いのハードルが低いのがマッチングアプリです。
マッチングアプリは、直接出会う前に趣味や共通の価値観などで繋がれます。
合コンやパーティーの場だと、相手の趣味や価値観などを飽きさずに会話の中で探って行くトーク力が必要になりますが、マッチングアプリでは最初から向こうの情報や前提条件を理解したまま出会えるので、入り口の会話がスムーズになります。
次にオススメなのが、友人の紹介です。
友人の紹介のいいところは、自分にどんな人が向いているかをある程度わかってくれていることです。
加えて、間に一人クッションとして入ることで、お互いに「相手をないがしろに扱えない」といういい緊張感があります。
その紹介してくれる人が、周囲に信頼・尊敬されている人であればあるほど、『その人の紹介だったら』と向こうも安心して会いに来るでしょう。
そういう意味では難易度はマッチングアプリよりも低い、と言えるかもしれませんが、そもそも紹介してくれる人がいなければ成り立たないので、オススメ度としては2位にしています。
一方で、出会いの場として割と多く活用されている、立食型のパーティーや街コンなどはは3位になります。
なぜ3位なのかというと、アプリや紹介と違って「その場に行ってみないとどんな人が来るのかがわからない」というリスクがあるからです。
加えて男女の出会いの場は、ほとんどの場合が男性の値段が高めに設定されています。(男性6,000円・女性1,500円など)
高いお金をその都度払って、どんな女性が来るかわからない出会いの場に行くのは、コスパが悪いかもしれませんね。
加えて初めましての人と短い時間で打ち解けるだけのコミュニケーション能力が問われるので、難易度が高めです。
女性の場合は、友人の紹介が1位になります。
自分にどんな人が向いているかをある程度わかってくれている点は男性と変わりありませんが、女性の場合は男性に比べ恋バナなどで、自分の恋愛遍歴を友人に共有していることが多いですよね。
その分、紹介の精度も男性の場合よりも高くなります。
お互いに「相手をないがしろに扱えない」という緊張感や、間に入る友人への信用のおかげで、変な男性と出会うリスクもほとんどなくなります。
マッチングアプリは女性にとってもオススメです。
基本的に無料で使えるということと、男女比が7:3くらいなので、出会いのチャンスが多いことで、気軽に出会いを作るのには最適なツールです。
しかし、女性の場合「知らない人に会う怖さ」がありますよね。
それが理由で「アプリの出会いはちょっと・・・」と思っている人も多いと思います。
アプリで初めての人に会う時には、ランチやお茶などにして、早めに解散するようにすることで、そういったリスクを減らすことができます。
婚活パーティーの場合「その場に行ってみないとどんな人が来るのかがわからない」というリスクがあります。
しかし「公務員限定」や「上場企業限定」・「医者限定」などの、参加する男性のステータスが固定されているパーティーに簡単に参加することができるのは嬉しいポイント。
男性と違って「せっかく参加したのに収穫ゼロだった」ということにはなりにくいです。
もちろん、ステータスが人格を保証してくれるわけではないので、参加者の性格まではわかりません。
しかし、「出会える人の属が参加の前にだいたいわかっている」だけで、出会いの難度はかなり下がりますよね。
次にご紹介したいのが、婚活に有効な出会い方のランキングです。
これは男性でも女性でも大きな違いはありません。
川口
結論から言うと、以下のようなランキングになっています。
まず信頼している人からの紹介は
という理由で1位になっています。
より良い出会いを生むためにこちらでコントロールできる要素が多いため、自分にとってピッタリな人に出会う確率を高められるのがポイントです。
しかし、オススメはオススメなのですが、こちらが出すリクエストが明確でなければならない、ネットワークの広い友人が必要、と全ての人にオススメできる方法ではないところが玉にキズです。
次に結婚相談所がオススメな理由は、そもそも結婚願望の強い人が多いからです。
サービスの登録に決して安くはないお金を払っているので、出会う人も当然真剣です。
結婚相談所の多くは、約7万人が登録するシステム上で相手を探すことができるため、出会う人の数には困りません。
ただし、結婚相談所選びには注意が必要。
評判の悪い結婚相談所にうっかり入ってしまうと、お金をドブに捨てることになるので、入会の際にはきちんと見極めましょう。
最後に婚活パーティですが、結婚意識が全くわからないので、僕は婚活にはどっちかといえば不向きだと考えています。
男性の参加費が高いため『男性の参加率が悪く、女性の参加者で溢れる』といったことがあちこちで起こっています。
とはいえ自分の想定外の出会いがあるというメリットもあるので、予算と時間の余裕が許す限りで参加すれば良いでしょう。
最後に、婚活にオススメできない出会い方についても解説しておきます。
もちろん、これらの出会い方で結婚相手が見つかることもあるでしょう。
しかしここで結婚相手を見つける人は「出会いがない」と嘆くタイプの人ではありません。
社交的であり、どんな人でもすぐに打ち解けられる人、したたかな人がこういった場所での出会いを結婚につなげていきます。
ですから「出会いがないなぁ」と感じている人が、こういった場所に重たい腰を上げて参加したとしても、あまりうまくいかないことが多いのです。
冒頭でもお伝えしたように、出会いには方程式があります。
その方程式とは
出会い=魅力×場所×行動量
です。
どんなキッカケの出会いでもこの方程式を当てはめることで、自分がどこで相手を探すべきかがよくわかるようになります。
もし、出会いに悩んだら次の質問を自問自答するようにしてみてください。
この質問を繰り返せば、自ずと自分が望むような出会いを引き寄せることができるようになります。
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