【プロ直伝】結婚できない女性の特徴11個と幸せな結婚に必要なコト

記事更新日: 2023/04/02

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

 

この記事で学べること
結婚できない女性の特徴と解決策
  • 結婚できない女性の特徴
  • 結婚できない女性の思考パターン
  • 結婚したいと思われる女の特徴
  • 結婚できた人たちがやったこと(体験談)

川口

こんにちは、恋愛プロフェッショナルの川口です。

この記事にたどり着いた方はきっと

  • 周りの人がどんどん結婚していくことに焦りを感じていたり
  • 自分の恋愛経験が乏しいことに自信をなくしていたり
  • 今の彼氏が理想でも相手に結婚願望がないことに危機感を覚えていたり
  • 婚約者がいてもうまくやっていけるか心配になったり

もしかしたら自分だけが結婚できないまま歳を重ねるのではないか・・・』と何かしらの不安を感じているのではないかと思います。

 

僕はこれまで様々な人の恋愛相談、婚活相談、夫婦の相談に乗ってきました。

そして自分でも結婚をしてみて、そのメリットもデメリットも色々体感しています。

その結論としてあなたに伝えたいことは、結婚できてもできなくてもあまりあなたの幸福度には関係ない、ということです。

川口

確かに統計上は、未婚よりも既婚である方が幸福度が高いことが認められます

 

年齢や人種、教育水準、宗教上の所属、カップル関係の期間など各層別に分けて勘案した場合でも、既婚とその満足度の高さとの関連性はやはり顕著だった

ー引用:「未婚カップルの幸福度、既婚者よりも低い」という調査結果を深掘りする

しかし、だからといって結婚できればすなわち幸せになれる訳ではないのです。

 

現に、日本では3組に1組が離婚していると言われています。

結婚している人が全員幸福になるのであれば、33%もの人がわざわざ離婚を選ぶとは考えにくいですよね。

大事なのは、結婚をするかどうかということよりも、どんな結婚をするか?ということにあるのです。

 

そこで、この記事では一般的に言われている「結婚できない女性」の特徴を整理していきながら、どんな結婚の仕方をすれば(=すなわちどのように相手を選べば)幸せな結婚になるのかも同時に解説していきます。

さらに、結婚できない女性へのアドバイスとして、以下のような項目について解説していきます。

▼結婚できない女性のためのアドバイス
  • 相談する相手を間違えない
  • 「結婚すること」を目的にしない
  • 男性の年収の現実を把握する
  • 自分の中の固定概念を外す
  • 自然な出会いに拘らず行動範囲を広げる
  • 自分勝手にならず他人への配慮を怠らない
  • 無駄遣いせず、倹約家になる
  • 減点思考で相手を見ずに、加点思考で見る
  • 何でもかんでも人のせいにしない
  • 後ろ向きな言動は控え、前向きに考える癖をつける
  • 場当たり的にデートするのではなく、しっかり計画する
  • 過去の成功にすがらず、自分の改善すべきところに目を向ける
  • 男性がどんな女性を求めているのかを知る

とはいえ全部実践するのは大変だと思います。

川口

また上記のことができなければ結婚できない、という訳でもありません!

まずは全体をじっくり読んで見て、「これは」と自分が思えるものをまずは取り組んでもらえたらと思います。

川口

LoveBookでは結婚したい人向けに【婚活ガイドブック】幸せな結婚までの5ステップを解説しています!

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このページの目次

【要注意】相談する人を間違えると結婚できません

婚活相談に乗っていてよく聞くのは、

  • 『友達に”そんなんじゃ結婚できないよ”を言われて自信を無くした』とか
  • 『結婚相談所の仲人さんの対応が悪くてやる気が失せる』といった

「前向きな気持ちを平気でへし折ってくる人」に相談して凹むパターンです。

どんなことでもそうですが、何か新しいことに取り組むときに、相談する人を間違えると上手になることはできませんよね。

しかし、婚活したい人の多くが、

  • 身近にいる友人(既婚者)
  • 大して実力のない結婚相談所の仲人

など、結婚のアドバイスを聞く人を間違ってしまっているのが現状です。

身近な人にアドバイスをもらっている

身近な人にアドバイスをもらうことのリスクは主に以下の3つです。

  • アドバイスが的外れである可能性が高い
  • 相談のプロではないので意見が主観的
  • 的を射ていても素直に受け取れない

結婚している身近な友達に相談をしてしまうと、友達も良かれと思っていろいろアドバイスしてしまいます。

しかし既婚の友達のアドバイスは、あくまでも成功事例の一つであり、それをそのまま実践して自分がうまくいくとは限りません。

仮にその相談が的を射た指摘であったとしても、それは往往にして「グサッとくる」ものであることが多いので、関係性が近いがゆえに素直に受け取れない、ということもあります。

アドバイスをもらうなら相談のプロを頼るようにしましょう。

婚活サービスの『診断テスト』をあてにする

あなたは過去に、結婚相談所などの展開している『恋愛性格診断』や『結婚適正診断』などのコンテンツを受けたことはありますでしょうか。

このような診断テストは、結婚相談所が見込み客を獲得して無料相談に促すために置かれたものです。

そこに営業のメールや電話などが届くようになるので実利的なメリットも薄く、あまりお勧めできません。

ちなみに試しに僕も診断してみましたが、『〇〇なところがあるので直せば結婚の近道になります』と書かれた簡単なテスト結果が来ただけで、あとはサービスの詳細がたくさん入っていました。

川口

そこを直さなくても結婚できたけどな

と思った次第です。

結婚相談所選びは慎重に

ただし、すべての結婚相談所が悪いわけではありません。

仲人さんの中には、真剣にユーザーの立場に立ったアドバイスをされている方もたくさんいます。

しかし、どんな業界でも悪質なことをやる人・仕事に情熱を持たない人がいるのも事実です。

相談所に入会する際にはしっかりと評判などを調べた上で、メリット・デメリットをしっかりと把握しておきましょう。

結婚相談所の実態を覗いてみる>>

 

誰もが認める結婚できない女性の6つの特徴

 

1. 「結婚」が幸せにしてくれる思っている

結婚できない女性の大きな特徴として、「自分の人生のパッとしなさを結婚が解決してくれる」と思い込んでいるというものがあります。

自分が毎日つまらない・不幸だと感じている原因が「未婚であること」にあると考えているのです。

それは結婚式などで、花嫁姿になっている友人の幸せそうな顔を見ていることが大きく影響しています。

しかし、結婚は非日常のイベントではなく半世紀にも及ぶ日常の連続です。

新婚の熱も遅かれ早かれ収まり、またいつもの日常が始まります。

結婚に刺激的で幸福な幻想を抱いている人は、その理想と現実のギャップが認められなくて結婚ができません。

 

2. 今の男性の平均年収を知らない

また、結婚を望む女性の多くが、男性の年収が下がっている現実を知らないまま婚活をしています。

未婚女性29〜49歳の7割以上が、結婚相手に求める年収を400万円以上にしていますが、その条件を満たす男性の割合は3割しかいません。

つまり女性が数少ない男性を奪い合っている構造になっているのです。

マッチングアプリや結婚相談所で、検索項目を400万円以上の収入で振り分けてしまうと、自然とその30%の奪い合いになることに気付いていないのです。(35歳までの男性に絞ればその割合はもっと低くなります)

もちろん出産や育児のことを考えると、結婚相手に高い経済力を求めるのは自然なことですので、この記事では上方婚の是非については触れません。

ただ構造上そうなっていることを理解して、年収の対象を300万円台まで広げるだけで出会いの数はぐっと増えるのです。

 

3. 自分の中の固定概念にとらわれ過ぎている

以上の2つの事例からも言えることですが、自分の中に

  • 結婚とはこういうもの
  • 男なら〇〇すべきである
  • 女だから△△しなくちゃいけない

という常識がこびりついていると結婚が難しくなります。

よくある相談として、

 

何回かデートに行っている人がいるのですが、向こうからのアプローチがありません。

 

これって脈なしってことなんでしょうか?

といったものがあります。

気になる人なら相手のアプローチを待たずに自分からアプローチすれば良いだけの話ですよね。

しかし、こういう女性には『デートのお誘いや告白は男からされるべき』という固定概念がこびりついているので、自分から誘うという発想が出てこないのです。

 

4. 行動範囲が狭い(自然な出会いを求めている)

また結婚できない女性の特徴としてよく挙がるのは「行動範囲の狭さ」です。

 

結婚したいけど、いい出会いがないんだよね

という人に「アプリ使ったり、婚活パーティ行ったりしないの?」と聞くと、だいたい

 

だって出会いは自然な形がいいじゃん

という返答が返ってきます。

彼女たちは「普通に生きている中で、職場での出会いや知人の紹介を通じて、勝手にいい人と巡り会える」という感覚を持っています。

またアプリを使った出会いなどは『親に恥ずかしくて言えない』と言って遠ざけます。

受け身でも黙っていても男性から告白されるモテ体質ならともかく、「自然な出会い」を求める人の多くは特にモテるタイプではありません。

このタイプが「受け身の自分を口説いてくれる人が普通の人」と思って待っていると、あっというまに数年が吹き飛ぶことがままあります。

ー引用元:『「理想の人は、自然に出会った人!」の罠 by ぱぷりこ

川口

自ら行動範囲を広げていかなければ、その分いい人に出会える可能性も限られてくるんですよね。

 

5. 自分勝手で他人への配慮に欠けている

このように、「自分が受け身のままで勝手に理想の恋愛が進んで行く」と勘違いしていると、結婚できない可能性が高まります。

さらに悪いことに本人がそれに無自覚であることの方が多いのです。

無自覚に自分の理想が勝手に進んで行くと思っているので、出会った異性や周囲の友人への配慮に欠けています。

川口

先日妻からこんな話を聞きました

友人Aが、共通の知人Bを通じて男性を紹介された後に、Bの目の前でその男性への愚痴をこぼしていたそうです。

これにBは激怒。『二度とAには男を紹介しない』と縁を切るまでに至りました。

妻は『そういうことするから結婚できないんじゃないの』とAに言ったそうですが、本人は知らず存ぜず、と言った感じでどこ吹く風。

これでは自ら「私は自分勝手なわがまま野郎です」と宣伝しているようなものです。

 

6. 金銭感覚がずれている(浪費グセがある)

そのほか、浪費グセのある女性も男性に嫌われる女性の特徴として顕著です。

「つい欲しくて買っちゃった」ブランドがユニクロならまだわかりますが、それが3万もするミュールだったり、10万円近いバッグだったりすると、男性は間違いなく引きます。

前述のように日本人男性の収入は減少傾向にあり、パートナーに専業主婦であることを望まなくなっています

ただでさえ専業主婦になることを望む女性が多い中で、浪費グセまでついているならたまったもんじゃない、と男性が感じるのは当然のことでしょう。

ISSP国際比較調査「家庭と男女の役割」(2012)によると、日本の女性は「男性も女性も家計のために収入を得るようにしなければならない」の賛成率が世界でワーストである。日本の女性は世界で最も「共働き」に対する協力意識が低く、「片働きで稼がなければならない」というプレッシャーを男性に与えているのである。

ー引用:「ATMにされたくない」婚活市場から撤退する男性たち

 

結婚できない女性に共通する5つの思考パターン

以上のような特徴を持つ女性には、共通の思考が存在しています。

思考は行動を作り出していますので、行動を変えようと思ったら思考を変えなくてはなりません。

もし万が一、前章で自分に当てはまるところがあったら、自分の思考のパターンに悪い癖がないかチェックしてみてください。

7. 相手のダメなところを探す減点思考

シーナ・アイエンガーの『選択の科学』という本の中に、お見合い結婚をした人と恋愛結婚をした人の幸福度に関する調査が出ています。

その調査によると、

  • 恋愛結婚夫婦の幸福度の平均は「1年以内で70点・10年以降は40点」(91点満点中)であったのに対して
  • お見合い結婚夫婦の幸福度の平均は「1年以内で58点・10年以降は68点」(91点満点中)であった

とされています。

これはインドでの調査ですが、日本でも同じことが言えます。

全国仲人連合会の調べによると、恋愛結婚の離婚率は40%でお見合い結婚の離婚率は10%であったそうです。

川口

恋愛結婚はお見合い結婚よりも自由に相手を選べるはずなのに、どうして年月が経つと幸福度が逆転してしまうのでしょうか?

これは、恋愛結婚の場合「結婚時が最高潮であとは減点式に悪いことをが見つかって行きやすい」のに対して、お見合い結婚は「結婚はスタートに過ぎず、そこからいいところが見つかって行く加点式である」からと考えられています。

婚活でも、出会う人出会う人を

  • 収入が少ない
  • 頼り甲斐がない
  • 容姿が良くない

と減点方式で判別していくとうまく行きません。

それよりも、

  • 意外と優しいところもあるんだ
  • もっといい職場に行けば収入も上がるかも
  • イメチェンすればイケメンになるのでは?

加点方式で相手を見れる人の方が結婚しやすいのはもちろん、結婚した後も仲良くやっている割合が多いのです。

8. うまく行かない理由を人のせいにする他責思考

恋愛に対して受け身なスタンスでいる人は、恋愛が思い通りに進まないと「自分以外の何かのせい」にしたがります。

  • 婚活パーティーに行っていい男性がいなければ「主催者が悪い」と主催のせいにし
  • デートを重ねても関係に進展がなかれば「向こうがアプローチしてこない」と相手のせいにし
  • 友人がせっかく人を紹介してくれても「好みじゃない」と友人のせいにし
  • マッチングアプリを使わない理由を「親に言えないから」と親のせいにする

このような思考を持っています。

しかし結婚がうまくいきやすい人は、同じような状況になったとしても

  • 婚活パーティーに行っていい男性がいなければ「会場を選ぶようにしよう」と反省し
  • デートを重ねても関係に進展がなかれば「自分からアプローチしてみよう」と主体的に考え
  • 友人が紹介してくれた人が好みじゃなかったら「自分の好みをしっかり伝えなきゃ」と改善し
  • 「いい男を連れてくれば親も文句は言わないだろう」と使えるものはなんでも使う

という思考を持っているのです。

どちらの方が結婚しやすいのかは比べるまでもありませんね?

 

9. 後ろ向きな言動が多いネガティブ思考

他責思考が強まると同時にネガティブ思考=前向きに行動しなくなる言い訳脳が強まります。

ネガティブ思考が強い人が使う言葉の特徴として「でも」「だって」「どうせ」の「3D」があります。

 

でも、わたしはパーティーとか苦手だし

 

だって、アプリとかモテない人が使うものでしょ?

 

どうせ、結婚相談所に行ってもうまくいきっこないって

公には口に出さないにしても、頭の中ではこのような独り言をつぶやいているのです。

これでは能動的に活動をするパワーもわかなくなり、周囲からの応援も得られなくなり、余計に結婚できる機会を失っていくことになります。

10. 物事に計画性を持たない場当たり思考

他責思考にセットになるのが場当たり思考です。

自分に悪いところがあると思っていないので、反省と改善のスイッチがいつまで経っても入りません。

  • 婚活パーティーも会を選ばずにとりあえず参加し
  • アプリや相談所のプロフィールを推敲することもなく
  • デートの設計を考えずに
  • ただ会ってその場の雰囲気で喋るだけ

なので、自分の魅力を十分に伝えることもできなければ、相手の魅力を十分に引き出すこともできません。

そして場当たり思考であるために事前に準備をしないため、何が悪かったのかの検証もすることができません

そうして、何も改善されないまま同じループを繰り返していくのです。

11. 過去の成功例を美化する過去思考

このように、何も改善されない状況が続いていくと、新しいことに挑戦する気持ちが減っていきます。

と同時に、過去の成功事例にすがるようになっていきます。

『前はもっと普通に彼氏が作れたのに』とか『元カレが自分にとっての理想だった』といった思考ばかりが、頭の中を廻るようになります。

これは現実がうまくいっていないストレスに対する防衛本能でもあるのですが、過去思考は他責思考と非常に相性が良いので注意が必要です。

例えば、

  • 『前はもっと普通に彼氏が作れたのに』→『世の中の男は女を見る目がない』
  • 『元カレが自分にとっての理想だった』→『元カレみたいな人じゃなきゃ無理』

といった具合に、行動しない言い訳をどんどん強化していってしまうのです。

男性が結婚したいと思う女性の6つの条件

川口

ところで、男性はいったいどんな女性と結婚したいと考えているのでしょうか?

国立社会保障・人口問題研究所の「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2015年)によると、男性が女性に望む条件は以下のようになりました。

  • 【人柄】95.1%(重視76.6%・考慮18.5%)
  • 【家事・育児の能力】92.7%(重視46.2%・考慮46.5%)
  • 【仕事への理解】87.9%(重視41.8%・考慮46.1%)
  • 【容姿】84.2%(重視24.1%・考慮60.1%)
  • 【共通の趣味】73.2%(重視20.8%・考慮52.4%)
  • 【職業】47.6%(重視6.0%・考慮41.6%)
  • 【経済力】42.0%(重視4.7%・考慮37.3%)
  • 【学歴】29.6%(重視3.7%・考慮25.9%)

 

圧倒的1位の条件:人柄がいい

【人柄】95.1%(重視76.6%・考慮18.5%)

人柄、と一言で言われても要領を得ないと思いますが、これまで書いてきた「結婚できない女性の特徴や思考パターン」に当てはまらないような人を、世間一般的には人柄がいい人だと思われています。

むしろこの「人柄」の部分を説明するために、これまで解説を進めてきたようなものです。

ですのでここでの解説は割愛します。

 

男女ともに必須の条件:家事・育児の能力がある

【家事・育児の能力】92.7%(重視46.2%・考慮46.5%)

「家事・育児の能力」は女性が男性に望む条件としても人柄についで2位になります。

女性の場合は、96.1%(重視:57.7%/考慮:38.4%)と、男性よりも強く意識しています。

また男女ともに年々「重視する」の割合が増えてきている項目でもあります。

ここで誤解して欲しくないのは、男性側が女性にこのタスクを押し付けるためにこの能力を望んでいるわけではない、ということです。

同調査では、男性がパートナーに望むライフコースの割合についても調査していますが、2015年では

  • 両立コース(家事も仕事も):33.9%
  • 再就職コース(子育て後に):37.4%
  • 専業主婦コース(退職後に仕事に就かない):10.1%

となっており、共働きで家庭を回すことを望んでいます。

これは1987年の調査時の『専業主婦コース:38%』から大きく減少しています。

 

これぞ男性の本音:仕事への理解がある

【仕事への理解】87.9%(重視41.8%・考慮46.1%)

仕事への理解は何もパートナーに求めることだけではなく、恋人にも求める条件として上位に上がってきます。

というのも男性は、性役割として「一家の大黒柱にならなくてはない」という社会的な期待を背負って生きています。

そのため、家族を守るためには一生懸命働かなくてはならない、という想いが女性よりも強くある傾向にあります。

会社員であれば、取引先との付き合いや上司との飲み会も、むやみやたらと断れないことも多いでしょう。

そういう時に、自分を精神的に支えてくれるはずのパートナーから、

 

仕事と家庭とどっちが大事なの!?

と責められてしまうと、

 

家庭を大事にするために仕事を頑張ってるのに、なんでわかってくれないんだ!

と感じてしまい、非常にストレスに感じます。

ですから多くの男性が、

 

お仕事大変だろうけど、がんばってね!

仕事に理解を示してくれる女性をパートナーに望んでいるのです。

 

「容姿」はそこまで気にする必要はない

【容姿】84.2%(重視24.1%・考慮60.1%)

容姿を気にする男性が84%いることにガッカリした人もいるかもしれません。(ちなみに女性は77.7%)

しかしよく見て欲しいのですが、重視している人は24%しかいません

6割の人は「考慮する」だけであって、「美人じゃないといやだ」とか「可愛くないとダメ」と言っているわけではありません。

この調査はあくまでアンケートですから、「結婚相手の容姿は気にしますか?」と聞かれれば、多くの人が「そりゃ悪いよりはいいほうがいい」くらいの気持ちで回答していると考えられます。

 

意外と重要じゃない:共通の趣味

【共通の趣味】73.2%(重視20.8%・考慮52.4%)

こちらも容姿と同じで、気にする人は多いものの重視する人は少数派です。

周りの夫婦を見ても「共通の趣味があるから」結婚した人はほとんどいません。

それでも気にする人が多いのは、「趣味が合わない」ことを嫌うからでしょう。

時々「夫のコレクションを勝手に捨てしまう妻」が話題になりますが、共通の趣味がなくてもいいから自分の趣味を邪魔しないでほしい、というのが多く人の気持ちです。

つまり仕事と同様に、「趣味への理解があること」は多くの男性が気にするところだ、ということですね。

 

男性は女性の職業・経済力・学歴を気にしない

▼男性が女性に重要視する割合

【職業】47.6%(重視6.0%・考慮41.6%)

【経済力】42.0%(重視4.7%・考慮37.3%)

【学歴】29.6%(重視3.7%・考慮25.9%)

一方、女性と明らかに重要度が違うのが、職業・経済力・学歴などのステータスに関する項目です。

女性と比べるとその差は一目瞭然です。

▼女性が男性に重要視する割合

【職業】85.4%(重視30.0%・考慮55.4%)

【経済力】93.3%(重視39.8%・考慮53.5%)

【学歴】54.7%(重視10.6%・考慮44.1%)

相手を選ぶときこの3つを重要視している女性は、男性も重要視しているはずだと思いがちです。

しかし男性は女性の「職業・経済力・学歴」をほとんど気にしていないと言ってもいいでしょう。

ただ前述の通り、共働き志向の男性が増えてきているので、「無収入の専業主婦」を良しとしているわけではありません。

現代の男性が嫌っているのは「家計の全てを負担しなきゃいけないこと」です。

川口

年間100万でも200万でもいいから、一緒に稼いで家計を支えてくれる人を求めているということですね。

 

結婚できるようになるために今すぐにできること

では実際にどのようなことをすれば結婚できる女性になることができるのでしょうか。

繰り返しになりますが「こうすれば絶対に結婚できる」とか「こうしなければ絶対に結婚できない」というつもりはありません。

実際にこれから書くことを実行できていなくても結婚している人は世の中にたくさんいます。

大事なことは「結婚をゴールにすること」ではなく、「幸せをゴールにすること」です。

ここからは僕の婚活相談を通じて、幸せな結婚に至った人の中から、象徴的なエピソードのある人の感想をご紹介していきます。

ありのままの自分を受け入れてもらおうとするのをやめる

「ありのままの自分」を勘違いしていた
アスカさん(26歳)
わたしは、一人っ子だったこともあり、両親に甘やかされるままに育ってきていました。
最初の彼氏も歳上の世話を焼いていくれる人だったので、自然と「自分のわがままがなんでも通る」と思い込んでいました。
だからこそ、「ありのままの自分を認めてくれる人がいい」と高すぎる理想を抱いていたのだと思います。
自分が知らず知らずのうちに男性に求める条件が高まっていたことにも気づいていませんでした。
わたしは、ただの「わがままな自分」を「ありのままの自分」だと勘違いしていたんです。
それ気づいてからは、「ありのままの自分を認めてもらう」のではなく、条件で人を見るのではなく「ありのままのその人を見ること」に注目してみようと考え方を変えました。
すると不思議と出会う人も、わたしの内面をしっかり見ようとしてくれる人も多くなっていきました。

 

男ウケのいい女磨きをやめ、自分のための人間磨きをする

”男にとってのいいオンナ”をやめた
カオリさん(32歳)
わたしは職場がハイキャリアの男性が多かったこともあり、婚活をするときにも自ずと「年収600万円以下は無理」って思ってしまっていました。
そういう人に見合うように女磨きも頑張ろうと思い、ファッションにも気をつけたり料理教室に通ったりもしました。
だけど、なぜか会う人はヤリモクの男ばかりで(汗)
川口さんとの会話を通じて、自分は「男性に喜ばれるための女磨きをしてしまっていた」ことに気づきました。
そりゃ、そういう男が寄ってきますよね(笑)
だから男性に喜ばれるための女磨きをやめて、自分を喜ばせてあげる人間磨きをしようって思ったんです。
それで料理教室はやめて、前から興味があった陶芸教室にいくことにしたら、そこで出会った人が今の旦那さん、というわけです。
不思議ですよね。自分らしく生きようと思った瞬間に出会いが変わりました

 

理想の条件ではなく、これだけは譲れない条件を3つに絞る

譲れない条件にハマるなら何回か会ってみる
トモカさん(28歳)
最初は「できるだけのたくさんの人に会った方がいい」と言われたのですが、時間がそんなに取れなかったので、効率的にいい人に出会う方法を考えました(笑)
ただ理想の条件を並べるとキリがないと思ったので、「これだけは絶対に譲れない」と思う条件を3つ決めることにしたんです。
具体的には
  • 子どもや動物が好きな人
  • きちんと自分の間違いを認められる人
  • 家族仲がいい人
です。
1と3はシンプルに自分がそうだから。
2は元カレがモラハラっぽく、全てわたしのせいにしてきたので、そういう人はもう絶対にやだなって(笑)
そうやって「絶対に譲れない条件」を決めたことで判断に迷わなくなりました
条件から外れる人に会う必要がなくなったし、逆に当てはまるなら初回のデートでちょっと違うかも?と思っても、2回3回と会ってみようと思うようになりました。
今の夫が「あ、この人いいな」と感じたのは4回目のデートの時でした。
この条件を明確に決めてなかったら、2回目のデートあたりで切っていたと思います。

 

行動範囲を広げ、会う人数を増やす

使えるものは全部使うようにした
ヒトミさん(30歳)
以前のわたしは完全に「自然な出会い」を求めている人でした汗
アラサーになって「このままではマズイ・何かを変えないと」思い、とにかく出会いの幅を広げました。
  • 婚活アプリ
  • 合コン
  • 婚活パーティー
  • 相席屋
使えるものはなんでも使おうと思いました。
これを全部使ってダメなら結婚相談所への入会も覚悟していました。
でもいろんな人に会って話をしたおかげで、自分がどんな結婚生活をしたいのかのイメージが明確になりました。
婚活友達もできて、愚痴を言い合えたりできたのもよかったです。
そうこうしているうちに、半年くらい経ってアプリでマッチした人にピンときて、「この人だ!」と思って決め打ちして、気づいたらわたしからプロポーズしていました(笑)
前の受け身な自分からしたら信じられないですが、試せるものは全部試すという行動に移したことで自信がついたのだと思います。

 

「結婚をゴール」にせず「幸せをゴール」にする

何のための結婚なのかを考える
プロのアドバイス
上記で紹介した女性たちのエピソードは、それぞれアプローチは違えど、全員が「自分はどんな結婚生活を送りたいのだろう?」と考えた、という点で共通しています。
そう考えたからこそ、自分自身のあり方を見つめなおしたり、自分の理想に近づくための方法を自発的に選んだりすることができたのです。
繰り返しになりますが、結婚生活は50年以上続く共同生活です。
あまり「結婚そのもの」に夢や幻想を抱かずに、「幸せで穏やかな50年間」を送るために極めて現実的にそして慎重に相手を選んでいくべきです。
恋愛をするときと同じように「フィーリング」だけで選んでもあまりいいことはありません。(最終的にはフィーリングも大事ですが)
「この人とだったら大変な人生の荒波も一緒に乗り越えていけそうだな」という人生の戦友を探すような感覚で選ぶようにするとうまくいきやすいですよ。

 

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最後に|結婚しないことは悪いことではない

結婚することだけが幸せではない

既婚者の立場から言わせていただければ、結婚は確かにいいものだとは思います。

しかし、僕はたまたまパートナーに恵まれたから結婚をしただけで、相手が違っていたら間違いなく結婚をしていませんでした。

相手選びを間違えたがために、不幸になっている夫婦もゴマンといるので「全ての人に結婚をオススメしたい」なんて口が裂けても言えません。

結婚はあくまで人生のいちオプションに過ぎません

「籍に入る」という手続きを取らなくても、パートナーと呼べる人と一緒に暮らしている人もいます。

その人にあった幸せな形があり、それを追求していくことが重要だと個人的には考えています。

増え続ける独身者の割合

「ソロ人口 割合」の画像検索結果"

出典:東洋経済オンライン『2035年「人口の5割が独身」時代がやってくる

結婚をすることをゴールに置いてしまう人の多くは、周囲の状況や親の意見などから『なんとなく結婚しなきゃいけない雰囲気』を迫られています。

今の20〜30代の親の世代は確かに「結婚して当たり前」の価値観がありました。

しかしこれからの日本は、未婚者・離別などを含めた独身者が人口多くを占めていくようになります。

2035年には人口の半分が独身者になるような推計も出ているほどです。

このトレンドはほぼ間違いなく続いていくため、「結婚していなくて当たり前」の時代になっていきます。

この時代の傾向を考えれば、「世間体のために」結婚を選択する人が減っていきます。

だからこそ、本当に自分は結婚したいのだろうか?を真剣に考える必要があるのです。

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