LoveBookをご愛顧くださり、ありがとうございます。
このサイトの編集長を務めています、川口美樹と申します。
美樹と書いて「よしき」と読みます。
このページでは、
経緯についてお話させていただきます。
一見何の脈絡もないように見える経歴にも、そこにはきちんとした理由があるのです。
LoveBook編集長:川口美樹
3,000人以上の人生相談経験を元にした、恋愛・結婚・パートナーシップ・性についての匿名相談が好評。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。
僕はもともとのキャリアを俳優業からスタートしている人間です。
『金曜日のスマたちへ』(TBS)の再現VTRなどに出演していました。
そんな僕がなぜ恋愛メディアの編集長をしているのか、不思議に思う方もいるかもしれません。
それは僕がこれまでずっと「自分の感じた違和感」を大事にして生きてきたことが関係しています。
僕は中学進学の時に私立を受験し、高校2年生まで国立の一橋大学をなんとなく目指して受験勉強をしていました。
ところがある時「学びたいことが決まってないのに、大学を受験するのは変じゃないか?」と思い始めました。
結局、その違和感を拭いきれなくなり、ある舞台の観劇をきっかけに、映像演技を学べるコースのある日本大学芸術学部に進学し、お芝居の勉強を始めました。
大学卒業後はそのまま俳優の道を進む……のかと思いきや、やっぱり芸能界のあり方に「違和感」を感じて、俳優を辞めて独立し仕事を始めていました。
振り返ってみると僕は常に「周囲の人とは違う人生を選択してきた」ように思います。
小学生の時に私立の中学に受験した人は、30人中5人ぐらいでしたし、進学校から芸大にいったのは、同じ学年の200人のうち1人でした。
芸能界でも何万何千といる売れることを目指す役者さんの中にいて、自分で仕事を始める人は当時ほとんどいなかったと思います。(今ではさほど珍しくないですが)
僕は俳優を辞めてから、美容やダイエットのカウンセラー兼アドバイザーとしての活動を始めました。
幸い芸能界は美容と健康にお金をかける人が多かったため、いろんな人を紹介していただき、仕事を軌道に乗せることができました。
その結果、延べ1,000人以上の女性の健康相談に乗ることができました。
健康のカウンセリングを通じてわかったことは、「体の悩みと心の悩みが直結している」ということです。
健康相談にきた女性の大半が、職場での、もしくは恋人との人間関係にストレスを抱えていたのです。
しかし僕は恋愛に関しては全くの素人でアドバイスができません。
川口
さて、これは困ったぞ。
そう思いました。
とはいえ僕も、自分のしたいように生き、自分の感じたことを行動に移してきた経験は、同じ年代の人と比べてもたくさんしてきた自負がありました。
そしてその分、自分の心が揺さぶられ、他人や自分自身と向き合う機会も多くなりました。
そこで僕は、僕自身が自分の仕事を通じて抱えた悩みと、それを乗り越えた経験(※1)を、彼女たちに共有してみることにしたのです。
するとどうでしょうか。
恋愛のことはほとんど話していないのに、その悩みの「本質」に触れることができたおかげで、彼女たちの顔がみるみる明るくなり、カウンセリングが終わった時には泣き出す人も出てくることさえあったのです。
その体験から、恋愛の経験が豊富ではなくても、人間の心の本質を理解することができれば、彼女たちが抱えている恋愛や仕事の悩みを取り除いてあげられることがわかったのです。
川口
そして同時に一つの疑問が湧きました。
世の中にはこれだけたくさんの恋愛ノウハウが溢れているのに、いろんな人が恋愛の悩みから解放されないのは、その「本質」に触れられていないからなのではないか?と。
これは、ダイエットやスキンケアについても同じことが言えます。
これだけたくさんの美容法が溢れているのにもかかわらず、相変わらず美容に悩んでいる人は多い。
しかし、きちんと体の仕組みと基本的な科学の知識を学べば、アドバイザー不要で自己管理できるようになります。
川口
そこで、恋愛の本質を発信していけば、自分で恋愛の悩みを解決できる人が増えるのではないか?考えました。
こうした想いから僕は「本質を伝える恋愛のプロ」を名乗ることになりました。
時代が変われば価値観も変わる。
これまで正義だと思われてきたことが、明日急に悪になる。
例えば「美人」に関しての価値観も時代によって、その姿を変えてきました。
今でこそ多くの女性の憧れの対象になっている「モデル体型」は、一昔前までは美女の条件ではありませんでした。
絶世の美女だと言われたヴィーナスでさえ、ボッティチェリ作の『ヴィーナスの誕生』などを見る限り、スタイリッシュだとは言い難いですし、西洋絵画の裸婦像の多くは現代風に言えば「ぽっちゃり系」で描かれています。
日本においても、平安時代にモテていたのは、ふくよかな白い肌のお歯黒をした教養のある女性でしたし、江戸時代に登場した浮世絵に登場する美女たちは全てつり目の一重でしたから、現代人の「美人」の感覚とは異なっていたことは明白です。
しかしそれが当時は「常識」だったのです。
そして現代に生きる私たちもまた、世の中に流れる情報や有名人などの外見などから、「美人とはこうあるべきもの」という常識に縛られています。
同様に、恋愛観や結婚観もまた、「こうあるべきもの」という常識に縛られてしまってはいないでしょうか。
これまでの夫婦モデルでは、「男が稼いで、女が支える」モデルが「常識」でした。
そのため、その「常識」から外れる人は非常識だと言われたのです。
これは、日本経済が上昇していて、「頑張って働けば年功序列で報われる」ことが前提にあって初めて成り立つものです。
婚活セミナーをした時の一枚
少し前までの時代(2000年前後)まで、多くの女性の結婚観は
というある種の「共通のゴール」によって支配されていました。
ところが現代では大企業=安定の図式はすっかり崩れてしまいましたよね。
弁護士やお医者さんですら仕事がない時代に突入した今、その共通の「ゴール」を目指すことが当たり前ではなくなりました。
ただ、前提が崩れているのに、この「旧時代の常識」は僕たちの脳にしつこくこびりついています。
こういったなんとなく蔓延している「常識」に、僕たちは気づかないうちに苦しめられているのです。
もしかしたら僕たちは、まだ一人一人に合った愛し方があるのだと思えておらず、どこかで恋愛の「正解」を追い求めているのかもしれません。
しかし、これだけ価値観が多様化した時代で、全員に共通する恋愛の「正解」や「常識」があることの方が不思議です。
そんな共通のゴールなどはもう存在せず、一人一人が自分のゴールを探していかなくてはいけないのです。
それでも周囲は前時代の「常識」であなたの価値観を縛ろうとするのです。
その「常識」を取っ払い、一人一人の理想のあり方を見つけていくこと。
そのお手伝いをすることが僕が「恋愛のプロ」としてあなたに貢献できることだと思うのです。
僕は物心ついた頃から「自分が感じた違和感」を大事に生きてきました。
そしてその「違和感」を日本の恋愛・結婚市場にも感じています。
この記事を読んでいるあなたも「おかしいな」と感じることはないでしょうか。
僕はあなたが感じているそういった違和感に対して、本質的な考え方を共有することで、自分で自分の恋愛の正解を作っていくお手伝いがしたいと思っています。
LoveBookの記事一つ一つが、少しでもあなたのしたい自由な恋愛への後押しになれば嬉しいです。