運命の人は、「出会う」より「磨いていく」ことが大事という話

記事更新日: 2020/10/24

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVにも出演している。マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通し、Twitterのフォロワーは1万人を越える。(プロフィールページ

 

僕は普段、恋愛相談の他にも、キャリアや独立の相談に乗ることがあります。

川口

その中で最も多い相談は、「好きなことがわかりません」という悩みです。

僕は、こういう人たちに必ず言うようにしていることは、

好きなことが見つかるから仕事が楽しくなるんじゃなくて、楽しくやるから仕事を好きになっていく

ということです。

キャリアに悩む人たちの多くが、「自分が大好きになれる仕事がどこかにあって、それさえ見つかればキャリアが輝き出す」と考えています。

しかし、この考え方は、「自分が大好きになれる人がどこかにいて、その人に出会えれば幸せになれる」と考えている「青い鳥症候群」の女性と同じ発想です。

川口

「運命の仕事」が存在しないように、「運命の人」なんてものは存在しません。

「運命の人」は「天職」同様に、出会うものではなく磨いていくものなんですよね。

この記事では、運命の人と出会えてない人は、何が問題なのか?をしっかり解説していきます。

運命の人なんて存在しない!?

よく「出会った瞬間に雷が落ちた」なんて表現を耳にしませんか?

人から直接聞いた事がある人や、漫画やドラマなどのシーンで見た事がある人もいるでしょう。

そしてそれにモロに影響を受けて

 

私も、雷が落ちるほどの運命的な出会いを体験したい!

と思ってしまってはいませんでしょうか?

実はあの「ビビッときた」体験をできる人は、そのビビッとくる出会いをする前に、「自分に合わない人」にたくさん会ってきてる人たちなのです。

筆者が妻と出会ったときのこと

川口

僕も、妻と会ったときは、『あぁ、多分この子とは長く付き合うことになるな』という確信がありました。

僕はそれまでに仕事でもプライベートでも、いろんな人に会ってきたので、様々な人の価値観や考え方に触れてきました。

そしてそれらを参考にしながら、「自分というものの形」をはっきりさせてきました。

▼「自分」がハッキリしている状態
  • 自分がどんなことを大切にしている人間で
  • どんな人生を送りたいと思っていて
  • どんなパートナーを必要としているのか?
  • 自分がどんな人のパートナーになり得るのか?
  • 自分の強みと弱みをしっかりと把握でき
  • 「私はこういう人間です」と他人にプレゼンできる状態

この自分というものの形がハッキリしないまま妻にあっていたら、おそらく見向きもしなかったでしょう。

しかし、自分が何を大事にしている人間なのか?という明確な軸を持っていたからこそ、「あ、この人だ」と気づく事ができたのです。

運命「っぽい」出会いに注意しよう

川口

「自分が何者か」がわからない状態では、いわゆる「運命の人」には出会うことはできません。

自己分析が甘いままで、「あ、この人だ!」と思う出会いがあったとしても、それを「生涯を共にするパートナーになりうる」と認識しない方が良いです。

それは単純に脳に恋愛ホルモンがドバドバ出ているだけで、ただの興奮状態による錯覚である可能性が高いです。

「あ、この人かな」に出会うために必要なこと

このように、生涯を共にするパートナーと出会うには、

  • 生涯を共にすることにならない人との出会いの数と
  • 自分の価値観を内省し、壊し、構築し直した回数

が絶対に必要です。

それ無くして「運命の人」と結ばれることはほとんどない、と言っても過言ではありません。

川口

そして、もう一つ。「運命の人」と結ばれるために必要な事があります。

好きになる努力をサボってはいけない

いつまでもパートナーに恵まれない人に共通している事があります。

それは、

相手を好きになる努力をしていない

という事です。

価値観や性格の「高望み」に気付こう

「いつかどこかで運命の人に出会える(特に何も努力しなくても)」と思っている人は、とにかくこの努力が欠けています。

なぜなら自分の中での理想が高すぎて、それに合わない人をどんどん排除していってしまうから。

いわゆる「高望み」という状況ですが、本人はそれに気づく事ができません。

価値観や性格の高望み」は、「イケメン・高収入」の高望みとは違い、外から判断できないのが厄介です。

自分に理想にピッタリの仕事がないように、自分の理想にピッタリの人もいません。

川口

そこで重要になるのが「好きになる努力」です。

人を好きになる努力をしよう

人を好きになる努力をすれば、理想ではなかった人でも、可能な限り理想に近づけていく事ができます。

▼人を好きになる努力とは?
  • 相手の価値観だけでなく、それが育まれた背景やストーリーを知ること
  • 相手を減点式で評価するのではなく、加点式で評価すること
  • 自分の狭い常識の中で、相手をジャッジしないこと
  • やってもらって当たり前、ではなく、やってくれてありがとうの意識を強烈にもつこと
  • 自分を選んでくれたという前提を決して忘れないこと
  • 好き、愛している、幸せ、ありがとうなどのポジティブな言葉を発すること

これらを繰り返していけば、本当に相手のことをどんどん好きになっていきます。

2人の間で多少うまくいかないことがあっても、早々に手放したり、簡単に諦めたりはしません。

そうやって真剣にお付き合いを重ねた結果、「運命の人になっていく」という訳です。

運命の人は「磨いていく」もの

川口

運命の人に出会えた!と言っている人たちの言葉に騙されてはいけません。

彼ら(彼女ら)は運命の人に出会う前にいろんな努力をしてきた人たちです。

そして、出会ってからも運命の人を運命の人たらしめる努力をしてきた人たちなのです。

そして残念なことにその努力の過程を教えてくれません。(そんなことわざわざいうものじゃないと思っているか、説明がめんどくさいと思っているか、その努力を努力だと認識していないか、という理由で)

多くの出会いを経験してきた人が、「この人だ」と思える相手に情熱を突っ込んだ結果、運命の人だと思えるようになるだけのことなんです。

好きになれる人を探す前に、人を好きになる努力をしましょう。

人を好きになる前に、自分の価値観と向き合い、「自分の形」を知りましょう。

そうやって、自分を磨き、相手との関係性を磨いて行った人だけが、運命の人と結ばれるのです。

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