記事更新日: 2024/02/20
川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。（プロフィールページ）
川口さん、いつも勉強になる恋愛の知識を発信してくださりありがとうございます。
大学三年の女性です。
ずばり、女性に求める容姿のハードルがそんなに高くなくて、彼女である自分を「一番綺麗、可愛い」と言ってくれるような男性を見つける方法を教えて頂きたいです。
私は過去に4人の男性と交際してきたのですが
といった元彼ばかりと付き合ってきました。
私がお洒落してきても特に何も褒めてくれないのに、3キロほど太ったりすると「すぐ筋トレした方がいい」とか良くない変化にばかり気づく元彼たちの態度に心が折れ、その度に恋心が冷めていきました。
Twitterなどを見ていると、「〇〇ちゃん可愛い」と彼氏に毎日のように言ってもらえる女性が多いように感じてしまい、とても羨ましいと思ってしまいます。
例え恋の盲目だとしても、付き合った彼女を一番可愛いと思って言葉にしてくれる男性と出会う方法ってあるのでしょうか？
長文かつ乱文の文章失礼いたしました。
アドバイスが頂ければ幸いです。
川口
ご相談ありがとうございます。
『たとえ嘘でもいいから、毎日でも可愛いと言い続けてくれる彼氏が欲しい』
『そんな彼氏はどこで出会えるのか』
という相談をいただきました。
例えばですが、男友達がこんな相談をしてきたとします。
元カノがみんな元彼自慢をしてくるから、そういうのもう嫌なんだよね。
彼氏である自分を「一番カッコいい、最高！」と毎日のように言ってくれるような女性ってどこにいるのかな？
ただ、僕はとびっきりかっこいいわけでもないし見た目についてダメだしをされたくもないから、高い要求はしてこない方が良いんだよね。嘘でもいいから、1番カッコいい・1番好きって言い続けてもらいたいんだ。
川口
さて…あなたならなんて答えますか？
いかに無謀な質問をしているか、気づいた方が多いのではないかと思います。
ということで、早速本題に入りたいと思います。
あなたを心から「一番可愛い」と言い続けてくれる彼氏は
と思ってください。
可愛いと言い続けられる必須条件は、あなたが自分のことを世界で一番綺麗で一番可愛い、心から確信していることです。
このページの目次
川口
そもそも元カレたちが『どうして元カノとあなたを比較するのか』を考えたことがありますか？
それはあなたが年がら年中・モデル・元子役・インスタグラマーたちと自分を比較して「私もあんな子たちみたいにかわいくなれたら」と思っていることが原因です。
あなた自身が比較しているわけですから、彼がそれに合わせて、あなたと誰かを比較するのは当然と言えば当然なんです。
あなたのお洒落のモチベーションの中に『（元カノよりも）可愛いね』って言ってもらいたいという気持ちがあるのでしょう。
でもあなたがそのバトルを続けている限り、あなたが一番だと言ってくれる人は現れません。
なぜなら、あなたが自分のことを一番だと信じていないからです。
川口
"誰か"より優れていることを目指さないでください。
あなたは、モデルのA子さんでも、インスタグラマーのB子さんでもありません。
あなたにしかない可愛さと、あなたにしかない美しさがあります。
それを本人が信じないで、どうやって周囲が信じられるでしょうか？
また、他の誰でもないあなたに惹かれて、彼はあなたと付き合ったのですから、彼を信じていないことにもなります。
川口
比較することを、今この瞬間から辞めてみませんか？
加えて、他人に承認されることを求めるのはやめましょう。
人間関係は鏡です。
あなたが恋人に「可愛いね」と言うことを求めるから、恋人が「すごいね」と言うことを求めて元カノ自慢をするのです。
あなたが彼氏の視線を独占したがるから、あなたの視線を独占しようと彼氏が他の女性を追っかけるんです。
彼氏に「世界一可愛い」と言ってもらいたいなら、あなたが彼氏を「世界一イケメン」と心底信じてください。
そのためには、他人に対して期待することをやめ、毎日感謝し、日をますごとに「好きになっていく努力」を続ける必要があります。
「〇〇ちゃん可愛い」と毎日のように言ってもらえる女性たちは、毎日のように「〇〇くんイケメン、大好き、ありがとう」と言っています。
それが鏡になって返ってきているだけです。
川口
あなたの目の前にある現実は全て、あなたが具現化させているんです。
まずはそれを自覚するところから始めましょう。
…あとやってないかもしれませんが、港区界隈に行くのだけはやめたほうがいいですよ！
元彼の人たちの発言を聞いて、見栄とプライドの塊だなと感じます。
そういう人たちの集まりには今後一切参加しないでください。
その人たちとお似合いになると、20代後半に市場価値が急落して再起不能になります。
あなたのことを毎日可愛いと言ってくれる彼氏候補は、薄っぺらいコミュニティや港区界隈・マッチングアプリで出会うヤリモクまがいの人の中にはいません。
初対面で「男らしくない」とか「甲斐性がない」と感じるであろう人の方が、ずっと素敵な彼氏になったりするんです。
その人たちは、きっとあなたのことをファッションでも体重でも評価せず、あなたの人間性でしっかり判断してくれるでしょう。
少なくとも「元カノ自慢をする」男にまともな男は絶対にいないとお考えください。
川口
人間関係は鏡であることを忘れずに、見栄とプライドばかりの男を好きになるのはやめて、本当の意味で『いい男』を捕まえましょう。
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