川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
はじめまして、SKと申します。
性別は男性、年齢は30歳です。
Twitterでつぶやく意見を日頃から参考にさせていただいております。
川口さんに相談なのですが、いつも対峙する女性たちから「男っぽくない」とか「異性と感じられない」という言葉をもらいます。
ついこの間も、私としては良いなと思った女性から同じ言葉をいただいたと同時に、好きな人ができたことを知らされ応援する側に回ることとなりました。
人間として接しやすいのは利点と思えるのですが、恋愛面的だとマイナスになるので一体どうしたらいいのでしょうか。
川口
異性としての魅力を演出するか、ターゲットを変えるか、あるいはその両方ですね。
このページの目次
まず前提として「異性を感じられない」と言う人間のセリフを真に受ける必要はほぼありません。
"その人が"そう言っているだけで、女性の意見を代表するものではありません。
どんな人に"異性"を感じるかは、人それぞれなので本当にあてになりません。
というのも、僕も過去に似たようなことを言われたことが何度もあるからです。
僕は「男」を出すのが苦手なので、女性からすれば安心して話せる相手だったのでしょう、よく「友達フォルダ」に入れられてました。
川口
SKさんのように、好きな人の相談相手になってしまうこともしばしばでした。
ただ友人として詳しく話を聞けたことで「女性の言う"優しくて紳士な男性"は、親身になって相談に乗る人ではなく、"気遣いをしつつ不快にさせることなくロマンティックに口説いてくれる男性"なのだ」という女性の本音を知ることができました。
いわゆるモテテクを学び始めたのもこの頃です。
そして本当に「いい人であること」をやめ、「最初から口説くつもりで女性に接する」ことを意識すると、これまでよりもずっと簡単に「異性として見られる」ことができるようになりました。
その辺りのノウハウはこちらにまとめていますので、よければ参考にしてください。
ただ、ある程度「モテる」ということがわかってくると、それが「作られた自分であること」に対してしんどくなってきてしまったのです。
確かに、男らしく振る舞い、こまめに連絡をし、ロマンティックなデートを演出することで、モテるはモテるんですが、途中から「めんどくせぇ」ってなったんですね。
そこで、狙うターゲットを変えた。のです。
それまでは、いわゆる「優しくて紳士な人が好き=男性にリードして欲しい」女性を対象にしていました。
それを「1人でも生きていけるけど、たまにふと寄り添ってくれる絶対的な理解者が欲くなる」女性にターゲットを変えたわけです。
このターゲットに変えた理由は、たくさんの女性とお会いする中で、特に意識しなくても好意を寄せてくれる女性の共通点が、この特徴を持たれていたからです。
そこからの恋愛はとにかく全てが楽でした。
基本的に相手は自立してますから、ラインをこまめに入れる必要もないし、会計も積極的に割り勘だし、夜も受け身ではないので、恋愛に対する精神的・経済的コストが極端に下がりました。
その延長で妻とも出会っています。
あとで分かったことですが、モテるためのルールと、パートナーシップを築くためのルールは全く違います。
多くの女性が求める「男らしさ」を追求することと、自分の個人の幸福を追求することが交わりません。
僕が恋愛工学やナンパ術を推奨しないのはこのためです。
SKさんにお伝えしたいのは、これまで指摘されてきた「異性」に磨きをかけるのは構わないのですが、モテるだけで幸せにはならないですよ、ってことです。
川口
ちょっとした自信にはなるのでやってみてもいいですが、無理してやるものでもないかなと思います。
SKさんがご自身の特性を活かして穏やかな恋愛をするためには、男性に「男らしさ」を求めていない女性にアプローチしたほうがいいです。
対象人口はグッと減りますが、マッチ率(相性)は格段に上がります。
バリキャリに多い傾向ですが、バリキャリでも依存型の女性はいますので、見極めは必要です。
恋愛にドキドキやラブラブチュッチュを求める人もいれば、「そんなんいらん。安心感さえあればいいんや」と言う人もいます。
仕事と同じで、自分の才能が活きる市場と全く活かせない市場が恋愛にもあります。
自分がどんなタイプに好まれ、どんな人のニーズを埋められる人間なのか、ぜひ分析してみてください。
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