【課題の分離】浮気された後の対処法とは?うまく付き合い続ける考え方

記事更新日: 2023/12/29

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

▼【相談内容】浮気をされたらうまくいかないの?

先日彼氏に浮気をされてしまいました。

浮気相手とは完全に遊びだったこと、許してもらえるのならばどんな条件でも飲むと彼が言ってくれたことから、許そうと考えています。

 

ですが、やはり一度浮気をした相手とやり直すのは上手くいかない可能性が高いのでしょうか?

また浮気をされても、その後上手く行くケースはありますか?

教えて下さい。

川口

結論から言うと

うまくいかせようと思えばうまくいくし
うまくいかないと思えばうまくいかないです。

川口

ただ、無理にうまくいかせようとする必要はないので、無理だなと思えば別れても全然問題ありません。

 

恋人に浮気されると、裏切られた気持ちや不安が大きくなり、心も不安定な状態になります。

  • 浮気癖は治らないという意見もあるし
  • でも相手のことは信じてあげたいし
  • でもでもやっぱり、信じていいのかどうなのか?

いろんな思考がごっちゃになって冷静に判断できなくなってしまうことがよく有ります。

こういうとき、浮気された側は『どのような判断軸をもって対応すべきか?』わからなくなってしまいますよね。

そこでこの記事では、浮気したパートナーの接し方や、別れる・別れないの判断基準をお伝えしていきます。

しかしこれは正解不正解のない話であり、最終的にはケースバイケースで、自分の心がどう感じるのか?が一番重要なポイントになります。

ただ『課題の分離』ができていれば、バッドエンドを防げるでしょう。

※課題の分離=人との間にトラブルが起きたときに、それは自分の課題なのか他人の課題なのかを切りわけて考えるというもの

これを読んでいるあなたも、決断を急ぐ必要はありません。

この記事に書いてあることを参考に、ゆっくりご自身の気持ちと向き合ってくださいね。

 

【注意】「絶対に浮気されない方法」なんてない



浮気を疑えば疑うほど浮気されてしまう

まず前提として、パートナーの浮気を100%防ぐ方法はこの世の中に存在しません。

むしろ防ごうとするあまり、相手を信用できなくなり、結果相手から信用されなくなり、本当に浮気されてしまう、という人が後をたちまさん。

浮気を疑えば疑うほど浮気される。これを『予言の自己成就』といいます。

 

人は、物事を合理的に判断できない

『人間には理性があるのだから、浮気や不倫もなくせるはずだ』という意見も分からないでもありません。

しかし、人の理性がそんなに信用できるものなら、誰も宝くじ売り場には並ばないし、パチンコやソシャゲがこんなに儲かることもないはずです。

人間の理性は信用できない、だからこそ回る経済もあります。

参考図書:ダン・アリエリー『予想通りに不合理

 

「浮気しない」社会の実現は難しい

是非はともかくとして、現行の一夫一妻制は動物的な観点からは人間に最適化されたシステムではない、ということは、色々な学者さんが色んな学問の観点から結論づけているようです。

詳しくは『人はなぜ不倫をするのか?』という書籍をご参照ください。

川口

雑に要約すると不倫は防げないよねって本です。

参考図書:亀山早苗『人はなぜ不倫をするのか

 

【課題の分離】浮気されるかどうかは相手次第、ではなく自分次第

ではその「浮気を防ぐ方法はない」という前提に立ったときに、どのように浮気と向き合えば良いのでしょうか?

僕は、以下のようにすることが大事だと考えています。

浮気との上手な向き合い方は『課題の分離』と『自責思考』

▼浮気したパートナーとの向き合い方
  • パートナーが浮気をするのは彼の課題であり、あなたの課題ではない
  • その夫と『今後どう関わるか』を選択するのはあなたの課題

  • 「自分が浮気されるわけない」と思えるほど自分の魅力を高め
  • 「この人が浮気するわけない」と思えるほど信用できる人を選び
  • 最悪浮気されても文句を言わない覚悟を持つ

川口

こう考えるのは、他人に期待しない方が幸せになれるからです。 

  • 浮気されないように頑張るのも自分
  • 浮気しないような人を選ぶのも自分
  • 最悪浮気されてしまった原因も自分

と課題を分離し、『全ての責任の所在を自分に集約する』ことで、何をすべきか?の線引きをクリアにすることができます。

 

浮気されるのもされないのも、全て自分次第

今回の例で言うと、誰が悪いのかで言えば100%彼氏が悪いです。

ですが、彼氏に遊ぶくらいいいでしょと思わせたのも、その彼氏を選んだのも自分であり、ありとあらゆる意思決定の結果、「自分が恋人に浮気されるという事実を作った」と考えることもできます。(無論、そう考えなくても良いですが)

逆に言えば自分次第で、彼氏に「彼女を差し置いて火遊びなんてとんでもない」と思わせることも、普段から「彼女を泣かしちゃいけない」と思っている男性と付き合うこともできるわけです。

そう考えると、

  • 「この人に浮気されちゃったらもうしょうがないわ」って思える相手を真剣に選ぶ必要性も
  • 「この人を泣かせたら腹切ってお詫びしよう」って思える人に愛情を注ぐことの必要性も
  • その両方をもってして「裏切られても文句を言わない」という覚悟を持つ必要性

理解できるのではないでしょうか?

全ては自分次第で幸にも不幸にもなるのです。

浮気を許すのか許さないのかの判断軸

彼氏の浮気が再発するのかどうかは誰にも分かりません。

本当に心を入れ替えて死ぬまで二度としないかもしれません。

許すのか許さないのか、どちらを選ぶのかは重要ではありません。

許すなら信じ切る覚悟を持つしかないし、その覚悟が持てない相手ならとっと別れた方がいいです。

全ては自分次第なので、そこに「相手の出方次第」という辛い相手を選ばない方が、人生を幸せにいきられるのは言うまでもありませんね。

川口

ただ最終的にあなたが幸せになっていれば万事OKなので、そこが判断軸になります。

 

その相手は彼でも、彼じゃなくてもどっちでもいいんだよってことです。

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