【究極論!】人が不倫する本当の理由があるならそれは本能だから!

記事更新日: 2021/02/09

ライター: よーへー

この記事を書いた人

よーへー恋愛・婚活アドバイザー

40歳までに結婚、子供二人の子育て、離婚を経験し、現在は再婚しています。
人生の荒波を乗り越えた経験を生かし、今では多くの人の悩みを解決しています。

よーへー

以下は亀山早苗さんの著書「人はなぜ不倫をするのか」の「はじめに」に書かれている文章です。

ちょっとびっくりする言葉にも聞こえませんか?

「もとはといえば一夫一婦制に無理がある」と断言する人も少なくない。結婚したら最後、誰とも恋愛できないなんてそんな不自由なことがあるのがおかしい、一生ひとりの人だけに縛られて生活するのは疑問だ、そんな声も耳にする。

引用 亀山早苗 SB新書 2016年8月 P3 11行目

以前に比べて不倫をする人が増えている世の中で、人は色々な考えを持っているんだと教えられる一冊です。

引用 亀山早苗 SB新書 2016年8月

各専門分野の8人の学者が「人はなぜ不倫をするのか」についてインタビューに応えます。

その中身は、「恋愛」と「結婚」は別物で、人は男と女しかいない以上、出会えば恋に落ちる可能性は誰にでもあるということを痛感させられるものでした。

動物学的には当然で、社会学的にも「やむを得ないこと」、それが不倫だと書いてあります。

よーへー

そんなこと、納得できますか?

私の見解は以下の通りです。

人なら理性で判断出来るでしょ!!
~この本を読んで感じたこと3つ
・ヒトの本能が多様性のある遺伝子を残すことだから、不倫も本能であることは分かる
・幼少期の親からの愛情不足などの理由で、不倫してしまう傾向があるのは理解出来る
・それでも人には理性があって、誰が傷つくのか、不倫では幸せになれないことが分かるから不倫はなくなって欲しい

それでも読み進めるほどにヒトも動物の一種で、その中身はやはりヒトの繁栄のためのプログラムが本能的に組まれているのかなと、そう思わされる著書でした。

よーへー

そこで今回は本書の要点をまとめながら、私自身の見解もお話してけたらと思います。

このページの目次

不倫はただそこにある事実

著者 亀山早苗(フリーライター)とは

プロフィール

亀山 早苗(かめやま さなえ)

1960年東京生まれ。明治大学文学部卒のフリーライターで、女性誌などで活躍中。女性の生き方を中心に恋愛、結婚、性の問題に取り組み、かつ社会状況を的確に分析する筆力に定評がある。著書に、『不倫の恋で苦しむ男たち』『不倫の恋で苦しむ女たち』『「妻とはできない」こと』『「夫とはできない」こと』(WAVE出版)、『男と女ーセックスをめぐる5つの心理』(中央公論新社)、『「最後の恋」にい彷徨う男たち』(双葉社)、『婚外恋愛』(メディアファクトリー新書)などがある。

この本のあらすじ

人はなぜ不倫をするのか。

いつの時代も多くの人が根拠の強い答えを持てずに、その答えを探している。

本書では生物学的社会学的見地から、 第一線で活躍する8名の学者陣にその答えを聞いている。

これまで婚姻関係の外での恋愛やセックスは、 個人の倫理観や道徳感にゆだねられてきた。

しかし生物として、動物として、人はどのような心、体のしくみで不倫をするのか。

さまざまなジャンルの専門家が、それぞれの学問をベースに不倫を解説する。

亀山さんは不倫を否定も肯定もしない

よーへー

この著書での亀山さんのメッセージを紹介します。

だが、それは「そこにある事実」である

引用 亀山早苗 SB新書 2016年8月 P226 12行目

「不倫はそこにある事実」であり、本人が意識していなくても心の底に恋愛の欲望があれば、何かのきっかけで誰しもが不倫をする可能性はあるのです。

著者は過去にも様々な理由で不倫をした人にも取材しているが、不倫するにはそれだけの理由が存在すること、その事情は誰にも推し量れないものであると訴えます。

それらが私たち人間にとって、動物学的に当然であること、社会学的に止むを得ないことであることを専門家から引き出し、持論に裏付けを加えています。

そもそも家族というのは恋愛感情がなくても習慣と家族愛だけで成り立つもので、それは結婚して恋人から家族に変わった夫婦にとっては恋愛感情もセックスもいらないことになるのです。

だからこそセックスパートナーが別に必要で、結婚と家族は別であるということを発信しています。

よーへー

では各章ごとに学者の紹介、あらすじ、私の意見の順で紹介します。

第1章 人はなぜ不倫をしないのか

上野千鶴子(社会学者)とは

プロフィール

上野 千鶴子(うえの ちづこ 1948年7月12日生 )

専攻は、家族社会学、ジェンダー論、女性学で東京大学名誉教授、立命館大学大学院先端総合学術研究科の特別招聘教を歴任。
京都大学時代は全共闘活動家だったが、闘争のバリケードの中でも女性差別を経験。
日本の女性問題史の整備にも努め、1970年代に起きたウーマンリブ運動への再評価も行った。
1987年から1988年にかけて世論を賑わせたアグネス論争にアグネス・チャン側を擁護する側で参入。
その後も多くの著書の発表や公演に立ち、賛否両論多くの論評を生んできた。

上野さんの主張

「人はなぜ不倫をしないのでしょうか」

生涯ひとりの人としかセックスしない約束である結婚に興味がないし、なぜそんな出来もしない約束をするのか。

結婚しなければ不倫は成立しないという考えから、常に性的にも自由であることを重要視している。

恋愛相手すら「友達」と呼び、「恋をする相手はひとりでなければいけない」、「性関係をもつ相手はひとりだけ」ということへアンチテーゼを提唱している

一生安心できる夫婦愛の大切さ

よーへー

性的な自由より、安心できる夫婦愛が大切です。

性的な自由を求めるために結婚に興味を持たない上野さんの考えは、一緒に生きるかけがえないパートナーを持つ事とは相反しますし、私は家族がかけがえのないものだと思っています。

長く連れ添った夫婦の間の絆は、自分の両親を見ていても、時折耳にするニュースなどでその夫婦の絆を聞いた時も、いつも素晴らしいものなんだなと実感出来るからです。

結婚生活はかなりのいざこざや消化不良があるのも事実です。

  • 旅行などの思いで作りにお金を使いたい VS 教育費や老後に備えて貯金したい
  • 子供には厳しく教育したい VS のびのび育てたい
  • 家は一軒家 VS マンション

などはよくある話です。

それでも夫婦や家族はパートナーの意見も聞きつつ、1つ1つを解決しながら家族を作っていきます。

しかし、例えばもし浮気や不倫をしていたとしたら、相手にとっては衝撃的な事実をいつも隠して生きる事になります。

そんな嘘をついている本人が一番夫婦の絆を感じることは出来ません。

バレなければ相手は悲しまず、ましてや上手に隠せば相手は夫婦愛というものを感じてくれているかもしれません。

でも大事な夫婦愛を一番感じる事が出来ないのは自分自身ではないでしょうか。

パートナーに隠れてセックスパートナーを作ったっところで、死ぬ間際に後悔しないだろうか。

性的な自由を求めて幸せに生きようとしても、本当の心の幸せはそこにはありません。

だからこそ、結婚してまでセックスパートナーを持つことには共感出来ません。

2章 昆虫は恋をするのか?

丸山宗利(昆虫学者)とは

プロフィール

丸山 宗利(まるやま むねとし 1974年4月30日生)

東京都出身で東邦大学理学部卒業、北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。
2012年に自身の半生を綴った『アリの巣をめぐる冒険』(東海大学出版会)を出版し、この本がきっかけで2015年に情熱大陸(毎日放送)に出演している。
現在は九州大学総合研究博物館准教授で、アリやシロアリと共生する昆虫の分類や生態解明が専門分野だが、研究対象は多岐にわたる。

丸山さんの主張

つい煩雑なことを考えてしまう人に比べて、もっとも原始的な昆虫の世界を見ることはとても興味深い。

女王アリが統率するアリの巣が組織的に思えたり、昆虫でも浮気しているように見えたり怒っているように見えたりしますが、すべては遺伝子を残したいという本能である。

人は結婚していれば添い遂げるつもりはあるが、それでもオスというものは多くの遺伝子を残したい本能が残っているのではないか。

それでも人は理性を保つことで社会を作ってきたし、理性を持った人が生き延びてきたのかもしれないけど、封印してきた本能の発露として不倫が存在してもおかしくはないのではないか。

不倫が人を幸せにしないことは分かる

よーへー

遺伝子を残すのは本能だと言うのは分かるけれど、人は理性で判断できます。

人は頭で考えれば不倫が人を幸せにしないことは分かるはずです。

昆虫が理性をきかせて多くの遺伝子を残すことを放棄するとは考えられませんが、ヒトは最も頭で考えて行動できる生き物だからです。

いろいろなケースで始まる不倫がありますが、

  • 既婚でありながらマッチングアプリで遊び相手を探す
  • 元彼、元カノなどと既婚後に再開する
  • 職場の上司部下でなんとなく良く見えた

などは特に本人の意思が明確に関わっています。

不倫をしてバレた時にはパートナーには一生消えない傷が残ります。

二度となかった事には出来ない感情が残ります。

それを事前に想像することが出来るのが人間です。

もちろん昆虫にはそれが出来ないので、遺伝子を残すことが本能だからと言う理由で不倫とも言える不特定多数と交尾もします。

でもヒトは昆虫との違いは事前に想像する事出来る点であるため、だからこそ不倫して良いはずがありません。

第3章 動物の浮気は倫理では語れない

竹内久美子(動物行動学研究家)とは

プロフィール

竹内 久美子(たけうち くみこ 1956年生)

愛知県生まれで1979年(昭和54年)京都大学理学部卒後、同大学大学院博士課程へ進学し日高敏隆教室に在籍し動物行動学を専攻。
睾丸のサイズで男性らしさは決まっているとし、睾丸のサイズが小さい男は「日本版リベラル」になりやすいと発信している。

竹内さんの主張

動物でも一夫一妻制では夫婦が一緒にいることが多いですが、それは他のオスに取られないように監視しているものだったりする。

一緒に行動していないと浮気したりするが、それはより多様性のある遺伝子を残すためであり、良い遺伝子を持ったオスをメスは求める。

動物の歴史は病原体との戦いの歴史であり、妊娠、出産、子育てに時間がかかるメスにとっては良い遺伝子を選ぶことは非常に重要である。

オスとしても如何にして遺伝子を残すかは大切で、様々なオスの間で争いが行われている。

人は多様性のある遺伝子を残す事に意味はない

よーへー

もしヒトがもっと危機に追い込まれたら良い遺伝子の取り合いはありえるかもしれません。

隕石や感染病などによって、ヒトの繁栄に大きな危機が訪れない限り、動物のような本能に近い遺伝子の残し合いは不要です。

人はより社会性を身につけていて、さらに子孫繁栄の危機にいるわけではないからです。

それに比べて動物は常に天敵に狙われていて、人より遺伝子を残す本能的な重要性が強いと考えられます。

もし、ヒトも本当に隕石や感染症などで子孫繁栄が危機になったら、少しでも多様性のある良い遺伝子を残す必要が出てきます。

感染病や環境によって全滅しないためには、同じパートナーとだけで遺伝子を残すことでは十分ではありません。

多種多様な遺伝子を残す事で乗り越えていく遺伝子が出てくるわけです。

だから不倫も必要不可欠なものになるかもしれませんが、現在はそこまでヒトの繁栄に危機あるわけではありません。

だからこそ不倫は必要ではないのです。

第4章 宗教消滅で善悪の基準は変わるか

島田裕己(宗教学者)とは

プロフィール

島田 裕巳(しまだ ひろみ 1953年11月8日生 )

1976年(昭和51年)東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業後、同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
1984年(昭和59年)、同博士課程満期退学(宗教学専攻)。
その後は放送教育開発センター(現メディア教育開発センター)助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。
オウム真理教(現アレフ)は本物の修行型宗教であるとし、地下鉄サリン事件発生後も、一連のオウム真理教事件へのオウムの関与を否定する発言を続け、警察の強制捜査を批判するなどして擁護した。
しかしこれらの言動により、批判や中傷を受けることとなった。

島田さんの主張

昔は性に関して寛容な時代もあったが、第二次世界大戦が終わる頃までは婚外性交渉は姦通罪として罰せられていた。

それ以外では宗教によってよこしまな性欲は戒められていたが、現代では「不倫をいけないもの」として支える根拠がなくなっている。

「世間体」という規範すら崩壊して来ていることが最近の芸能人のニュースからも伺われるが、不倫を倫理面から否定する法律や宗教はない。

真面目な日本人の中では個人の判断でバッシングされる世の中になっていて恐ろしい社会と言える。

法律で罰せられなくても不倫は相手を傷つける

よーへー

人を好きになることは本能だから刑法では罰せられないけど、人が傷つくのは真実です。

人を好きになるのは自然なことであるし、性的な欲求はヒトの三大欲求でもあるため、これを刑法で罰することは私も無理があるとは思いますが、不倫で人が傷つくのは事実であり決して認められべきものではないと考えます。

不倫されて傷つくダメージの大きさは、物を取られたとか、場合によっては物理的に暴力を受けたよりも計り知れないからです。

確かに不倫したからといって逮捕され拘留されるわけではありませんが、された側にとっては一生残る苦しい想いにもなるわけです。

夜に眠れなくなったり、昼も悩んで家事や仕事が手に付かないなど、された側の気持ちは決して不倫した側には分かりません。

だからこそ宗教の教えや刑法での裁きがなくても不倫は認められてはいけないと思っています。

第5章 不倫は心を救うか

福島哲夫(心理学者)とは

プロフィール

福島哲夫(ふくしま てつお 1959年生)

大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会・臨床心理学専攻を卒業、大妻女子大学大学院人間文化研究科臨床心理学専攻を修了。
大妻女子大学にて、心理相談センター所長、人間関係学科長、大学院臨床心理学専攻専攻主任を歴任。
統合・折衷的心理療法、心理療法のプロセス研究、質的研究を専門としている

福島さんの主張

大人になって不倫をする人は幼少期の親からの愛が不足していたり歪んでいた人が多く、心の穴を埋めるように特に女性は年上の男性に惹かれる。

「愛される価値がない」とも思っていて、純愛に過ごすだけの不倫に繰り返しのめり込む。

結婚へ向けての煩わしい問題が不倫にはなく、純愛の段階でずっといられるためにそこに留まりやめられなくなる。

そこで、純愛にハマる事のない、誰も傷つけない不倫であればそれは純愛と言えるのではないだろうか。

自分本位な不倫は決して認めない

よーへー

親の愛情不足が不倫につながる傾向は理解出来ますが、それ以外の自分本位な不倫は許されないと思います。

不倫がバレた時にはその子どもも親からの十分な愛情を受け取れることが出来ずに、将来不倫しやすい傾向にあるのは理解できますが、そうでない多くの自分本位な不倫は認める事が出来ないと思います。

親の愛情を受け取れない間は常に心が満たされる状態にはならず、隙間を埋めたい気持ちは続きます。

なかなか埋まらないものが成長していつか大人の男性に出会ったら、何か大切ものに出会った気持ちになるのは理解できます。

それに対して職場で悩みを相談しているうちにとか、昔の彼氏や彼女に出会って盛り上がったとか、そんなことから始まる自分本位な不倫は、本能だからといって言い訳できるようなものではないと考えます。

第6章 性科学から不倫を考える

人は一生、同じ相手とセックスし続けられるか? 宋美玄(産婦人科医)

プロフィール

宋美玄(そん みひょん / Song Mihyon、1976年1月23日生)

在日韓国人三世で韓国の女性産婦人科医・性科学者。神戸女学院中学部・高等学部、大阪大学医学部医学科卒業、医籍登録は2001年。
所属芸能事務所は「株式会社 プエルタ デル ソル」で、ヒット作となった2010年の『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』とそのシリーズの作者として著名である。

宋さんの主張

ライフパートナーとセックスパートナーは一緒じゃなくて良いし、そもそも結婚したらずっと同じ人としかセックスしてはいけないなんて無理がある。

10代の頃に男性の性欲に付き合わされるだけのセックスをした女性が、その経験のまま結婚、出産、子育てをすると40代で子離れし時間が出来、その頃に会う余裕のある男性と初めて良いセックスを知ると続いてしまうのは、そんな背景があるのかも知れない。

さらに不倫相手の子供を産む女性がとても多く、その背景には多くの事情があるため、「制度」から外れただけで責めることは出来ない。

セックスパートナーがいて良いというのは自分本位

よーへー

セックスパートナーが欲しいというのはかなり自分本位だと思います。

自分だけセックスパートナーを持つことを肯定するのは非常に自分本位だと思います。

自分がセックスパートナーを持つといういことはパートナーにもそれを認めないとつじつまが合わないからです。

相手が他の異性をセックスしているのを知っていて、穏やかな家族を作る事が出来るでしょうか。

今の日本人のマインドでは難しいと思います。

隠れて自分だけセックスパートナーを持つという事はバレなければ可能ですが、それはお互いが認めた関係ではないのだから結局自分本位な不倫をしている人が多いのではないでしょうか。

だからこそ不倫を認める事はやはり出来ません。

第7章 行動遺伝学から不倫を考える

恋愛は遺伝子に左右される 山元大輔(理学博士)

山元 大輔(やまもと だいすけ、1954年3月12日生)は、日本の生物学者、東北大学教授で、専門は行動遺伝学。

東京都生まれで東京農工大学農学部卒。

1978年、同大学院農学研究科修士課程修了。

1981年、北海道大学理学博士。

1981年より1983年まで米国ノースウエスタン大学医学部博士研究員隣、三菱化学生命科学研究所室長を経て、1999年早稲田大学教授。

2005年、東北大学生命科学研究科教授。

キイロショウジョウバエのオスが同性愛化するサトリ突然変異体を発見し、生物の性愛や行動の謎に迫る遺伝子研究を続けている。

山元さんの主張

家族同士以外の相性にはMHCと言われる遺伝子が作るタンパク質が影響していて、この型が似ているほど嫌い合う傾向があり、流産も多いと言われている。

MHCは病気に対する抗体性でもあるため、あらゆる病気にかかりにくい子孫を残すには、自分とは異なる型の異性と遺伝子を残す必要があった。

またヒトの睾丸は、一夫多妻のゴリラと乱婚のチンパンジーの中間の大きさで、一夫一婦”風”であり、ヒトはそんな遺伝子が残って来たのではないか。

そのため、後先を考えることはあっても不倫がなくならないのは、そういう遺伝子が残ってきたからであって、しちゃう時はしちゃうんのである。

遺伝的な好き嫌いの有無は否定出来ないけど理性で考えられる

よーへー

遺伝子の影響はあると思うけど、それでも人には理性があります。

遺伝的なヒトの好き嫌いがある事や多様性にある遺伝子を残す事が人にとって有利な事は私も肯定的に情報を捉えていますが、それでも遺伝子を理由に不倫が肯定されてはいけないと思います。

現状の結婚制度でも人は繁栄を続けていて、不倫を肯定してまで多様性が今現在必要だとは考えないからです。

もし今現在コロナの何倍も感染力があり致死率の高い感染症が蔓延して人口が減少するようであれば、ヒトにとって遺伝子の多様性は喫緊の課題となり、遺伝子を理由に不倫が肯定出来る時代になるかもしれません。

そうではない現代では不倫の言い訳に遺伝子の話を出されても、傷つく人たちの心を超えてまで賛成する事は決してありません。

第8章 脳から不倫を考える

すべては「脳のバグ」である 池谷 裕二(脳研究者)

池谷 裕二(いけがや ゆうじ、1970年8月16日生)は、日本の脳研究者、薬剤師で、東京大学・大学院薬学系研究科・教授。

1989年に静岡県立藤枝東高等学校を卒業後、同年東京大学理科一類に入学。

脳に対する薬の作用に惹かれ、同大学薬学部へ進学し、1995年には日本学術振興会特別研究員を経て1998年に博士号取得。

神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究しながら、脳科学の知見を紹介する一般向けの著作も書いている。

池谷さんの主張

ヒトは哺乳類の中では数少ない一夫一婦制であるが、それは育児やパートナー探しの面からそれが合理的だからである。

また一夫多妻制の動物は、一夫一婦制の動物に比べてヴァソプレッシン受容体を多く持っていますが、このヴァソプレッシン受容体の量は人においては個人差があり、その量が多いほど不倫しやすいのではないか。

不安が少なく安心だからこそ裏切られた側はきつい

よーへー

一夫一婦制って比較的安心な仕組みだけど、安心してるからこそ裏切られた時の苦しさは大きいですよね。

一夫一婦制でパートナーは相手を信じているからこそ、パートナーを傷つける不倫はなくなって欲しいと思います。

信じていた人から裏切られる苦しさが何よりも辛いものであるからです。

一夫一婦制では日常的に不倫がおこるわけではなく、多くのパートナーが共に生活し子育てし家族愛を育んでいます。

そこに突然信じる相手の不倫の話が入ってきたことを想像してみて下さい。

きっと悲しさというより苦しさが先に来るのではないでしょか。

ホルモンによって性的な欲求の強さがあり不倫しやすさが元からある事は理解しますが、それでも相手の気持ちを思えば理性で考えられるはずであると思います。

「人はなぜ不倫をするのか」を読んで

「不倫する」が基本なのかもしれない

正直この本を読んでいて感じた事は、動物の本能が多様性のある子孫繁栄であるなら、不倫はヒトにとってそれほど外れた道ではないのかもとさえ思える内容と説得力です。

  • 最も原始的と思える昆虫は本能だけで交尾している
  • 動物たちはたとえつがいでいても隙あればより良いオスと交尾する
  • 人も心理的な穴がパートナーでは埋められないことがある
  • 性科学的に同じ人とのセックスでは感動が減り継続出来ない
  • 遺伝子レベルでより相性が良い人がいる

これらがロジカルに書かれた本書からは、ヒトの繁栄においてより良い個体へ移って行く事はまさに自然のことのように思わされる部分がある。

シンプルに考えるならば、人であればより相性が良く興奮させられる人へと気持ちが動くのは人の根底にはあるのかもしれない

よーへー

でもやっぱり不倫が人として自然という考えには違和感が拭えません。

普通に考えれば不倫がいい訳はない

当然ですが悲しませる人、迷惑をかける人がいるからです。

その中でも心の穴を埋めるための不倫には引っかかります。

  • 既婚でありながらマッチングアプリで遊び相手を探す
  • 元彼、元カノなどと既婚後に再開する
  • 職場の上司部下でなんとなく良く見えた

この辺の理由からくる不倫とは全く違うのかもしれません。

特に幼少期に性的虐待を受けた子供が大人になって不特定多数の異性と性体験を繰り返しやすいケースがあり、不倫に至ったとしても幼少期の影響が大きいと言わざるを得ない。

性虐待を受ける子供の数は、児童虐待の中では1.1%と割合は少ないものの、表に出てきているのが氷山の一角と捉えれば決して少ないとは言い切れません。

そんな彼ら彼女らの経験から来る不倫は、また分けて考えるべきだと感じています。

2018年度に全国の児相が相談・通告を受けた児童虐待件数は15万9838件。最多は心理的虐待の55.3%、次いで身体的虐待25.2%、育児放棄(ネグレクト)18.4%。性的虐待は1.1%にとどまる。専門家は、家庭内の被害は特に周りに話しづらいとし、統計上の数字は「氷山の一角」と指摘している。

引用 日本経済新聞

よーへー

少なくとも幼少期の影響からくる心の問題に対しては早期の対応が望まれます。

これから考えて行くべき事

誰かが傷つく不倫という行為が無いに越した事はありません。

それでも世の中には相当多くの不倫が行われていると考えざるを得ません

軽い気持ちで始める不倫でも、不倫であるからこその純愛に溺れ、結果的に多くのものを失う可能性があります。

ヒトの本能を理解しつつも、人の理性で判断しひとりでも悲しむ人が減ることが人にとっては幸せであるとやはり考えています。

それでも多くの事情のなかで人は不倫をするケースがあるため、単に不倫を否定するだけという事はできないとも感じています。

まとめ

よーへー

今回は「人はなぜ不倫をするのか」の要旨と私なりの見解をまとめてきました。

亀山早苗さんの著書「人はなぜを不倫するのか」は各専門分野から8人の先生にインタビューをした結果、誰ひとり不倫を否定しませんでした。

もちろん不倫をおすすめするものでは無いものの、各分野から不倫はある意味では自然なものである、もともと人に組み込まれたものであるという考えが聞かれたことには驚きました。

そのロジカルな部分に納得しつつも、人が最も発達している理性の部分で人は判断できると考えます。

それでも、誰にも起こり得る予想のつかない純愛が不倫でもあるのです。

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