【婚活相談】結婚するメリットは感じないが子どもは欲しい。結婚か独身にまよったら?

記事更新日: 2023/12/15

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

川口

今回のご相談者さんは、25歳の女性。

 

ご自身の家庭環境の悪さからも、子どもは欲しいが結婚すべきかを悩んでいます。

▼【相談内容】結婚するメリットは感じないが子どもは欲しい。独身か結婚か?

川口さんはじめまして。今年で25歳の女です。

最近悩んでいることがあり、婚活関係の方のTwitterをいろいろ探していたところ、川口さんのアカウントを見つけ、的確な回答の数々に私もアドバイスを頂きたいと思い、投稿させて頂きました。

 

質問内容を簡単にお話すると、自分自身の結婚願望が、したいとしたくないでせめぎ合っているがどうしたら良いか?

ということになります。

 

家庭環境が悪かったこともあり、結婚に全く良いイメージがなく、小学生の頃から一生独身で生きることを決め、女1人でも生きられるように努力してきました。

その結果、大学院まで行き、今年大手企業と呼ばれる会社に新卒で就職しました。

生活面に関しても大学の頃から一人暮らしをしており、家事や料理は一通り可能です。

金銭面、生活力の面から今後私1人でも生きられるような環境は整えたつもりですし、就職に満足せず仕事も一生懸命取り組むつもりです。

 

しかし、周りが結婚ラッシュであること、親からの圧力等から結婚への切迫感みたいなものを感じ始めました。

また、私自身、子供が好きであることから子供は欲しいと思っており、子供を作るのであれば子供のことを考えて結婚する必要があると思っております。子供に苦労はさせたくないし、ある程度好きなことをやらせてあげたいと思っているためです。

結婚を考える1番の理由はこれです。

上記理由より結婚をしないのであれば、子供は諦めようと思っています。

 

ただ、結婚を考えた時に真っ先に脳裏によぎるのは自分の育った家庭環境です。

父親から虐待を受けて育ったため、同じ思いを自分の子供にさせてしまう可能性を否定しきれません。

また、今自分1人で生きられる環境を揃えてしまったため、結婚のメリットが子供を持てる以外でほとんど感じられません。

 

以上のように、独身を貫く気持ちと結婚したい気持ちがぶつかり合っています。

今後婚活に力を入れればいいのか、独身で生きる覚悟を決めて生きるべきなのか、また、気持ちの決め方などアドバイスを頂けると嬉しいです。

 

長文並びに乱文ですみません。

よろしくお願い致します。

川口

選択的シングルマザーという生き方も選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

この回答は「やってみないと分からないのでは」という結論に行きますが、それまで若干の回り道をします。

この選択的シングルマザーというチョイスについて、簡単に解説していきます。

視野を広げる、という目的で以下をお読みください。

結婚したくないけど、子どもは欲しい。選択的シングルマザーという選択肢

選択的シングルマザーとは、その名の通り「シングルマザーになることを意図的に選択した」母親のです。

最近では最上もがさん、少し前だと浜崎あゆみさんや安藤美姫さんも、「未婚の母」になることを発表して話題になりました。

徐々に広がりつつある選択的シングルマザー

この選択的シングルマザーは徐々に受け入れられつつあります。

最近では、それまで離別・死別のシングルマザーにしか適応されなかった寡婦(夫)控除が、「未婚のひとり親」にも適応になったことから、税金的も(少し)優遇され、この動きは加速していくと予想されています。

川口

なお、この動きには「親の都合で生まされた子どもが不憫」といった反対の声もあります。

子どもはどうやって作るの?

ちなみに子ども産む方法は主に3つ。

  • 結婚しない条件で交際相手と妊活
  • 医療機関や民間団体などを通じて精子提供を受ける
  • 海外の精子バンクを使う

この辺は法整備が整っておらず、光も闇もあるといった感じなので、興味があればいろいろ調べてみてください。

なお、日本の民間団体に依頼する場合は、ドナー情報に虚偽があることもあるので、ネットの情報を鵜呑みにしないでくださいね。

白か黒かで決めずにグレーを探ってみる

僕はあなたに選択肢シングルマザーになりませんか、と言っているわけではありません。

こういう方法もあるんだ、という選択肢の一つとして紹介しました。

あくまでも

  • 子どもが欲しいなら結婚するしかない
  • 子ども以外に結婚のメリットを感じない 

という白か黒かの選択肢に「結婚をせずに子どもだけを育てる方法があるよ」と言っているだけであり、それを強制するつもりはありません。

人生には、白か黒かではなくグレーのところに意思決定のポイントがあることも多々あります。

まずは、独身か結婚かの二択という発想から抜け出て、もう一度自分には何ができるのか、を整理されてみてはいかがでしょうか。

意外な突破口が見えてくるかもしれません。

「独身か結婚か」で迷ったら、まず出会ってみる

以上のことを踏まえた上でお伝えさせていただきたいのは、

川口

婚活を頑張る前に、婚活をするかどうか悩むのは不毛ではないか?

という事です。

結婚には運(ご縁)の要素も多分にあります。

"出会ってみて"初めて結婚したくなることもたくさんいます。

結婚を目的にしないで、パートナーを見つけてみよう

25歳なら、まだまだ色々試行錯誤できる年齢です。

子供を不自由なく育てるならクソほど稼ぐ必要もあります。

いきなり結婚じゃなくても、まずは居心地が良くて安心できる人を見つけてみても良いのではないでしょうか。

結婚はその後に考えても間に合いますし、その後にこそ判断しやすいと思います。

今すぐ決めなけれいけないものではない

結婚したいかどうかを考えるのは、結婚したいと思える相手と出会える努力をしてからでも遅くはありません。

結果、結婚しないという意思決定をしても、子どもを育てられる選択肢は残っています。

そう思うと、今すぐに決めなきゃいけないものでもない、ということが納得できるのではないでしょうか。

終わりに

今後、ステレオタイプな生き方は減り、オリジナルに生き方をカスタマイズできるようになければなりません。

そのためには知識と経験が必要です。

婚活を、と思うとハードルが高いと思います。

まずは「新しい出会いを」くらいの気持ちでネットワークを広げることから始めてみてはどうでしょうか?

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