【恋愛のプロも実践】思わず返したくなるLINEの共通点とは?

記事更新日: 2023/12/15

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

好きな人からの返信が来ないことに悩んでいる人は本当に多いですよね。

でもその多くが、送った内容に反省するばかりで、自分に配慮がないことや相手の気持ちを考えていないことには全く目を向けていません。

川口

というよりそこに問題があると気付いていない感じですね。

そこで今回は「思わず返したくなるLINE」と「思わずスルーしたくなるLINE」は何が違うのか?を明確にしていきます。

長たらしい前置きは抜きにして、早速に本題に入っていきましょう。

愚痴や悪口・不平不満が一切ない

スマホの画面は極めてプライベートな空間です。

基本的には自分の好きなもの・見たいものしかそこには表示されていません。

しかし、LINEをパッと開いたときに、そこに誰かの悪口や不平不満・ネガティブな言葉が並んでいたらどう思うでしょうか?

ネガティブな言葉は汚物です

人の悪口や不平不満というのは、話す方は聞いてもらえてスッキリするかもしれませんが、受け取る準備もしていない人からすると、ただの汚物です。

LINEのトーク画面には、文章のちょっとしたハイライトが見えますから、あなたのトークルームからその気配がちょっとでも匂うと「うわ、嫌だなぁ」と思います。

その結果、未読スルーまたは、万が一開いてしまったとしても既読スルーです。

ライン上手な人の特徴

逆に、いつも楽しくポジティブな話題でトークルームが埋まっていたらどうでしょう?

むしろ積極的に開いてしまうし、LINEの通知が来た瞬間に小躍りさえしたくなります。

LINEが上手な人は、そういう相手の目線で物を考えられる人なんです。

自分のことしか考えてない人は、自分のタイミングで相手の目線なんか気にせずに、ネガティブな言葉を使います。

川口

だから返信が返ってこないんですよね。

何の話題なのかが明確である

LINEでの会話は、返信する内容を考える時間がある分、通常のコミュニケーションよりも脳のエネルギーを使います。

そのため、相手に返信内容を考えさせないシンプルなLINEほど好まます。

つまり

川口

「う〜ん、これになんて返そう?」

と考える時間が短いLINEほど、相手にストレスがないLINEと言えます。

返信がこない=コミュニケーションコストがかかっている

続かないLINEは、コミュニケーションコストがかかりすぎているのです。

  • パッと見で何の話をしているのかがわからない
  • 意思決定をこちらに委ねている
  • 何かを察して欲しそうな雰囲気を出している
  • あまり覚えていない昔の話を急に持ち出す

など、相手に想像力や記憶力・決断力を要するような会話は、コミュニケーションにかかるコストが甚大です。

勢いでLINEを送ってしまう前に、「この内容は相手にストレスを与えずに返信しやすい内容になっているか?」を確認してから送信するくせをつけましょう。

何かしらの話題につなげる(一言で返さない)

自ら話を広げる気がない人はものすごく嫌われる

自分が質問されたことだけを答えて、相手には何の話題も振らない人がいます。

例えば、「どんな人が好き?」と聞かれて、「優しい人が好きですね」とだけ返すような人です。

川口

マッチングアプリとかには腐る程いますね!

こういう人は自分の返答が、話を振っている側の人間にものすごいストレスを与えていることに気づいていません。

話を広げやすい人の回答例

たとえば、「どんな人が好きなの?」と聞かれたら

  • 「逆にこんな人は嫌だなぁ」などと関連する話題を追加する
  • 同じく相手に「どんな人が好きなの?」と聞き返す

といった形で、もらった話題をひとつ進展させるか、相手に同じ質問を返すといった返答の仕方ができると、会話がスムーズに進んでいきます。

川口

これも、相手に「話題を考えさせるコスト」を負担させない配慮です。

配慮はあっても、お伺いを立てている感じはしない

女性がよくやる、

今忙しかったら、返事は後でいいからね!

的な気遣い、ありますよね。

あれ、本当は良くないんです。

その配慮はありがたいんですが、このLINEに「お伺いを立ててる感じ」が漂う瞬間がある時があります。

「お伺いを立ててる感じ」のLINEはとてもウザい

川口

あの、「私はあなたのことを理解しているからね」アピールが、正直とてもウザいです。

「今忙しかったら、返事は後でいい」なんて言われたら、「あぁ、今すぐ返して欲しいんだろうなぁ」と感じます。

なにより、"そう思っているくせに、嫌われたくないから配慮している風な感じ"が、自信がなさそうで魅力的に感じません。

何より「いつ返すか」なんてこっちの都合で決めるので、勝手に指定しないでもらいたいとさえ感じます。(これは僕だけかもしれません)

既読・未読・返信にいちいち一喜一憂しない

大事なのは、LINEごときのやりとりにいちいち一喜一憂しない、ということです。

LINEでのやりとりは、対面でのコミュニケーションとは違い、表情やボディーランゲージが隠れる分、得られる情報が少なく、いくらでも偽ることができます。

同じテキストを読んでいても、その文章から受ける解釈も人それぞれです。

川口

文字とスタンプだけ相手の真意を推し量ろうとすること自体がナンセンスです

異性に好かれるためには、「別にあなたに好かれなくてもけっこうよ」という余裕が見えることが大事です。

多少の未読スルーや既読スルーなんて気にしないくらいの方がLINEは続きます。

返信のタイミングはいつでもいい、というスタンスで

男性は特にそうかもしれませんが、「返信を待たれている状態」を感じるのがとにかくストレスです。

直接言葉にしていなくても、なんとなく女性の言葉の節々から感じています。

逆に、サラッと「いつ返してくれてもいいよ〜」ぐらいの軽さを感じると、プレッシャーがないので返しやすくなります。

相手から「なかなか返信返せなくてごめんね」と来たら、「ううん、気にしないで」と配慮している風に返信するのではなくて、

川口

「ゆっくり落ち着いてからお茶でもいこ〜。それまでは無理して返さなくていいよ〜」

くらいライトな感じで返しましょう。

返したくなるLINEは思いやり上手なLINE

LINEが続くかどうかは、その内容ではなく手前の人間関係に依存します。

手前の人間関係で、思いやりを感じられるか、余裕を感じられるか、それが全てです。

「相手からなんて思われるか?」ばかりを気にしているとLINEは返ってこなくなります。

それよりも「なんて送ったら相手に喜ばれるか?」を真剣に考えましょう。相手からLINEの反応が悪いなと感じる人は、自分の送っている内容を相手の目線で不快に感じないか、もう一度見直してみましょう。

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