川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
このページの目次
まず女性の皆さんに声を大にしてお伝えしたいことがあります。
それは「連絡が来ること=愛情の証」ではないということです。
全ての問題はここの誤解から来ていると言っても過言ではありません。
実際に、Twitterで簡単にアンケートを取ったところ、6割以上の人が「好きな人からの連絡は愛情の証である」と認識していることがわかりました。(回答数480人)
【アンケート】
— 恋愛プロフェッショナル 川口 (@kawaguchi_AAA)April 27, 2020
あなたは、大好きな人から連絡が来ること=愛されている・好かれている証拠だと感じますか?
実際にこんな意見をくださった方もいました。
強く感じます、かなり強く感じます
— ぱたこ@婚活垢 (@loveyoupatako)April 29, 2020
なぜなら、「大好きだから連絡したい」という思考の男性と付き合って結婚したいからです。
勘違いでも、「メールが来て嬉しい」というポジティブな時間が生まれて、肌もきれいになり、仕事も進んだりする。
本当に勘違いなら、仕方なく次にいけばいいだけ。https://t.co/xb9r2HICNX
もちろん、そういう男性がいることはいます。
しかし多くの男性は「大好きでも頻繁には連絡しない」のです。
この女性側の期待と男性側の意識のズレが、「連絡がこなくなることへの不安」を増長させているのです。
「連絡が来なくて不安になる」と相談される方の多くは、
相談者さん
付き合った当初はたくさん連絡して来てくれていました。
連絡頻度が来ないのは、自分に冷めてしまったからのでしょうか?
ということに悩まれています。しかしこれは大きな誤解です。
男性の多くは仲良くなればなるほど彼女への連絡頻度が減るのです。
男性にとっての「連絡」は、動物でいうところの「求愛行動」です。
メスの気をひくための「作戦」として「マメな連絡」という求愛行動を選んでいるんですね。
そのため、結果晴れて付き合えたとなると、その求愛行動は不要になります。
だから頻繁に連絡して来なくなる、というわけです。
コメントありがとうございます
— 恋愛プロフェッショナル 川口 (@kawaguchi_AAA)April 27, 2020
連絡がマメだった人から連絡が来なくなることは、良いことである場合も結構多いですし、そこを誤解して自ら重たい女に積極的になりにいく女性がなぜか後をたたないので、冷静になっていただけて良かったです。
中でも仕事が好きな人は特に「連絡を頻繁にしない関係に安心感を覚える」傾向にあります。
なぜなら、「マメに連絡して欲しい」という煩わしいニーズに頑張って答えなくて良いからです。
このように、男性は「連絡をすること=愛情の証」だとは認識していないのです。
以上の理由から、「連絡が来ないこと=愛されていない証拠」とはなりません。
だから連絡がこなくてもそこまで不安になる必要はないのです。
川口
これをしっかりと認識できていると、連絡が来なくても不安にならずに冷静に対処できるようになるんですね。
「連絡=愛情」だと認識している人の多くは、「恋人は連絡をするのが当たり前」という思い込みをしています。
そしてこの思い込みこそが、彼氏に不満を抱いてしまう真の原因なのです。
この思い込みを無くすためには、
川口
他人の時間の使い方に文句を言わない
という考え方を持つ必要があります。
恋人同士になったからと言って、他人の行動を命令する権利はありません。
彼がどのように考えどのように行動するのかは、彼が自由に決めて良いことです。
そして、彼女は恋人として彼の自由を尊重すべきだと僕は考えています。
川口
そもそも彼女が彼氏の一番の理解者にならなくてどうするんでしょうか?
連絡をしようがしまいが彼の自由であり、そこに対して彼女がとやかく言うべきではないのです。(もちろん逆も然りです)
相談者さん
でも好きな人なら積極的に連絡を取り合いたいと思うのが自然だと思います。
という意見もよく聞きます。
それも多くの女性が誤解している事です。
実は「好きな人だからこそ連絡をしない」と考える男性もたくさんいるのです。
男性の多くが恋人との関係性において「連絡すること」に重きを置いていません。
LINEなどの連絡ツールは「業務連絡ツール」であり、「コミュニケーションツール」だとは認識していないのです。
彼女とのコミュニケーションを深めようと思うときは、デートの時や電話をしている時です。
連絡する事が重要だと思っていないから連絡しない、とてもシンプルですよね。
川口
・・・と、い う こ と は ですよ
「連絡する事が重要だ」と理解すれば連絡するようになるということでもあるのです!
「連絡がこなくて心配になる」という人は、「連絡したくなる女性になればいい」のです。
次の章からは、どうしたら彼が積極的に連絡をしたくなるのか?その秘訣をお伝えしていきます。
ここまでの論点を整理すると
という事です。
では男性が積極的に連絡したくなるような女性とはどんな女性でしょうか?
なぜ返信の催促をしてはいけないのか?
それは「返信が返ってきて当たり前」と言う思い込みを捨てるためです。
全ての既読スルーや未読スルーに共通して言えることは、シンプルにその内容が「積極的に返したくなる内容ではなかったから」です。
コミュニケーションは常に相手ありきで考えるべきです。
返信がないことを嘆く前に、本当に自分の送っている内容が相手にとって返したくなる内容になっているのかを考える癖をつけましょう。
こんなこと送ったら迷惑かな?
嫌われたりしないかな?
と思いながらメッセージを送るのはやめましょう。
その不安は相手にも伝わりますし、その自信のない様子に「重たいな」と感じてしまう男性は多いです。
また真面目な男性ほど、機嫌を伺いながらやり取りをされると、「信用されてないんだな」とネガティブに捉える傾向にあります。
顔色を伺いたくなるのは、それが「相手にとって返したくなる内容である自信がないから」です。
だから「迷惑じゃないか?」「嫌われないか?」と不安になってしまうのです。
川口
ではどうしたら、「相手が積極的に返したくなる内容」を送ることができるようになるのでしょうか?
コミュニケーションの原則に、「自分のしたい話ではなく、相手のしたい話をする」というものがあります。
男性の自慢話を嫌う女性は多いですが、それは「自分のしたい話ばかりされているから」ですよね。
でもこれが対彼氏となると「自分の話したい話ばかりしている」女性がすごく多いのです。
なぜ高いお金と手間をかけてキャバクラやホストに通う人があとを絶たないのか?
それは「自分の話を聞いてくれる」という安心感が欲しいからです。
あなたは彼氏にその安心感を提供できていますか?
男性は「褒めてもらいたい」欲求が女性よりも強いです。
難しい話は省きますが、ジェンダー(社会的な性役割)によって、ほとんどの男性が「力があること」の確信を得たい、という潜在的な欲求を常に抱えています。
「力があること」の解釈は人によって、
など様々ですが、全ての人に共通して効力を発揮するのは「自分の存在意義が感じられること」です。
以前、
相談者さん
彼にはもらってばかりで彼氏の役に立ているのかわからない
という女性の相談に乗ったことがあります。
Q:「与える」って、つまりは何をすることを指すのですか?
— 恋愛プロフェッショナル 川口 (@kawaguchi_AAA)April 25, 2020
A:その答えは僕が持っているのではなく、相手が持っているものです。#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/2LkJVoomOCpic.twitter.com/mkja1St5Bu
このツイートの中で僕は、
「幸せだと感じた時にその都度感謝を言葉にしている」、これがどれだけ相手の勇気になっているのか、あなたは気づいていないのでしょう。
と回答しました。
「連絡が来て嬉しい」「こうやってやり取りができることが幸せ」という気持ちを言葉にするだけでも、相手は「自分が存在している価値がある」と思えるのです。
不満を言葉にする前に、日々感じている幸せな気持ち・嬉しい気持ちをきちんと彼氏に伝えましょう。
これをするだけでも、彼氏からの連絡頻度はかなり変わってきます。
「あなたは私にとって必要な存在だ」と伝える一方で、「あなたがいないと私はダメになる」と思われてもいけません。
自立している女性が、それでも自分のことを頼って来てくれるから嬉しいのであって、メンヘラな女性にどれだけ頼られても迷惑なだけです。
ここでも、相手の目線に立つことが大事です。
「自分が希望するレベルで大切にして欲しい」と願うのではなく、「相手が負担に感じないレベルで大切にされること」が重要です。
他にも、連絡すること=「負け」だと考えている人もいるようです。
「惚れたら負け」「落としたら勝ち」といったような「勝ち負け」で恋愛をしていると、連絡したくてもできない状態になってしまいます。
そんな化石のような考え方してる人いまだにいるんだ…https://t.co/0OEszW2zXF
— 恋愛プロフェッショナル 川口 (@kawaguchi_AAA)May 3, 2020
「こちらから連絡したら負け」なんて化石みたいな考え方だ、と呟いたところ「それはまさに私だ」とコメントをくれた人がいました。
そもそもコミュニケーションに勝ちとか負けっていう概念があるのがおかしいなぁって思います。
— 恋愛プロフェッショナル 川口 (@kawaguchi_AAA)May 3, 2020
付き合ってから追われたいばかりにその状態になってしまう。
連絡が向こうから無くなった時、
返信したくなるようなLINEを
こちらから送っても負けではない。
ってことですよね?
どうやらこの女性は
女性が追う側になると男性に大事にされないから、男性から追われるようになるべきだ」=「こちらから連絡してはいけない」
と思い込んでしまっていたようです。
僕はこの女性に、
川口
そもそもコミュニケーションに勝ち負けはないですよ
とお伝えしましたが、そもそも恋人は常に対等の立ち位置にいるべきです。
良い恋愛とは「歩幅を合わせて並んで歩く」ものであり、追う・追われるという発想自体が間違っているのです。
どうしたら追われるのかばかり考えてしまって結局自分は自分のことしか考えていない。。。
— さく (@sakura656137511)May 7, 2020
こんなんじゃダメだ…https://t.co/pTw9HwrFz3
もしあなたが、「勝ち負け」や「駆け引き」で恋愛をしているならすぐにその発想を捨てましょう。
そうしない限り、連絡がこないことへの不安は一生無くなりません。
恋人からの連絡が来ないことに一喜一憂してしまうのは、『単純に他にやることがなくてヒマだから』です。
あなたにいま恋人以外に集中すべきこと・没頭できることがあれば、1週間くらい彼氏から連絡がなくても大した問題には感じません。
あるいは、転職などで慣れない環境にいたり、大きな仕事を任されたりすると、脳のCPUに占める「恋愛」の割合が減るので、こういう"多忙さ"によってもそうなります。
川口
そこで、解決策の1つとして、「没頭できる何か」を見つけることをオススメしています。
「自分が没頭できる」ものがないとヒマな時間が増えてしまい、退屈さを恋人に埋めて「もらおう」とします。
例えるなら、池の鯉のように口をパクパクさせながらエサが与えられるのを待ってる状態です。
しかもそのエサをもらうのが当たり前になりすぎて、自分でエサを探しに行く努力をしなくなっています。
その結果、彼氏がエサをくれない=構ってくれないこと・連絡をよこさない事に不満を覚えるようになります。
川口
このように「してもらう側」にいると、ヒマになりやすい上に不満や不安も抱きやすくなってしまうのです。
だからこそ、そうならないためにも、没頭できるものがあったほうがいいのです。
これが冒頭で伝えたように「恋愛以外に熱中できるもの見つけよう」とよく言われる理由です。
とはいえ、そんなにすぐに忙しくなれるものが見つからない、という人もいますよね?
川口
そこで「してもらう側」から「してあげる側」に移動してみましょう。
「してあげる側」は、相手に知識、気遣いや配慮、エネルギー、色々なものを与えないといけないので、前述の「連絡したくなる人になる努力」をやり始めます。
すると彼氏から「ありがとう」と言ってもらえ、とっても満たされた気持ちになります。
満たされるからもっとアレをしてあげよう、自分の魅力を高めようと考えるようになり、いい意味で忙しくなります。
こうして「あげる側」の頭で忙しくなってくると、「もらう側」でいる時間が減り、相手に対して不満を覚えることがなくなっていきます。
すると当然彼氏は、「こんなに自分のことを想ってくれてるなら」とあなたのことを大切にしようと思うようになるのです。
彼氏にいろんなことをしてあげよう、とは言いましたが、これは「尽くしてしまうこと」ではありません。
世の中には、どれだけ彼女が彼氏のために色々やってあげても、何のありがたみも感じずに、それをさも当たり前のように考えている人もいるのです。
そういう彼氏に踊らされて「恋人のために頑張ること」に疲弊してしまう女性も少なくありません。
しかし、僕がそう言った女性の恋愛相談に乗っていて常々不思議に思うのは、
川口
どうしてみんな自分を大切にしない人を大切にしようとするのだろうか?
ということです。
こちらが誠実な対応をしているにも関わらず、既読無視や適当な対応をする人とどうして付き合い続けるのか?僕にはよくわからないのです。
「なぜさっさと別れないのか?」という質問に対しては「好きだから」が答えだと思うのですが、既読無視するような人を好きにならない方がいいのではないか、と僕は思います。
実際にツイッターにもそのことを反省する声をいただいたことがあります。
私は5だったな。自分を大切にしてくれない人を愛してずっと大切にしてほしいって叫んでいたな。https://t.co/jDEqoVDL0c
— れれこ (@rereko_nemunemu)May 2, 2020
どうしてもっと構ってくれないの?
どうして私を大切にしてくれないの?
あなたがもし彼に対してそう思い始めたら、あなたの好きは「執着」に変わってしまっているかもしれません。
好きが執着に変わったら、その関係は手放しましょう。
好きという感情は尊いものですが、長い目で見れば、好きな人と結ばれることにこだわるよりも、『幸せにしてくれる人をしっかりと好きになること』の方が重要です。
あなたが好きになる人は、必ずしも一緒に幸せになれる人ではありません。
「この人は自分のことを大切にする気がないのかな?」と感じたら、例えそれがあなたの大好きな人であっても、すぐに別れる決断をしましょう。
それが「あなたがあなた自身を大切にすること」につながります。
この世の真理として
— 恋愛プロフェッショナル 川口美樹 (@kawaguchi_AAA)April 25, 2020
かまってもらえない=かまいたくなるほどの人間ではない
ということがもうちょっと広まった方がいいと思っています。
最終的な結論として僕があなたにお伝えしたいことは
「かまってもらえない=かまいたくなるほどの人間ではない」
ということです。
厳しいことを言うようですが、この現実を踏まえた上で「ではどうしたら構いたくなるのか?」を考えれば良いのです。
あなたが大好きな彼とのコミュニケーションを深めていくにあたって、
ためにすべきことは以下の6つです。
この中でもし「まだやってないな」と思うことがあれば、1つでもいいのでまずは実践してみてください。
そうすれば彼氏の関係性が少しづつ変わっていきますよ。
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