川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
こんにちは、H.N.みみです。
川口さんのツィートやブログ、書籍を読んで恋愛に対する考え方を学んでいます。
本日お聞きしたいのは、「女性側からのアプローチ」についてです。
例えば友人関係としてでも信頼関係を築いている場合は、女性側から積極的に好意を示していく方がいいのでしょうか。
今気になる男性とは友人という関係性です。
2人で時間を過ごす場合、ほぼわたしから誘っていますが断られることもほぼありません。(期待してしまいます)
でも、好意を伝えること自体がFor meな独りよがりになってしまわないか自信がありません。
彼に幸せでいてほしいと思うと同時に、彼と一緒にいたい!と自分の欲も出てきています。
今は彼は仕事が忙しくなったり大変な時期のようなので、For meな好意の告白は避けたいです。
彼がホッとしたり心強くなるようなメッセージを送りたいのですが、これまでFor me(かつ受け身)な恋愛が多かったため、そのようなメッセージの伝え方がいまいち下手な気がしています…。
どうしても”心配な彼から大丈夫だと聞いて安心したい自分”が出てしまいそうな気がします。
もしよかったら、参考にメッセージや行動の例を教えていただけないでしょうか。
また、川口さんの記事(storys.jp)で、”奥様の方から先に好意があったので安心感があった”とありました。
また、ごく最近結婚を決めたというあるYoutuberの男性も、お付き合いと結婚のきっかけが女性側からの好意を伝える言葉だったと話していました。
わたしはこれまで「男性が積極的に好意を行動で見せないと本気ではない」とばかり思っていましたが、女性側から男性に対して先に心を開いて安心してもらうというのが大事なのでしょうか。
…川口さんへ質問を書いていて気付いたのですが、相手を思いやること自体に経験が浅く自信がないことが今の悩みな原因のように思えてきました…。
これを言い訳にしていい年齢でもないので、いい方向へ自分を変えていきたいです。
お忙しいとは思いますが、回答いただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。
川口
世の中の男性が「エスコートしろ」って言われることにどれだけプレッシャーを感じているか、身に染みました?(嫌味です)
このページの目次
今回のご相談は、「過去に受身な恋愛が多く、自分からどうアプローチしたらいいかわからない」という女性からのご相談です。
最近この手の相談はものすごく増えてきています。
なぜかというと、
なんです。
そりゃそうですよね、日本の女性はこれまでずっと「男性の積極性」に恋愛を依存してきたわけですから。
これまでは男性もある程度その雰囲気を許容していきました。
もっとの上の世代では恋愛に消極的な男性は「甲斐性がない」と、馬鹿にされていました。
だからこそ、「愛"され"女子になろう」とか「一生大事に"される"本命になるために」といった、120%受身スタンスの言葉が通用していたのです。
ところが最近は、飲み会に誘い、結婚の話を振るだけでセクハラだパワハラだと叫ばれる始末。
男性たちはもう我慢の限界です。
川口
口説けつったり、口説くなつったり、どっちだよ!
めんどくせぇ!
と言わんばかりに、恋愛市場から撤退していっているのです。
そんな中で「いいから私と付き合え」と言える女性がいたら、これほど有利な事はありません。
男性たちだって「恋人が欲しくない」わけではありません。
女性の方から告白してきてくれるなら、むしろ大歓迎でしょう。(嫌われてたらもちろんダメですが)
みみさんもお気づきの通り、今の時代に恋愛を押し進める燃料になるのは、「女性からの明確な好意の表現」なんです。
みみさんは、「何がForYouで何がForMeなのか」と悩まれていますが、男も女も基本的には同じ人間です。
されたら嬉しいことも、されたら嫌なことも、だいたい同じです。
みみさんと彼の立場を入れ変えて考えてみてください。
そうすれば相手がみみさんのことをどう思っているのか、なんてだいたい予想がつきます。
そんな彼に告白されたら嫌な気持ちがしますか?
「いや仕事が忙しいから今は無理だよ」ってつっぱねますか?
どんな風にその想いを伝えてくれたら嬉しいでしょうか?
川口
相手目線で考える(=ForYou)とはそういうことです。
「女性からのアプローチ方法がわからない」と悩んでいる人は、ぜひ書店に足を運んで、男性向けに書かれた(女性筆者の)恋愛指南本をかたっぱしから買って読んでみてください。
これらの本には、女性が「いいかい、女子はこんな風に考えているのよ」とアドバイスしている情報がこれでもかと載っています。
これらの本を読めば、いかに男性がめんどくさいことを要求されているのか、とてもよくわかるはずです。
そして同時に、「どんな風に男性にアプローチをすればいいのか?」もよくわかるはずです。
川口
そこには「注文のうるさい客の要望を満たしながら、丁寧に接客をして満足度を高めていくためのノウハウ」(皮肉です)がぎっしり詰まっています。
男性はイケメンでもない限り「選ぶ側」に立ったことがほとんどありません。
女性が男性に「対女性へのアプローチ」を応用できるなら、男を落とすのなんて赤子の手をひねるように感じることでしょう。
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