川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
川口
突然ですが、こんなことを不思議に思ったことはありませんか?
そんな努力家な女性がいる一方で、
そんなわがまま女子もいて、
不思議なのは、前者の頑張ってる努力家女子ほど恋人には愛されず、後者の何もしないわがまま女子ほど愛されているという事実。
川口
何この不条理!
って思ったことありませんか?
本来であれば、前者の努力家女子のほうが評価されて、後者のわがまま女子は評価されないはず。
でも現実はそうではない?
これはなぜなのか?あなたは考えたことがありますか?
このページの目次
努力家女子は、その根底に「認めてもらいたい」という承認欲求があります。
その目標達成のために、仕事も勉強も恋愛もとにかく「がんばろう」とします。
恋人に対しては、「彼にとってふさわしい女になるぞ!」と意気込むのですが、なぜか振り向いてもらえません。
川口
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
それは「自分に足りないところ」に意識が向いているからです。
そうやって「今の自分に足りないところ」をどんどん埋めていこうとします。
その成長欲求は悪いことではありませんが、問題は"相手に頼まれてもいないのに"そうしてしまうところです。
勝手に相手の期待値を予想して、その基準に達していない自分をみては、勝手に凹んでしまっているのです。
その姿が異性に好意的に映ればいいのですが、そうはなりません。
川口
むしろ「しんどそう」「一緒にいるとつかれそう」と思われてしまうんです。
「足りないこと」に意識が向いているため、思考や表情がネガティヴになりやすく、自信はなさそうに見えてしまいます。
男性によっては、その努力を見て「こんなに努力家の彼女とは釣り合わない」と感じたり、「こんなにしてもらっているのに何も返せてない」とその愛情をプレッシャーに思う人もいるのです。
だからなかなか自分の努力と相手からの愛情が連動してこないのです。
一方のわがまま女子は、「認めてもらいたい」という欲求は(ほぼなく)、常に自分らしくあることを大事にしています。
といった具合に、今の自分を無理に変えようという意識はありません。
わがまま女子は、「足りないところ」に意識が向いている努力家女子とは異なり、「足りているところ」に意識が向いています。
という強いセルフイメージを持って、自分らしくいられることを優先しています。
それを見た異性はどう思うでしょうか?
「自分勝手なやつだなぁ」と思うでしょうか?
川口
ところがどっこい!
「自分をしっかり持っていて魅力的な人だなぁ」と思うのです。
「足りていること」に意識が向いているため、思考や表情がポジティヴになりやすく、自信があるように見えるのです。
だからこそ「この人と一緒にいたら毎日楽しいだろうな」と思われ、実際ずっと一緒にいられるのです。
川口
さて、努力家女子のあなたは、この話を聞いてすぐにわがまま女子に移行できますか?
きっと、「いやいや、なにも努力をしないで愛される?そんなの信じられない!」というのが正直な感想でしょう。
しかし、その「努力の先に幸せがある」という思い込みを捨てなくては、幸せなパートナーシップは築けないのです。
誤解しないでいただきたいのは、努力家女子の努力を否定したいわけではありません。
ただ、努力をする目的がズレているということが伝えたいのです。
努力は誰かに認めもらうこと、報われることを目的に行うものではありません。
あくまでも、自分が自分のありたい姿に到達するために行うものです。
そこに他人の評価も要らなければ、承認欲求もいりません。
あくまで達成のプロセスの一部に「努力」が存在しているだけであり、それ自体は目的にはならないのです。
なお、わがまま女子も愛される人は努力をしています。
でも、本人がそれを「努力」だと思っていないのです。
川口
ただ、そうしたいからそうしているだけ、なんですよね。
毎日幸せを感じながら生きていられる人、パートナーと良好な関係が築けている人は、努力したからそうなったのではありません。
常に今この瞬間に「幸せであること」を感じられている人が、結果的に幸せに生きているだけなのです。
そこに「努力する」とか「足りないもの埋める」という発想はありません。
足りないものを埋めるのではく、すでにあるものを最大限に受け取るのです。
そうやって、幸せを受け取り、それを増幅させる人が、結果的に幸せになっているんです。
それを徹底するだけで、何にもしないのに愛されるわがまま女子の出来上がりです。
\結婚したい人必見!/
|
\彼氏・彼女が作りたい人/
|
||||
男女関係にまつわる悩み
|
オトナの恋愛事情
|