【恋愛相談】恋人に伝えたいことを要点をまとめて簡潔に話したい

記事更新日: 2023/08/15

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

▼ご相談内容「要点を簡潔にうまく伝えるコツはあるのでしょうか?」

ご相談なのですが、いま遠距離をしている彼がいます。

 

コロナになり、5か月会えていません。

その間に元々お互いマメではなかった連絡頻度が、がくっと下がり、いつ会えるかわからない不安でお互いの気持ちの下りを感じていました。

 

ですが、まだまだお互いのことを知らないのに別れを選択したくないな、もっと彼のことを知ってから考えたいなと思っています。

来月彼に会えるので今後どうしていくか話したいのですが、私自身、自分の気持ちを伝えて話すのがとても下手です。

 

川口さんのように簡潔に要点をうまく伝えるコツなどはあるのでしょうか。

川口

要点を簡潔に伝えるコツはありますが、それができるようになっても人間関係は深くはなりません。

「伝える」のと「伝わる」のは違う

「伝え方」に関する書籍やノウハウはくさるほど流通していますので、伝え方を学び方を学びたければ、そういったものを読み漁るのが良いと思います。

僕からは、コミュニケーションの基本的な考え方をお伝えしたいと思います。

コミュニケーションに自信がない人は、まずは「伝える」ことを忘れて、「探る」ことから始めるのがオススメです。

コミュニケーションの出発点は常に「相手」にある

コミュニケーションは常に相手に正解があります。

  • 相手がどう感じたか?どう受け取ったか?
  • 相手は何を知りたいのだろうか?
  • 相手はどのように伝えて欲しいのだろうか?
  • 相手が何を考えているか?
  • 相手が何を伝えようとしているか?

ありとあらゆるコミュニケーション出発点が「相手目線」からスタートしなければなりません

理由はシンプルで、自分が伝えたいことと、相手が知りたいことが、全く違うからです。

相手に言っていることをそのまま真に受けてはいけない

そこでまずは、「相手が何を考えているのか」「相手がどう言う人間なのか」を根掘り葉掘り聞いていかなければなりません。

もし直接聞くことが難しければ、いろいろなヒントから予想する必要があります。

川口

例えば、今回相談者さんは僕に「簡潔に要点をうまく伝えるコツ」を聞いていますよね。

僕がここで「簡潔に要点をうまく伝えるコツ」を直接伝えるのは、ハッキリ言ってセンスのない人のコミュニケーションの発想です。

相談者さんの本当のニーズは、『もっと彼のことを知りたい』『お互いの理解を深めたい』の方にあるので、僕はそちらのニーズを埋める回答をしなければならないのです。

「簡潔に要点をうまく伝えるコツ」はその手段として想定しているだけであって、本当に求めているのは『お互いを深く知り合う』コミュニケーション術であろうと思うのです。(違ったらめっちゃ恥ずかしいけど)

川口

つまり、相手の言っていることをそのまま真二受けてはいけないってことでもあるんです。

相手の本音がどこにあるのか「探る」癖をつけよう

基本的に人は、自分が思っていることをそのままその通りに話してはくれません。

言葉をそのまま受け取ると、思いもよらぬ誤解を生むことになります。

言葉や表情、仕草・相手の人生観などから、「本当は」どう思っているのかを感じ取れるようにならないと、「伝わる」コミュニケーションにはなりません。

こればかりは「ノウハウ」でどうにかなる部分ではありません。

失敗を積み重ねていった先にしか見えてこない部分ですが、それでも「それを探る」姿勢を持っているかどうかで、コミュニケーションのあり方はガラッと変わります。

「伝える」のではなく「伝わる」ことをゴールに

そうして、その人のことを詳しくなればなるほど、相手に「伝わる」コミュニケーションが見えてきます。

しかしこの「解」は人によって違うので、毎回毎回「探る」工程を要します。

ですから、次のデートではまずは「探る」ことから始めてもいいかもしれません。

そうすれば自ずと、「何を伝えるべきなのか?」は見えてくるはずです。

大事なのは、「伝える」ことではなく「伝わること」なのです。

「思ったことを全部伝える」も時には必要

一方で、逆説的ではありますが、ある程度関係性が築けてきたのであれば、「伝える」ことも重要になってきます。

相手の本音を探ることは、「伝わる」コミュニケーションとしては重要なのですが、「探る」ことに固執しすぎてしまうと、衝突を避けるようになってしまうからです。

川口

お伺いを立てるようなスタンスになってしまうんですね。

それでは二人の関係を深めていくことはできません。

人間関係は「摩擦」で深くなる

摩擦によって火が起こるように、人間関係もまた摩擦によって熱くなります。

衝突を避けて、自分が言いたいことを言わないようにしていると、いつまで経っても「一歩距離の空いた」関係にしかなりません。

もちろん、何でもかんでもぶちまければいい、って話ではありません。

しかし、それでも「嫌われてもいいから全部伝えてる」くらいの覚悟でぶつかっていかなければならない時もあります。

その時は勇気を持って、がっぷり四つで相手と向き合わなくてはなりません。

ヘタクソでも一生懸命なら伝わる

相談者さんが、真剣に彼のことをもっと知りたいと思うなら、そして自分のことをもっとしてもらいたいなら、どんなヘタクソな伝え方をしても、その「姿勢」は伝わります。

そしてそれをしっかりと受け止めてくれる人と付き合うべきでしょう。

しかし「そういう関係」になるには、信頼関係が必要です。

今回、5ヶ月会えていないと言うことですので、もう一度ゼロから関係を作るくらいの気持ちで向き合うと良いでしょう。

伝え方の参考図書

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