川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
宝塚に伝わる「ブスの25箇条」を知っていますか?
宙組のトップスター貴城けいさんが、著書『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座』(講談社)で発表したことでも有名になりました。
僕はこの25箇条に非常に感銘を受けて、一時期家の壁に貼り付けて、自分が『ブス』にならないよう戒めてました。
結果、自分の中の『ブスメンタル』をかなり克服することができました。
この『ブスメンタル』は恋愛でも仕事でも、人生の至る所で障害になります。
ですから、LoveBook読者の皆さんにも、ぜひこの「ブスの25箇条」を「メンタルの反面教師」にしてもらいたいなと思っています。
この記事では、僕がこの25箇条からどんなことを学び、人生に活かしたのか?をご紹介していきたいと思います。
川口
不平不満、愚痴嫉妬、無駄に悩む時間から解放されて、毎日が楽しくなること間違いなし!
名著『人を動かす』の中に
"元手がいらない、しかし、利益は莫大。与えても減らず、与えられたものは豊かになる。"
と書かれていた時、笑顔最高かよ!と思って興奮した(笑)
逆に笑顔でないと、それだけで多大な機会損失をしているということです。
僕は当時、「表情が顔に出ない」ので有名だったので、笑顔の大切さを学んでからは、よく鏡の前で笑顔の練習してました。
仕事の先輩に「感謝力は想像力だ」と言われたことが今でも耳に残っています。
イマ当たり前にあるものは、誰かが作ってくれたもの。
それに感謝できないのは想像力の欠如だと。
川口
笑顔と感謝。これが当たり前にできるようになるだけでも、人生はかなり好転しますね。
『We are what we eat.』
人間は自分の食べたものでできています。
一回一回の食事を「おいしい」モノにできなければ、自分の体は不味くなるばかりです。
500円の定食だろうと、3万円のお寿司だろうと関係なく、毎回の食事を「美味しがれる」人は心身共に健康になっていきます。
彼ら・彼女らは死んだ魚の目をしていて、精気も覇気もありません。
川口
僕は「こういう人間にだけはなってはならない」といつも反面教師にしていました。
精気とはすなわちその人から出るエネルギーのことです。
会うと元気になる、やる気になる、パワーがもらえる人は精気に満ちています。
逆にその人にエネルギーをもらってばかりだと、自分のエネルギーが低くなっている証拠です。
エネルギーはもらう側ではなく与える側になるべきです。
なぜなら与える側になると、他の人から与えてもらえるようになるからです。
口がへの字になる時は、
する時です、
川口
心の中で舌打ちをした日にこれを見ると「あぁ、今日の俺ブスだったわ」とよく凹んでました。
しかもへの字の口はすぐ老けるので最悪。
自信がないこと自体は悪いことではありません。
でも仕事の時は、自信がないのを言い訳にしてはなりません。
お金を払うお客さんは、自分に自信があろうかなかろうが一切関係がありません。
顧客に最大の価値を提供するのが仕事。
そこに「自信」という変数があってはならないのです。
川口
プレゼンの時は「自信がない」を言い訳にしないと決めて練習しまくりました。
信念がないと、人の意見に振り回され、自分の決めたことに責任が持てなくなります。
さらに物事がうまくいかなかったり、都合が悪くなったことを、自分以外のせいにしやすくなります。
信念は自分との約束です。
約束を破り続けると自分に対して嘘つきになってしまうのです。
なお希望は目の輝きとほぼ同義です。
全ての物事は「自分にどう活かすのか」を考えながらインプットすることで、なんでも自分の成長に変えられます。
逆に「自分には関係ない」とシャッターを下ろすと自分で伸び代を削ることになります。
『この25箇条を他人事にするなよ』と戒めてくれた地味に好きな項目です。
川口
ブサイクの、美人への道のりは、己がブサイクさを知りて一歩目です。
他人に指摘をされた時、自分の失敗で周囲に迷惑をかけた時、どうしてもこうなりがちです。
でもいじけても誰の得しません。
指摘は素直に受け入れて反省し、二度と同じ誤ちを繰り返さないようにするしかありません。
でないと目の輝きを失ってしまうし希望も持てなくなります。
こういう時は、自分の見栄やプライドを重視して素直になれていない時です。
世の中には自分よりも上手い人が常にいて、自分のやり方や主張が絶対であることはありません。
「〇〇は△△だから」と決めつけてると、思考の新陳代謝が起こらず、脳が腐ってきてしまいます。
川口
「確証バイアス」には気をつけたいものですね。
俳優時代、演技の先生に
「愚痴やため息は、負のエネルギー。ウイルスを撒き散らすくらいタチが悪い。そんな奴と仕事したいと思うか?」
と教えられたのが衝撃でした。
以来、ネガティブ病にかからないよう、負のウイルスを撒き散らす人とは会話をしないようにしています。
川口
とても快適です
怒りは誰かを恨んだり攻撃したりするためのものじゃなく、
「友達、仲間、家族、価値観、信念、自尊心、好きなこと」など、自分の大切にしたいものに気づかせてくれるものだと考える。
そうするとスッと怒りが鎮まって逆に豊かな気持ちになれます。
この考え方は本当にオススメです。
これは最初「何でもかんでも他人のせいにすること」、だと思って、自分ごとになっていませんでした。
いろんな理由をこじつけて目標を諦めるときに、人はこの責任転嫁を無意識で使ってしまうのです。
この自分の"性格の悪さ"に気付くのには結構時間がかかりました。
川口
他人に責任転嫁しなくても「何か」に責任転嫁している人は結構いると思っています。
何かプロジェクトを進める時に、動かない人間に
の発想になっていました。
でも、「動かないのは自分のせいでは?」と思うようになってから景色がガラッと変わりました。
そこから「人を動かす」ということを学ぶ意識が強まりました。
妬み嫉みは、人間の感情の中で最も不要な感情だと気づかせてくれた項目です。
義憤や反骨心が物事を前進させることはあっても、嫉妬がプラスに働いたことは一回もありません。
川口
自分が動かない理由を作るだけで百害あって一利なしです。
たまに嫉妬は愛情の裏返しとかいう人がいるけど、あれは嫉妬がなんなのかを理解していない人の発言だと思っています。
これができるようになった時、仕事が無限に来るようになりました。
初期はかなりしんどいですが、リターンはとても大きいので、これから仕事の力をつけたいと思う人にはオススメです。
誰でも彼でも信じればいいってことではありません。
しかしせめて、自分を育ててくれる人、応援してくれる人のことだけは疑わないようにしようと思いました。
先に信じると決めると不思議と、相手も自分を信じてくれるようになります。
人間関係は鏡であると思い知らせてくれた項目です。
物事は、知る→分かる→できる→教える→分かち合うの順に難易度が上がっていきます。
特に「分かる」と「できる」の間にある、「やる→続ける」ができないと「わかった気になってできてない」ことが山積みになり、謙虚さを失っていきます。
「いや、俺やってますよ」は禁句。
指摘されたらできてない証拠です。
「松下幸之助さんは、どんなに偉くなっても新入社員の意見に耳を傾けていた」という話を聞いてから、
ムッとするような意見でも「確かにそういう見方もできる。だとしたらどう活かせるか?」を考えるようになりました。
ただし、なんの身にもならない、アドバイスの皮をかぶったマウンティングは無視して構いません。
こんな「心のリストカット」を続けるうちに自己肯定感が底をつきました(笑)
不出来は無能の証明ではなく、ただの結果です。
自ら傷つく必要はないのです。
未来はイマの選択の積み重ねです。
過去にどんなことがあっても、欲しい未来のための選択を繰り返せば、自ずとなりたい姿に近づいていきます。
悲観的な考えは、未来に怯え過去に固執し、イマから力を奪います。
『過去も未来も考えちゃダメ。イマを真剣に生きろ!』by 松岡修造
他部署のトラブル、経済格差、広告炎上…
「またやってるよ…ま、俺には関係ないけど」というスタンスがオーナーシップを失わせます。
ありとあらゆることに関心を持ち、自分に何ができるのか?を考えることを放棄してはなりません。
なぜなら問題解決の量が稼ぎになるからです。
以上のことができてないとこういう人間になるんだろうなと思ってました。
逆に、ブスにならないように自分を戒められたら周囲を明るくする人になれるだろうなとも思いました。
まだ不完全だとは思いますが、久しぶりに見直してできること増えたなと思って嬉しくなりました。
いま、こういう人が増えてるのは「ブスメンタル」が蔓延していて、希望を持ちにくくなってるからだと思います。
実はこのサイトを少しでも「ブスメンタル」を減らして「ジェンヌメンタル」を増やせたらいいなという思いでやってます。
\結婚したい人必見!/
|
\彼氏・彼女が作りたい人/
|
||||
男女関係にまつわる悩み
|
オトナの恋愛事情
|