川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
いつもTwitterで拝見させて頂いております。
今回は自分の気持ちの処理が分からなくなってしまい相談させて戴きました。
付き合って2ヶ月ちょっとの相手と3週間前に別れました。
「この人は私の事好きなのだろうか?全く分からない。」と感じて別れを切り出してしまいました。
彼の行きつけのお店で共通の友人が多かったため、彼が1週間ほど実家に帰省している間に全ての不満と愚痴をそのお店で言い、最終的には『本当は別れたくなかった。好きなのに。』と号泣してしまいました。
彼が戻ってきてからそのお店や友人からその出来事を聞いたようで、この間電話がかかって来てました。
内容は『そのお店で出会った人と、俺が店にいるから会えなくなるのはおかしい。俺に会いたくないなら、いない時教えるから来ればいい。気にしないならまたその好きな人達に会いに来るといい。』と言う内容でした。
私は正直嫌いで別れた訳ではないため全く吹っ切れておらず、『そのような状態で会いに行くのは辛い』と伝えました。
そしたら『別れたことなかったことにする?そしたらまたこれるでしょ?』と言われました。
また、『そういえば約束していた〇〇を食べてないじゃん!食べたいな』とか言われました。
私は『あなたに片思いをしているのが辛いから別れを選んだのに、私にはずっとあなたを好きなままでいろっていうの?』と言い返したら、彼が『どうでもいい人の家、しかも遠いところにわざわざ行く訳ないじゃん(私と彼の家は電車で1時間離れています)』と返されてしまいました。
しかも『振られて仕方ないと思っている。確かに冷たい対応していたから。愛情表現あまりしないからさ。やっぱりなって』と言われました。
約3時間程電話してお互いの思っていたことを言い合いました。
前よりかは少し相手のことを知れたような気はしました。
このような出来事があって、もうどうしていいのか分からなくなってしまいました。
長文になってしまいすみません。よろしくお願いします。
このページの目次
川口
典型的な、回避型×不安型なので、やめておいたほうがいいでしょうね。
幸せな恋愛はいつでも安心です。
不幸な恋愛はいつでも不安です。
「好き」は「組める」指標にはなりません。
川口
以上です。
これだけだと流石にアレですので、彼氏のいかに信用できない男なのか、を説明したいと思います。
『どうでもいい人の家、しかも遠いところにわざわざ行く訳ないじゃん』
『振られて仕方ないと思っている。確かに冷たい対応していたから。愛情表現あまりしないからさ。やっぱりなって』
川口
「振られて仕方ないと思っている」相手が、どうでも良くない相手であるという根拠が意味不明ですね。
大事な相手なら「振られないように最大限の注意を払う」のが、常識人の感覚です。
『別れたことなかったことにする?そしたらまたこれるでしょ?』
『そういえば約束していた〇〇を食べてないじゃん!食べたいな』
『本当は別れたくなかった。好きなのに。』と号泣した元カノにかける言葉とは到底思えないですね。。。
川口
若干、サイコパス的な印象を持ちますね。
ダークトライアド、という言葉があります。
この3つの要素を持っている人を、こう呼びます。
また、反社会性パーソナリティ障害(通称「ソシオパス」)というものあがりまして、これは
社会的規範や他者の権利・感情を軽視し、人に対して不誠実で、欺瞞に満ちた言動を行い、暴力を伴いやすい傾向があるパーソナリティ障害(ウキペディアより)
のことを指します。
川口
彼の発言は、「暴力」をのぞいて、この特徴に当てはまるなと感じます。
実はこのソシオパスですが、外見はかなり魅力的で社交的であることが多いんです。
なぜなら、「そのように振る舞ったほうが、人を都合よく操作できる」と知っているからです。
モラハラ傾向にある人もこのソシオパスの特徴を持っていて、これを事前に見抜くのは結構難しいんですね。
なので、「アレ、こいつ言ってることおかしくないか?」と思ったら、その直感にしたがった方が良いです。
そしてだからこそ、「好き」を「組める」指標にしてはいけないのです。
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