川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
川口さん、こんばんは。いつもためになるツイート拝見しています。
同じ職場の、約1年付き合った彼との間に子どもができました。
彼はバツイチで私より11個年上です。
妊娠を打ち明けると、結婚自体が今は考えられないと言われました。
私は彼と結婚して子どもを産みたかったですが、結果的に中絶しました。そして、彼とは別れました。
に対してやり場のない気持ちでいっぱいです。
この気持ちにどう折り合いをつければ良いのでしょうか。
川口
一に自分を責めない、二に自分を責めない、三四も責めずに、五も責めない。
無理して前を向かなくていいです。
このページの目次
まず、その彼氏について。
バツイチで11歳上との事ですが…
それくらいの年齢であれば、性交時の避妊を徹底するのは当然ですし、万が一彼女が妊娠してしまったなら、けじめをつけて育てるくらいの覚悟を持って然るべきです。
川口
それを妊娠が分かったらポイなんて、尻の穴が小さすぎますよ。
避妊方法が甘かったのは事実なのかもしれません。
でもそれはお互い様ですし、その責任を相手(しかも11歳も年下)に丸投げするなんて、大の大人がやっていいことじゃありません。
器が小さいのはあなたではなく、その男の方です。
どうかご自身を責めないでください。
結婚に踏み切れるほど魅力がなかった自分、も認知の歪みだと思います。
彼は「あなたに魅力が無かったから結婚しなかった」のではなく、「元々結婚する気がなかった」んです。
行動が本音を語っています。
あなたがどんなに美人で人格者でもそうなっていたんです。
川口
魅力は関係ありませんよ。
問題は「命を"殺めて"しまった」ことをどのように考えるかですが…
僕は、「産む」のと同じくらい「産まない」ことも覚悟のいることだと思います。
僕は男なので、あなたの気持ちを想像するのは易しくないですが、
川口
きっと「産まない」と決めるまでとても苦しんだと思います。
その中で
など色々なことがぐるぐる回って、悩んで悩んで苦しんで、ようやっと出した結論なのではないかと予想します。
どうか、その結論を責めてないであげてください。
人生において残酷な選択を迫られた時に「正しい選択をしよう」と思うと、答えが出ずにいつまでも「正しさ」に苦しめられます。
そうではなく、その時にできる最善を選択し、その選択を「正解にしていく」努力をする事が大事です。
川口
その子のために「幸せに生きるという努力」をするんです。
今持たれている罪の意識は、いつか消えるかもしれないし、ずっと消えないかもしれません。
でも、過去が変えられないのであれば、
だと僕は考えます。
川口
繰り返しになりますが、今はまだ無理に前を向く必要はありません。
自分の中のいろんな感情をただ"感じて"みてください。
怒りも悲しみも全感情を紙に書きだすと効果的です。
米国の心理学者であるジェームス・W・ペネベイカー氏の研究によると、心の内にこもった負の感情を筆記し、表に出すことはセラピー効果、つまり感情を落ち着かせる効果があるとされています。
引用元:『手を動かし、「書く瞑想」をしよう』
肯定も否定もなく、ただ"感じる"こと。
これが感情がぐちゃぐちゃになった時の最短かつ最善の解決方法です。
川口
お力になれてよかったです^ ^
\結婚したい人必見!/
|
\彼氏・彼女が作りたい人/
|
||||
男女関係にまつわる悩み
|
オトナの恋愛事情
|