川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
いつも投稿拝見しております。
私は彼氏や彼氏の友人のsnsを監視してしまうことがあり、頭ではやめなきゃと思っていても、彼氏が今なにをしてるのか知りたくなり、ついついページへ飛んでしまいます。
こういうものは決まって、見てもハッピーな気持ちになることはなく、落ち込んだり傷付いたりするだ、とわかっていてもやめられません。
どういう思考を持つことで、いわゆるネトストと言われる行為をやめられるのでしょう か。
是非お答えいただけますと幸いです。
川口
ネットストーキングは、独占欲・嫉妬・執着心・被害者意識が複雑に組み合わさっています。
有効な手立てがないので、なかなかやめるのが難しいんですよね。
そこで今回は「ネットストーキングをやめてみない」方法を提案したいと思います。
このページの目次
ネットストーキングをしてしまう人の心は、以下の4つの要素で構成されています。
構成比は人それぞれですが、これらのうち思い当たるものを一つ一つ解きほぐしていかないと、ネットストーキングはやめられないでしょう。
彼氏はあなたのものではありません。
彼がいつどこで誰と何をしていようと彼の自由であり、その意思決定にあなたが口を挟む権利はありません。
そして何より、その意思決定を一番に尊重するのがパートナーの務めです。
あなたが彼と一緒に写っている女性に嫉妬するのは、あなたが彼のことを信用していないからです。
「彼は私を裏切るかもしれない、別の女になびくかもしれない」
そう感じてしまうのは、あなたに自信がないからですが、彼氏が自分のことを想う気持ちくらい信用してあげられませんか?
執着心が強まるのは、別れた元彼や、既に恋人がいる人へ抱くものなので、今回のご相談者さんには当てはまらないかもしれません。
ただし、「相手の全てを知りたい」と思ってしまうのは、この執着心による影響も大きいでしょう。
執着を手放すためにはやはり相手のことを信用するしかないでしょう。
被害者意識は、「どうして私はこんなにあなたのことが好きなのに、あなたは〇〇してくれないの?」という感覚です。
自分が与えている分だけ返してもらいたい、というギブアンドテイクの思想を持っている人が、よく被害者意識を持ちます。
被害者意識を無くしていくには、ForYouの心で「自分」を主張するのではなく、「相手」を第一に考えられるように訓練しなければなりません。
ネットストーキングをやめる方法としては
などの方法が紹介されることが多いのですが、「それができないから困っている」というのが本音でしょう。
川口
そこで、ネトストはあえてやめない、という逆転の発想をオススメします。
要は、
から悩むのであって、そもそも「よくないものだと思わければいい」のです。
物事は「どこから見るか?」でイメージがガラッと変わるものです。
例えば、「彼氏が何をしているのか?」をチェックするためにSNSを見るのではなく、「彼氏が好きなことを知る・彼氏が喜ぶことを探す」ために見るようにしてみてはどうでしょうか?
そうすれば、友達と飲みに行っている写真を見たときに
友達と飲みに行く時間があるなら、私とのデートに時間使ってよ
と嘆く材料にしてしまうのではなく、
こういうお店が好きなんだ!今度誘ってみよ〜!
と、関係を深めるための材料にするのです。
そう思えば、これまでは目に入らなかった情報が見えてくるようになるはずです。
川口
してしまうものは仕方がないです
どうせするなら、相手を知るための、相手を喜ばすためのネットストーキングをしましょう。
そうして、相手のために自分が何を与えられるか?を考える時間が増えていけば、
これらの黒い感情も少しずつ緩和されていくはずです。
いきなり変われなくてもいいので、ゆっくりちょっとずつでも変えていけるよう意識してみてください。
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