「スマートに予約できる人が好き」な女は、「スマートに予約できる」男に嫌われている、という話

記事更新日: 2023/08/15

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

デートにおけるお店の予約について呟いたところ、ホンの少しだけバズりました。

以前(独身時代)、とあるアプリでマッチングした女性と食事に行く約束をしました。

僕が「お店、予約しておきました」とLINEをしたところ、その女性からこんな返事が返ってきました。

 

私、お店の予約をスマートにしてくれる人って好きなんですよね!

川口

…そうなんですか?

 

「この人女性のエスコートもできない人なんだなぁ」って思っちゃうとそれだけで冷めちゃうんですよ

川口

へぇ、なるほどね。(これは、もしかして地雷では?)

結果:地雷でした。

とても良い機会なので、僕が前々から思っていた「"デートは男性がエスコートして当たり前"教」信者の方達について思うことを書いていきたいともいます。

▼"デートは男性がエスコートして当たり前"教徒への警告
  • そういう人を引き寄せているのは自分
  • 気が遣える人は、気が遣えない人をコッソリ嫌っている
  • 「やってもらって当たり前」になったら人生は詰む

そういう相手を「引き寄せて」いるという事実

事の発端ツイート(は削除済み)に書かれていたこと

冒頭のツイートをしたきっかけは、とある女性が男性とのLINEのスクショを晒しながら

 

あぁ、めんど…

と呟いていたツイート(記事執筆時点で削除済み)を見た事でした。

僕の記憶が正しければ、そのツイートには以下のようなやり取りが記されていました。

(文脈的に行くお店が決まったな流れがあり)

女性:「予約しておいた方がいいですよね?」

男性:「当日でもいいかなって」

女性:「事前予約と当日予約と何が違うんですか?」

男性:「違いはないですね!」

女性:「だったら事前予約でも良いのでは?」

そしてそのツイートのコメント欄には、ツイ主が『わざわざ「予約しておいた方がいいですよね?」って誘導してあげているのに気付いてもらえませんでした』といった趣旨の内容が記載されていました。

これに対して僕は、

とツイートしました。

この真意についてまずは解説していきたいと思います。

人間は無意識に「居心地の良い基準」におさまる

人間には恒常性(ホメオスタシス)による「コンフォートゾーン」が存在するため、「自分が心地よい」と感じる環境や人間関係・基準に接し続けます。

逆に、例えば年収300万円の人が、月収300万円の人と接する時は、世界が違いすぎて「居心地が悪く」感じます。

しかしその「居心地の悪さ」こそ伸び代であり、自分が月収300万円になりたければ、そこが「居心地が良い」人たちと同じ感覚にならないといけません。

「自分を変えたければ付き合う人を変えろ」と言われるのは、この「コンフォートゾーン」を変えないと成長ができないからです。

目の前の相手は「自分が引き寄せている」

これは裏を返すと、「今付き合っている人のレベルが自分のレベルになる」ということでもあります。

これは恋愛にももちろん適用されます。

結果として、「同じレベルの人としか付き合えない」ことになります。

この場合の「レベル」とは、社会的な地位や年収のことではなく、「人間的な器や人格」の方に近いニュアンスのことだと思ってください。

もしデート相手に「ヤベェやつ」が現れ、かつそんな「ヤベェやつ」に出会いたくないと思うなら、真っ先に考えなければならないことは、

川口

うわ〜、俺こんな人に「いいね!」と思われちゃったのか…

 

これは引き寄せを変えないとまずいなぁ〜

であり、決して

 

あぁ、めんど…

の方ではないんですよね。

気が遣える人は、気が遣えない人をコッソリ嫌っている

引き寄せの法則を正しく使う方法

あなたがもし、「お店の予約くらいスマートにとって欲しい」と思うのであれば、そのことは絶対に口外してはいけません。

なぜなら「お店の予約くらいスマートにとって欲しい」と願っているということは、「お店の予約をスマートに取れない男性がいる」現実を認識していることになるからです。

その思考はそのまま現実化し、見事「スマートに予約を取らない人間」を引き寄せることになります。

引き寄せの法則を正しく使うなら、「スマートに予約を取らない人間のいない世界線」にいきないと行きません。

そのためにはどうしたらいいのか?

自分が「スマートに予約を取る人間になればいい」のです。

「お店の予約を取る側」は「取られる側」の人間をよく観察している

この方のツイートは非常に本質をついていると思います。

予約を取る側の立場になると、そのコスト(どちらかというと物理的なコストよりも、それに全く感謝されないことへの苛立ち・モヤモヤへの精神的コスト)を理解できるようになります。

それゆえ、自分が予約を取られる側に回ったら、口が裂けても

 

私、お店の予約をスマートにしてくれる人って好きなんですよね!

なんて発言はできないはずなんです。

川口

この発言は完全に「取られる側」の意見なんですよね。

このように「予約を取る側」になると見える景色があるため、「予約を取られて当たり前」の人間を避けるようになります。

僕がツイートで

「さらっと予約してくれる」ような人は、「さらっと予約してくれる人がいいな」とか言う人が嫌いなので、1回目の食事でその本性を見抜いて二度とデートに誘ってくれません。

と呟いたのにはそういう理由があります。

「やってもらって当たり前」になったら人生は詰む

反論その1:女子間じゃ予約くらい常識

ただ、当然のように『予約くらいで「エスコート」は笑う。女子間じゃ「常識」だから言ってんだよ』と反対意見ももらいました。

僕はその意見に対して、

川口

その「常識」を男性に押し付けて、自分からやる気が全くない女性を、「エスコート」できる人が嫌うっていってるんですけどね。

とリツイートしたところ、

大人同士が食事するにあたって予約を取ることが「常識を押し付ける」ほどイレギュラーなことでしょうか?

「自分からやる気が全くない」はどこからでてきたのか?女だってやるでしょう。ツイ元の根底には「予約してくれるたくさんの他の男」の存在があるんですよ。

引用元:https://twitter.com/iz73277119/status/1285860678381666305

という回答をいただきました。

反論その2:さらっと予約してくれる人はこんなにねちっこくないよ

他にもこんな意見もありました。

本当にその通りなんですよね。

ねちっこくないので、「いかにその生き方・考え方が損しているのか」を懇切丁寧にを教えてくれないと思います。

僕は「仕事上メリットがあるから」時間をかけてこんな記事を書いているのであって、普通は「ないな、この人」で終わりですからね。

だからこそ「当たり前」にならない方がいい

反対意見をくださったのは発端のツイ主ではありませんが、仮に発端のツイ主に「予約してくれるたくさんの他の男」の存在がいたとしましょう。

であればなおのこと、「お店の予約をしてくれるのは常識=当たり前」だと思わない方が良いのです。

ツイ主は、

 

あぁ、めんど…

と呟くのではなく、「予約してくれるたくさんの男性」に対して

 

私のために、時間をかけてお店選びをしてくれたんだ。

 

本当にありがたいなぁ〜

と呟けば良いのです。その方が「予約してくれる男性」を引き寄せます。

なぜなら「予約してもらうのが”当たり前”」ではなく、「予約してもらえるなんて”有難い”」スタンスでいるからです。

結論:私予約しておきますね、でよくね?

ここまで

▼"デートは男性がエスコートして当たり前"教徒への警告
  • そういう人を引き寄せているのは自分
  • 気が遣える人は、気が遣えない人をコッソリ嫌っている
  • 「やってもらって当たり前」になったら人生は詰む

ということについて、長々と書いてきてしまいました。

もしあなたが、

 

私、お店の予約をスマートにしてくれる人って好きなんですよね!

って思っているのだとしたら、その認識は改めた方がいいかもしれません。

ただ、結局僕が言いたいのはこういうことです。

それな。

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