【婚活相談】お見合い相手に過去の恋愛を聞かれてしまう理由

記事更新日: 2023/12/15

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

▼【相談内容】お見合い相手に過去の恋愛を聞かれることにモヤモヤ

川口さん、はじめまして。

28歳の梅と申します。

現在、相談所にて婚活中で男性の心理というのを教えていただきたく、相談いたしました。

 

初回のお見合いや2〜3回目のデートで男性の方から、よく過去の異性関係や、何年くらい彼氏がいないのかを良く聞かれます。

もやっとするので、男性になぜ私の過去の異性関係が気になるのか聞き返しても「なんとなく!」なだけで教えてくれず、私だけ過去の異性関係を答えるのもフェアじゃないと思い、あなたはどうなのかと質問しても適当にはぐらかされます。

 

可能であれば女性に過去の異性関係を聞いてくる男性側の心理をご教示いただきたいです。

 

正直、今まで彼氏がいたことがない自分のコンプレックスを刺激されてしまうのと、1〜3回しか会っていない他人に粗探しをされている気持ち悪さや、変な女に見られているのかと感じてしまい、聞かれるたびにうんざりしています。

本人なりの距離の取り方なんだろう、と無理やり解釈しても、やはりうんざりした気持ちが勝ってしまって、聞かれた瞬間お断りの気持ちに傾いてしまう、そんな自身の考え方を改めたいです。

 

恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

川口

2〜3回目で過去の異性関係について聞けるデリカシーのなさに愕然としてしまいますが…

川口

その質問が出る背景を理解すると、少し見え方が変わるかもしれませんよ!

自分に自信がないところを突っこまれる「確信の法則」

はじめに、なぜ過去の異性経験を聞かれるのか?を解説しましょう。

結論から言うと、梅さんがそれをコンプレックスに感じていて「そこは聞かないで!」って思っているからです。

聞かないで!って思えば思うほどに、聞かれる状況をイメージしてしまい、それが見事に現実化している、というわけです。

川口

思考は現実化する、というやつですね。

実は自分が原因でその会話を引き出している

営業の仕事なんかをやるとよく体験するんですけど、

  • 「製品については自信があるけど高いなぁ」と思っている営業マンは値段の部分を突っ込まれ
  • 「ぶっちゃけ他社製品の方が魅力的だよな」と思っている営業マンは競合他社に勝てません

僕はこれを確信の法則と呼んでいます。

梅さんは自分の交際経験に負い目に感じている(自分への確信が埋まっていない)ので、コミュニケーションの節々にその雰囲気が出ちゃっています。

それゆえ、出会う男性たちも「異性経験があまりない人なのかな?」って気になって聞いちゃうんですよね。

目の前に来る人は、自分の鏡である

さらに、交際経験に自信がない人は、交際経験に自信がない人を引き寄せます。

自分に自信がないから、女性の交際経験を聞いて、少なければ安心できるわけです。

だから聞いてくるし、自分のことは言わないんですね。

川口

実は自分に問題があるんですよね。

コンプレックスを解消する3つの方法

さて、ではどうしたらそういう質問をされなくなるのでしょうか?

それは、梅さんがそのコンプレックスをなくすことです。

コンプレックスの克服方法

もう少し正確にいうと、「コンプレックスだ」と認識するのをやめることです。

少し専門的な話になりますが、コンプレックスは

  • 直接補償する(苦手な分野を思いっきり鍛える)か
  • 間接補償する(別の分野で得意分野を作って補う)か
  • リフレーミングする(短所を長所に変える)か

で乗り越えられることが多いです。

コンプレックスの乗り越え方の具体例

前述の「製品に自信があるけど価格が高い」という確信のなさを例にあげれば、

  • 直接補償:なぜ高いのか、その付加価値や理由を勉強する
  • 間接補償:価格が高いだけの質があることをプレゼンできるようになる
  • リフレーミング:高いからこそ優良顧客が集まる

といった切り替えができます。

 

梅さんの交際経験へのコンプレックスの場合は、例えば

  • 直接補償:異性コミュニケーションをめっちゃ勉強する
  • 間接補償:性格の良さや頭の良さなど、別の部分で勝負する
  • リフレーミング:異性経験が少ない方が清純さアピールになるのでは?と考える

といった克服方法が考えられますね。

「コンプレックスに感じていること」が問題

上記の方法がしっくり来なければ、

「男性との交際経験がなくても結婚できる人はいる」という情報や「そういう人が何をして成婚まで結びついたのか」という情報にアクセスしまくるというのも一つです。

可能な限り、自分のコンプレックスに対するイメージの悪さを払拭していくことが大事です。

川口

コンプレックスは「コンプレックスに感じていること」が根本の問題です。

 

それを取り除くためにどんなことができるのか?考えてみましょう。

意外と考えすぎなだけかも?

「男性心理」なんてものは知ったところで、何の意味もないし、実際の現場では大して役に立ちません。

異性の心理を学ぶより「自分の心理」について深く勉強をしましょう。

それが人間への理解、ひいては成婚につながっていきます。

最後に、フォロワーさんのリツイートで一番しっくりきた回答をご紹介しておきます。

川口

案外、こんなもんだったりしますよね。

 

あまり難しく考えすぎないのが一番かもしれません。

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