【"二番目の女"の末路】不倫を楽しめる人と、不倫で苦しむ人の違い

記事更新日: 2022/05/01

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

川口

先日、不倫に関する相談を受けました。

▼今回来た相談

はじめまして。是非相談に乗っていただきたく、マシュマロを送らせていただきます。

月と申します。わたしは23歳です。

 

今の職場に21歳後半で来て、職場のAさんと不倫関係にありました。

初対面からお互い容姿に惹かれ、話してみたらすごく合い、急接近して毎日LINEをしてその関係に至るといった感じです。

本当にAのお顔がタイプで、好みや恋愛観、細かい部分も色々と同じで似ていて、同じタイミングでお互い好きになってこんなに大好きになるなんて運命だと思いました。

肉体関係を持つまで1年近くかかりましたし、毎日本当にこまめな連絡、一緒になりたくて悩んだり、本気で好きでいてくれました。

職場で他の人と笑って話すだけでも嫉妬するような人でした。

 

彼は私が1番だと言ってくれましたが、彼には妻子がいて、そのことで私が不安定になり、不安や不満が重なり何回も衝突してしまいました。

都合が悪いことでも正直に話す彼なので、子供と私が比べられない時期があった時にはどうしても子供とは比べられないと言われていました。

それでも一緒にいて、愛するうちに私が1番でそれは変わらないとなってくれました。

ですが、仲直りしても喧嘩ばかりで、彼が弱気になり今回別れることになりました。

 

今まで別れの危機や別れはありましたが、今回ほど彼が断固として揺らがないのは初めてです。

別れるには家のローンや養育費等でお金が要り、自分のお給料では無理だし、別れることができても経済面で私に苦労させるなら一緒にはなれないと。

今までは低い可能性を信じて諦めず一緒にいましたが、あまりの可能性の低さを実感して完全に諦めたみたいです。

低過ぎる可能性の中で付き合うのは私にとってマイナスだと。

 

今までは私の言葉で揺らいだり、決断を変えた彼ですが今回は絶対変わらないと諦めました。

今は最後に会う日までの間、LINEをしていますが、最後最後と連呼する彼に悲しくなります。

  • お揃いのスマホケースも変えないし捨てない
  • 思い出の物も捨てない
  • 私があげたお菓子の袋でさえ取っておく
  • LINEも消さない
  • 私のことが1番好きなのは変わらない
  • 宝くじを買い続ける(一緒になるためのお金)、

そんな彼の状況で本当に私と完全に別れられるの?って思います。

今はLINEしてるから別れた実感は無いそうですが、、復縁はもう無いですか?

この相談に対して僕は、

一緒になるためのお金を作る方法が「宝くじを買い続ける」って、何のギャグですか?www

悲劇のヒロインを夢見てないで、さっさと相手の奥さんと子どもに土下座してきてください。

と思わず反射的に答えてしまったのですが、このツイートにこんな反応をしてくださった方がいました。

これは本当にその通りだと思ったので。この記事で僕の回答の真意を書いておこうと思います。

この記事では、不倫という行為についてはジャッジしません。

しかし、不倫関係の中身には明確に良し悪しがあります。

不倫関係をストレスフリーで楽しめる人もいれば、今回の相談者さんのように不倫関係に悩まされてしまう人もいます。

同じ不倫なのに、それが楽しめる人と苦しんでしまう人がいるのはなぜなのでしょうか?

自分が一番になれると期待しているか、期待していないか

不倫におけるお悩みで一番耳にするのは、「彼がいまの奥さんと離婚してくれるのか不安」というお悩みです。

この「いつか自分が一番になれるかもしれない」という期待感がある人は、不倫関係に心を蝕まれます。

逆に、不倫相手がどれだけ魅力的な相手だろうが、「自分が一番になろうなんて微塵も思っていない」人は不倫を全力で楽しむことができます。

相手には最愛の相手がいる、それをわかった上でおつきあいをする背徳感が楽しくて不倫にハマっているのです。

二番目の女は一番目には絶対なれない

自分がいつか一番目の女になれるんじゃないか、と期待しながら不倫関係を続けることは「悪い」不倫です。

なぜなら、相手が本当に真剣に不倫相手のことを選ぼうとするなら、「きっちり別れてきてから」付き合おうとするはずだからです。

「不倫をしている」という時点で、その恋は絶対に実らない。とを証明しているようなものなのです。

多くの女性が勘違いしていますが、男性は二番目の女を一番目に繰り上げるなんてことはほとんどしません。

一番目の席が空いたら、また別の一番目の女がその椅子に座るだけであり、二番目の女はいつまでも二番目の女なのです。

不倫はどちらかが真剣になったらオシマイ

一方の不倫を楽しんでいる人は、その二番目の女でいることを重々理解しているのです。

なんなら相手のことも二番目の男として見ています。

お互いがお互いにとって都合のいい関係でしかない、だからストレスなくその関係を楽しめるんですね。

個人的には不倫関係になることは否定はしませんが、どちらかがどちらかに真剣になったら終わりだと思っています。

川口

そういう意味では、相談者さんは最初から「終わっていた」ということになりますね。

もし真剣な交際を求めるなら、「きっちりカタをつけてきたらまた会いましょう」とハッキリと伝えるべきです。

それでお相手の本音もしっかり探ることができるはずです。

不倫はスパイスだから美味しい。主食にしてはいけない

もう一つ忘れてはならないことは、不倫におけるドキドキ感は「それが不倫の関係だから」という事実に下駄を履かされている、ということです。

仮に不倫関係にある二人が結ばれてくっついたとしても、その瞬間「不倫関係」はなくなり、ただの恋人同士になります。

そうなれば「歴史は繰り返す」で、また別のスパイスを求めどちらかが不倫に走ります。

不倫は日常にちょっとしたスパイスとして加えられるからこそ美味しいのであり、それが主食になると「毎日なんて食べられたものではない」のです。

二番目の女から脱したい女性は、間違っても男性の「そのうち別れるつもりだよ」という言葉を信じてはいけません

それは「ターメリックライスをライス抜きで食べるよ」と言っているようなものです。

川口

そんなことは、絶対にあり得ませんのでご注意を。

今回の不倫をすぐにやめたほうがいい理由

以上を踏まえた上で、今回の不倫について、相手がいかに真剣ではないか?を整理してみましょう。

お互い好きになってこんなに大好きになるなんて運命

(中略)

一緒になりたくて悩んだり、本気で好きでいてくれました。

本当に大好きになっているならとっくに奥さんと別れています。

別れていない時点で、あなたと本気で付き合う気など微塵もなかったのです。

 

彼には妻子がいて、そのことで私が不安定になり、不安や不満が重なり何回も衝突

不倫に関わらず、一緒になって不安定になる人との付き合いがうまく行くわけがありません。

本人に別れるつもりがないのに、あなたが一番目になろうとしたことが、全ての元凶です。

「愛するうちに私が1番でそれは変わらない」というのは嘘です。残念ながら。

結局、最終的には奥さんを取ったわけですし。

 

別れるには家のローンや養育費等でお金が要り、自分のお給料では無理だ

その解決策が、「宝くじ」って。運任せかよ、って思いますよね。

結局、お金が理由ではないんですよ。お金が理由な起業でもなんでもして大金を稼げばいい。

それを「なんの努力もいらない宝くじ」に賭けてる時点で、彼がいかにあなたに本気じゃないかがハッキリと現れています。

 

本当に私と完全に別れられるの?

簡単です。だって、あなたとは元々付き合ってなんかいないんですから。

 

職場のAさんと不倫関係にありました

職場は仕事をするところです。

恋愛をするところじゃありません!!

 

以上です。

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