セックスレスで離婚したら後悔する?実際後悔した理由と失敗しないための対処法

記事更新日: 2024/02/23

ライター: さくら

さくら

セックスレスをテーマのドラマ「あなたがしてくれなくても」が話題ですね

 

セックスレスで悩んでいる夫婦は少なくありません。

社会問題として、明るみになり、対処方法はでていますが、本質的な問題解決には至らない人が多いようです。

さくら

私はセックスレスで悩んでいる500人以上の方から相談を受けてきました。

  • セックスレスを理由に離婚すると後悔する?

  • セックスレスで離婚した人はどんなことで後悔してる?

  • 逆に離婚せずに後悔した夫婦もいる...?

離婚を選択した時に失敗しないための心がけ、セックスレスを原因として離婚した場合に、どのようなことで後悔しやすいのか、また、後悔しないために今やるべきことについてご紹介します。

 

【悩み深し】セックスレスで離婚したら後悔する?

セックスレスが辛くて離婚したい…。

でも、離婚というのは大きな決断...。

 

「セックスレスで離婚して後悔しないかな?」と悩むのは、まだ何か夫婦生活を続けられる可能性があるのでは?と考えているからです。

ここでは、離婚に踏み切れない現状に悩む声を紹介します。

セックスレスだけど旦那は好き

さくら

以前、このような相談をいただきました。

【過去の相談例】

旦那の事は好きだけど、好きだからこそ愛情表現されないのが辛いです。

子供の事がネックで我慢していましたが、離婚した後も旦那は自由に子供に面会出来たら、住む家が違うだけで現状と同じような親子関係を保てるんじゃないかと思えるようになってきました。

 

旦那はレス以外では子供の面倒も見てくれて私にも息抜きする時間をくれて、仕事も真面目に行き、申し分ないです。

同じように旦那さんを好きだけど離婚したって方はいらっしゃいますか?

こんな自分勝手な理由で旦那に息子2人分五万の養育費を請求する事は出来ますか?

さくら

セックスレス、愛情表現の少なさは、離婚原因として認められます。

養育費に関しても不可能ではありません。

不満、甘えたい気持ち、認めてほしい気持ち、

自分を満たすのは、本当は何なのか、自分自身との対話でわかることも多いです。

本当に欲しいものはセックスではない場合もあります。

二人の最高の愛情表現がセックスとは限りません。

自分と旦那さんのそれぞれの愛情表現について、求めるものをすり合わせる機会を作れるといいですね。

さくら

愛する人の心と体を満たす表現方法は、お互いの本音で話し合ってこそ、見つかるものです。

 

離れてみて初めて分かることもあります。

離れて暮らすイメージで生活してみて、自分自身の反応を感じてみてください。

楽しんで暮らせるのか、それとも後悔するのか、

離婚を仮定として、養育費をもらって暮らす中で、本当に満たされて幸せでしょうか?

セックスレス以外に「申し分ない旦那さん」に離婚を切り出す前に、

本当の自分が欲しいものはセックスなのか、よく考えてみてくださいね。

セックスレスを今後も解消できると思えない

【過去の相談例】

主人とセックスレス(5年程)以外では何一つ不満はありません。

でもセックスレスは私には深刻な問題です。正直欲求不満です。

主人に言うと相談しても「疲れてるから」「明日も早い」「そんな気分じゃない」「​​性欲もない」と断られます。

何度も断られるうちに、誘いにくくなってしまいました。

正直こんな状態で夫婦生活を続けていく自信がありません。

このような相談をもらった時は、

さくら

リラックスするための環境作りをしてみてはどうですか?

と話しています。

まずは、自分自身がリラックスして、楽しい気分になる雰囲気作りが重要です。

環境を変えることは、自分の意識次第で可能です。

 

また、ご主人が疲れている時は、マッサージをして感謝を伝えるなど、

直接セックスと関係ないところから、徐々に心を打ち解けていく環境にしてみてください。

 

日頃の疲れ、ストレスをほぐすのに一番効果があるのは、自然なふるまいです。

力を抜いている状態で、そっと肌が触れて、お互いの心地よい時間を少しづつ増やしてみてくださいね。

 

もしも、自然なふるまい、自分に正直になった本音のふるまいで、ご主人に触れることができない場合は、その関係は不自然な関係ということになります。

自分が不自然な時、心は相当な無理をしています。

ご主人が疲れているのはなぜか?性欲がないのはなぜか?考えた時、自分のせいだと責めていませんか?

さくら

自分を責めている時は、不自然な状態です。

楽しそうではなく、苛立ったり、潤いやハリがなかったりして、苦しそうです。

不自然な女性を魅力的だと思う人はいません。

 

愛するご主人と触れ合いたい気持ちが心から湧き出ていて、自然なふるまいになれば、ご主人も安心して、疲れることもなく、一緒にベットで過ごしたいと思うはずです。

仕事で疲れたご主人が「早く帰って癒されたい」と思うような、自然な笑顔で、毎日をすごしてみましょう。

 

まずは、自分自身が毎日を笑顔で過ごせるように、自分自身を喜ばせてみてはいかがでしょうか?

さくら

12年のセックスレスが解消した例もあるんですよ!

【12年のセックスレスが解消した例】

私は息子3人の一番下の出産後、12年間のセックスレスでした。

夫が早期退職を選択し、退職金で新居を建てました。

子供たち、夫婦、それぞれの部屋を作ると、お互いの部屋を夜に行き来するようになりました。

セックスフルになってから、夫は再就職、私は好きな仕事で開業しています。

さくら

退職、転職や引っ越しのように、大きな出来事でなくても、

環境を変える方法、日常に変化をつける方法で、新鮮な気持ちになり、関係が改善に向かうことがあります。

もっと早く離婚すれば良かったという声も

【過去の相談例】

離婚に踏み切るまでに5年かかりました。

さっさと見切りをつけてもっと早く離婚すれば良かったと思っています。

「子供が欲しい」と思っていた私にとって、5年という歳月はとても長く、もう取り戻すことができません。

さくら

出産を望む女性にとって、年齢は深刻ですよね。

自分の希望する人生の未来年表を作ってみてください。

違和感を感じた時に未来年表を見直すと、実際の人生も修正できます。

セックスレスで離婚して後悔した夫婦の実話

セックスの頻度や愛情表現の重要度は人それぞれ違います。

離婚してから、セックス以外の問題に気が付いて後悔する声はどのくらいあるのでしょうか?

 

子どもが小さい年齢なので後悔した

さくら

「子供がまだ小さい年齢なのでその点で後悔した」という女性も。

【子供がパパが大好きだったので心が痛かった】

子どもが「パパはいつ帰ってくるの?」なんて言ってきた時には

セックスレスを理由に離婚した自分の選択は間違ってなかったのかと自分を責めてました。

さくら

自分を責めるのは、子供のためにもよくありません。

周りに協力者がいる環境作りで、解決していくことも大切です。

子どものいる家庭の離婚は、夫婦だけの問題ではないので、離婚して後悔しないか、十分に考慮する必要があります。

子どもと過ごせる時間が減った

【子どもに寂しい想いをさせてしまった】

生活費を稼ぐために働くようになったものの、夜の仕事の方が時給がいいため、夜勤を選択することも多くなりました。

そのため子どもは学校から帰っても、1人で晩ごはんを食べることになります。

一緒にいてあげたくてもそれができず、親も子もお互い寂しい思いをしました。

1人だと基本的な生活もままならず、ご飯もちゃんと食べずお菓子でごまかしたり、お風呂もはいらず宿題もやらないようになってしまいます。

目をかけてあげられる時間が減ってしまったのは後悔しています。

さくら

親が離婚していても、幸せな人生にするかどうかは自分次第です。

「自分が悪いんだ」と親が言っている子供は、自分で責任を取らない、誰かのせいにする人になる傾向があります。

お子さんに今の状況を説明して、理解してもらいましょう。

相手を思いやることができる人に育ちます。

 生活面でキツくなった

【離婚して貧困に悩まされた】

想定していた養育費をもらうことができず、離婚前はパートしかしていなかったので、かなり生活を切り詰めています。

さくら

養育費は責任の問題です。あきらめてはいけません。

ひとりで悩まずに、周りに助けを求めることも必要です。

離婚後、自分自身の価値を過小評価してしまう女性が多いようです。

仕事のことも、周りに相談してみてくださいね。

再婚後も再びセックスレスに...

【再びセックスレスに悩んでいる...】

再婚して幸せな家庭を築けたはずだったのですが、再びセックスレスになってしまいました...

離婚して新しい生活を手に入れれば幸せになれるとは限らないのですね。

さくら

自分の人生は、誰かが幸せにしてくれるものではありません。

どうやって、自分を幸せにするのかは、自分自身です。

 セックスレスで離婚して正解だった夫婦の特徴と声

セックスを原因に離婚した夫婦は、その後も相手を尊重し、お互いに傷つくことなく、

新しいパートナーを祝福し合えたり、子育ても協力し合ったり、親の介護も助け合ったりするなど、

良好な関係を続けている場合があります。

パートナーとのセックスが気持ち悪いと感じてしまう

セックスについて話し合える関係でいられる場合は、関係が修復できるかもしれません。

修復できない場合は、離婚をして新たなパートナーとの幸福を得る例もあります。

「家族になってしまったらもう抱けない」とハッキリ言われた

さくら

女性としての魅力がなくなったように感じてショックな方もいるかもしれませんね。

「家族になる」ことで、愛情表現が変わることがあります。

子供が生まれてどんどん仲良くなっていると、出産前とは違う関係性で、お互いに性欲が高まる時がきたら、前よりも仲良くなることもあります。

さくら

男性も女性も、性欲には個人差があります。

愛情があるなら、相手を傷つけるような発言はしないのではないでしょうか。

妻に対して性欲がなくなるのは、動物の本能のようなものです。

本能を責めることはできませんが、本能を覆すような人間としての理性や愛情を持っていない男性と長く暮らすのは苦痛かもしれません。

理性的な男性との生活を望むなら、離婚は自分を大切に扱う一つの決断になります。

さくら

離婚して新しい人生を送る人はこれまでも多く見てきました。

自分自身の幸せを第一に考えましょう。

不倫などの裏切り行為をされ修復が無理

裏切られた傷は、二度と戻りません。

それでも一生を共にできるほどの愛情がある場合を除き、自分を大切に扱うことをよく考えてみましょう。

さくら

例えば、愛するパートナーに裏切られた親友になんと声をかけますか?

自分を親友に置き換えて、対話してみると、自分の本音と一致した行動ができます。

我慢して生きていくことは、幸せから遠ざかります。

自分の本当の幸せに気付いて、近づいていく決断を取りましょう。

セックスレスで離婚してより良い関係になった例も◎

さくら

セックスレスで別居後、離婚となったケースでより良い関係になった例もあります。

【セックスレス離婚でより良い関係になった例】

夫が、子供の大学までの費用、留学費用、妻と子供の住居費、生活費を全部払ってくれています。

夫は別居中に知り合った女性と再婚、私は婚活を楽しんでいます。

お互いに正直に話し合った結果が、最善の人生を創り出します。

セックスレス離婚で後悔しないために大切なこと

さくら

セックスレス以外での、経済面や生活面などのお互いの価値観を良く俯瞰してみましたか?

変化は自分から起こすことができるかもしれません。

離婚する前にもう一度よく自分自身の胸に聞いてみましょう。

相手としっかり話し合う

まずは自分の気持ちを素直に伝えましょう。

世間体や親の意見ではなく、自分自身の本音を話し、相手の本音もよく聞きましょう。

難しい場合は、手紙に書いてみると落ち着いて整理できるかもしれません。

関係修復は本当にできないか

自分を大切にするのは、別れることか、修復することか、良く考えてみましょう。

出産直前後、子育てのストレス、生理中、月経困難症など、ホルモンバランスの崩れからくる精神的な乱れもあります。

一時的な感情で決めていないか、よく考えましょう。

子どもの将来も話し合う

さくら

子どもの将来が幸せになることを願うのは当然です。

しかし、どんな人の人生も、切り開くのは、本人です。

離婚することを悲観しすぎずに、どんな状況でも自分自身で切り開いていける人間になることを信じて、

子ども本人の意見もよく聞いてみましょう。

一生一人で生きていく覚悟もする

さくら

次のパートナーが見つからず、この後の人生を一人で生きていく可能性もあります。

「一人で暮らす覚悟もあるか」は離婚して後悔しないための重要な判断ポイントになります。

幸せになるための決断かどうかを確かめる方法

結婚した当初の気持ちを思い出してみましょう。

さくら

幸せになるために結婚を決めたはずです。

本当に幸せになるための決断かどうか、確かめる方法があります。

それは、結婚当初の自分、離婚した自分、結婚を継続した自分、など、自分自身とよく話し合ってみることです。

答えは常に自分自身の中にあります。

他の人の意見を聞いたり、読んだり、参考にすることはあっても、決めるのは自分自身であることをお忘れなく。

さいごに

離婚する理由は、本当にセックスレスでしょうか?

愛情表現が欲しかっただけかもしれません。

誰かに愛されたい、大切にされたい、認められたい、という理由で離婚するならば、常に他人の意見に依存する人生になります。

さくら

あなたの人生は、あなた自身が選ぶから幸せになるのです。

自分自身で自分を愛する、大切にする、認めることを考えてみましょう。

少しでもお役に立てれば幸いです。ご多幸をお祈りしています。

この記事を書いた人

さくら泥沼不倫の経験をもつ心理カウンセラー

人生のどん底を経験したからこそ伝えられる真実・男女関係のリアルを、経験者・専門家の視点から語ります。

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