川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
女性性を売りにすると被害者意識が生まれるのはなぜなんでしょうか。
「自分でそれを選んでおいて女性として売れなくなると被害者面をする女」というツイを見かけて、夜職をしている私には正直当てはまる節もあり、悲しくもあり、確かにそうだよなとも思いました。
自分の中でまだまとまりきっていなくて漠然とした質問で申し訳ないですが、数日間この事でぐるぐる考えてしまって第三者の意見が聞きたくて相談しました。
よろしくお願いします!
画像参照元:マシュマロ
川口
要するに「女」を武器にするのは悪なのか、ってことですよね。
女性性"しか"売りにできないと確かに売れ残るでしょう。
これは、武器そのものの問題ではなく、それを扱う側のマインドの問題です。
女性性のみを売りにしている典型例としては、港区女子、パパ活女子が挙げられます。
彼女らは、若さと美貌のみを武器にハイスペとの関係を持ちたがりますが、30を過ぎると相手にされなくなり文字通り「売れ残って」いきます。
パパ活系、港区系は男女ともに見事に「需要と供給」が一致しており、ステータスを誇示したい男女でくっついています。
しかしこのとき、評価されるのは「人に自慢できる相手かどうか」でしかなく、その人間性が全体の評価に占める割合はかなり限定的です。
基本は「金と美貌」の取引をしている市場ですので。「金と美貌」が劣化した場合は、その市場では必要とされなくなります。
すると、それまで埋められていた承認欲求が欠乏するため、「この私を選ばないなんてバカじゃないの?」とでも思わないと、アイデンティティが保てなくなります。
結果として、その防衛本能としての被害者意識が生まれやすくなります。
では、夜職をしている女性が全員そうか、と聞かれればもちろんNOです。
女性性を売りにして稼いでいるのは事実ですが、それはどの職業にだってある程度はあるものです。
アイドル、レースクイーン、秘書、受付など、性的魅力が職能として評価される、あるいは活きる仕事は他にもたくさんあります。
田中みな実さんも「女であることを最大限に活用しながら生きています」と言ってますが、それ自体は悪いものでも卑しいものでもなく、生き方のいちスタンスであるだけで善悪はありません。
川口
僕も元俳優、っていう(響きだけはイケメンに勘違いさせる)肩書きを使ってますしね
ただそれは、自分を構成する一つの武器でしかなく、他にも武器がいろいろあるわけなので、顔面が劣化したとしても特に何も困らないわけです。
バイオハザード言えば、サバイバルナイフもハンドガンも、スナイパーライフルもロケットランチャーも持ってるので強いわけです。(わかりにくい)
状況に応じてこれらの武器を変え、使いこなせれば生存率は上がり、売れ残ることはなくなるでしょう。
しかし女性性"だけ"を武器にしていると、それが使えなくなった場合には、何の武器も持たずに人生を攻略しなければならなくなるので、人生が無理ゲーと化します。
そして無理ゲーだと分かってるからこそ、防衛本能が生まれるわけです。
川口
あなたには、女性性以外の武器がありますか?女性性以外の武器を磨いていますか?
若さと美貌には賞味期限があります。
人間力という賞味期限のない、そして永遠に磨き続けられる武器を手に入れてください。
そうすれば被害者意識なんてものは生まれなくなりますよ。
\結婚したい人必見!/
|
\彼氏・彼女が作りたい人/
|
||||
男女関係にまつわる悩み
|
オトナの恋愛事情
|