水溜りボンド・キングダム ・南海キャンディーズ、なぜ"彼ら"は美女を落とせたのか?

記事更新日: 2023/08/15

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

『水溜りボンド』のカンタさん、『キングダム 』原泰久先生と、美人を落としているクリエイターたちの報道が相次いだ2020年。

こじるり&原泰久氏は破局が報じられましたが、南海キャンディーズの山ちゃんが蒼井優さんと結婚された時も大きく報道されましたね。

そして今回南海キャンディーズのしずちゃんと佐藤達さんが結婚を発表!

みなさん、こういう報道を聞くたびに思うことがあるはずです。

川口

なんでその人だったんだろう?

と。

僕はこの3人には明確な共通点があると考えています。

「5年間1日も休まずに動画投稿を続けた」水溜りボンド

今でこそトップユーチューバーとして君臨する水溜りボンドさんですが、彼らが今あの位置にいるのは、二人が「毎日投稿」というルールを破らずに動画を挙げ続けたからに他なりません。

2015年1月1日から今日に至るまで、1日も休むことなく動画をアップし続けています

2020年の6月22日には、2,000日目を記念した動画はアップされていました。

現在YouTuberの中でも、このレベルで毎日投稿をし続けている人はごくわずかです。

ではなぜ毎日投稿を始めたのか?

動画の中でも語られていますが、当時チャンネル開設時に既に毎日投稿をしていた「ヒカキン」さんや「はじめしちょー」さんをみて、「本気でやるなら毎日投稿なんじゃないの?」と決めたのが理由です。

川口

これね、言うのは簡単ですけど、ハッキリ言って狂気の沙汰ですよ。

僕もかつて一度、YouTubeの動画を一本撮って動画編集をやったことがあるんですが、

まぁ〜字幕入れるのしんどいのなんのって!!

『これを2,000日やってたらそりゃトップいくだろうなぁ』と言うのが正直な感想です。

しかも水溜りボンドさんの場合、企画も自分たち(主にカンタさん)でやっているので、産みの苦しみも絶対にあったと思うんですよね。

でも、有言実行でそれをやり続けるストイックさ。半端じゃない。

『毎日2時間の睡眠時間を10年続けている』原泰久先生

次は『キングダム』の原泰久先生。

情熱大陸に出演された際に、連載が始まってからの10年間、『毎日2時間睡眠の生活をずっと続けている汗臭い漫画家』と自分を称していたのがものすごく印象的でした。

1日のスケジュールはもはや狂気。

コンビニで1日分の食料を買い込んだら、漫画のネームを22時間ずっと練るような生活。

眠くなったらフリスクを噛み続けるということを続けていたら、なんと前歯が欠けてしまったそうです。

川口

フリスクで前歯が欠けたのは日本中を探しても原先生だけだろうな…

先生のストイックさは、実写版のキングダムにも伝染していて、信を演じた山崎賢人さんは10kg体重を落とし、逆に王騎を演じた大沢たかおさんは10kg増やしています。

実写版キングダムは、原作ファンがガッカリしなかった「漫画の映画化」の数少ない成功事例の一つだと思います。

「天才は諦めた」が努力は諦めなかった南キャンの山ちゃん

最後に、南海キャンディーズの山ちゃんのストイックさについて。

お笑い芸人の人たちは「努力を見せるのはカッコ悪い」という哲学を持たれている方が多いのですが、今活躍されている方々は本当にストイックな方ばかりです。

中でも山ちゃんは、「自分が天才じゃないからこそ、人一倍努力しなければならない」ということを強く自覚し、狂ったようにお笑いの研鑽を続けてきました。

2006年から「反省ノート」を毎日書き続け、その数は60冊以上にもなると言います。

川口

ここでも「毎日努力を続ける」ストイックさが伺えますね。

自伝エッセイである『天才は諦めた』の中には、こんなフレーズが記載されています。

「できないという言葉は、しんどい作業から逃げる簡単で恐ろしい言葉だ」

「逃げるという選択肢を思いつかないくらい努力する」

「モチベーションが下がっている状態が通常なんだから、常として頑張らないといけない」

 

引用:『天才は諦めた』朝日新聞出版 (2018)

一時期、相方のしずちゃんとも不仲になったこともありましたが、その時も自分自身のあり方を見つめ直して、見事和解に至っています。

現在の奥さんでもある蒼井優さんとしずちゃんは、映画『フラガール』の時からの仲。

その一部始終を見ていたからこそ、その影の努力を知っていたからこそ、蒼井優さんは山ちゃんを選んだんじゃないかと僕は思っています。

なぜ美人は「狂ったレベルの」ストイックな男に惚れるのか?

  • 2,000日以上の「毎日投稿」を続けた『水溜りボンド』のカンタさん
  • 「2時間睡眠」を10年間続けている『キングダム』原泰久先生
  • 「反省ノート」を12年で60冊以上書き続けている『南海キャンディーズ』山ちゃん

この3人に共通することは、

『常人には真似できないレベルの努力をずっとやり続けている』

ところです。

池田エライザさんしかり、小島瑠璃子さんしかり、蒼井優さんしかり、芸能界でTOPを走り続けるというのは、とても大変な努力を重ねなければなりません。

そんな人たちでも「コイツマジ狂ってるわ…」と思うほどにストイックだったのが、この3人だったのではないでしょうか。

そしてその狂ったレベルの努力を応援したいと思ったのだと思います。

本物の美女は相手を顔で選ばない

カンタさんの時は、『なぜ一般人が絶世の美女を捕まえられるんだ』という声が上がり、

原先生の時は、『全国のおじさんに希望を与える存在だ』という声が上がり、

山ちゃんの時は、『美女と野獣のレベルじゃないぞ』という声が上がりました。

 

どれも『なんでこの人がこんな美女と結婚(交際)できるのか!?』という驚きが隠れています。

しかし、本物の美女は相手を見た目では選びません。

 

基本的に相手を見た目で選ぶ人というのは、「自分に自信がない人」です。

自分に自信がないから、イケメンや美女を横に置いておきたいと思うわけです。

しかし本物の美女は、そもそも自分に絶対の自信がありますから、横にいるのがイケメンである必要がないのです。

では何で選ぶのか?その人の「ひたむきさ」と「優しさ」です。

「ストイック×優しい=美女が落ちる」説

カンタさんも、原先生も、山ちゃんも、共通して仕事仲間から「優しい」という評価を得ています。

狂ったように努力できる人は、自分が苦しんでいる分、人の痛みにも敏感です。

だからこそ気配りができるし、謙虚で、どんなに成功してもおごらないでいられます。

そういったストイックさと優しさを兼ね備えたところに、人を見る目がある美女たちはキュンときてしまうのです。

「なんでその人が!?」という声に対する違和感

僕がこの記事を書こうと思ったのは、山ちゃんの時の報道のされ方に違和感があったからです。

一流の人が一流の人を選ぶ時、そこにはきっと本人たちしか知り得ない特別な感情があるはずです。

それを

  • 「YouTuberになると一般人でも池田エライザと結婚できるのか」とか
  • 「おじさんでもこんな若い子と付き合えるんだ」とか、
  • 「ブサイクにも希望がある」とか、

外部が薄っぺらく評するのは、本人にも、そしてその人を選んだ相手にも失礼ではないでしょうか。

全員めちゃくちゃ努力してるし、人生の酸いも甘いも経験して、誹謗や中傷・やっかみも全部乗り越えて今の位置にいるわけですから、むしろ「しかるべくしてなっている」と考えるべきではないでしょうか。

そしてこういう事例からこそ、「なぜこの人はこの人を選んだのか?」を自分なりに噛み砕き、人を見る目を養い、高い視座を身につけるキッカケにできる人が、本当に幸せな結婚やパートナーシップを実現できる人なのだと僕は思うのです。

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