僕が恋愛相談を無料公開している「裏側の理由」とあなたと作りたい未来

こんにちは。

恋愛プロフェッショナルの川口です。

僕は、Twitterのフォロワーさんに向けて、マシュマロ相談というサービスを通じて、無料の恋愛相談を行っています。

かれこれ1,000件近い相談をいただいていますが、とてもありがたいことに、「解説が具体的で自分ごとにしやすい」と好評をいただいています。

この記事では、このマシュマロ恋愛相談について

• なぜクローズではなくオープンにしているのか？
• なぜ有料ではなく無料でやっているのか？

を解説にしていきながら、あなたと一緒に作りたい未来について共有していきたいと思います。

「可視化された」やり取りが、良い恋愛相談を作る

恋愛相談を自身のバリューにしている「恋愛のプロ」は他にもたくさんいらっしゃいます。

しかし多くの人は、DMでのやり取りにしたり、対面コンサルにしたり、その中身を可視化していません。

そんな中、僕が相談者さんの相談と自分の回答をオープンにしている(*1)理由は、

• 他人の相談を見ている時にこそ、客観的に内省できることがあるから
• 「見られている」ことで、相談と回答の質を担保・向上させるため

の2つです。

成功までのプロセスに価値がある

人が相談をする時は、基本的には何かがうまくいっていない時です。

うまくいっていない時から、「何かを変えて」うまくいくようになる、そのビフォーアフターが追跡できて初めて、本当に価値のあるノウハウになります。

 

しかし、日本には「失敗を称賛する文化」がないため、多くの人が「うまくいっていない時」を隠したがります。

そして成功した時にだけ「こうすればうまくいくよ」とアフターになってから解説します。

それ自体は悪いことではありませんが、僕は成功にたどり着くまでのプロセスの中にこそを価値があると考えています。

「人の振り見て我が振りなおせる」環境を作りたい

僕の好きなお笑いコンビ「ぺこぱ」のネタの中に

というギャグ（？）があるのですが、本当にその通りだと思っています。

特に、恋愛などの「人によって最適解が全く異なるもの」は、自分で答えを見つける必要がある分、「参考にできるサンプルの種類・豊富さ」が肝心になります。

その量があればあるほど、いろんな事例から自分だけの正解を導きやすくなるからです。

だから僕は、恋愛相談の中身を可能な限り可視化して、「人のフリ見て我がフリなおせる」環境を作りたいと考えています。

「監視」されている状態が相談の質を高める

また可視化された相談は、「見られている緊張感」があるため、質問者にも回答者にもメリットがあります。

質問者は、「失礼な・自分本位な」相談を送ると、他のフォロワーから「これはひどい」と怒られます。

匿名で相談できるとはいえ、自分の相談内容に文句をつけられるのは気持ちの良いことではありませんよね。

それゆえ質問者は、「きちんとした日本語で、論理的にわかりやすく」相談をしようとします。

 

一方の回答者（つまり僕）も、「失礼な・自分本位な」回答をすると、信用が減りフォロワーを失います。

だからこそ、人前に出しても恥ずかしくない回答を用意せざるをえなくなります。

それに対するいいね!やリツイートの数も把握できるので、数をこなすたびに回答の質が向上します。

 

結果として、それを見た第三者にとって、『論理的でわかりやすく、自分ごとにしやすい』相談が提供できるのです。

無料で恋愛相談にのる5つの「合理的な」理由

僕がこの恋愛相談を無料でやっているのにはいくつか理由があります。

決して、ボランティア精神があるからといった、キレイな理由ではありません。

合理的に考えて「無料の方が自分にとって都合がいいから」無料にしています。

僕が「恋愛コンサル」を名乗らない理由

僕は恋愛を仕事にする前に、「スキンケアアドバイザー」や「ダイエットコンサル」を仕事にしていたことがあります。

スキンケアやダイエットには、明確な「ロジック」が存在するので、クライアントが素直になってくれさえすれば、結果を出すのはものすごく簡単です。

成果の変数が「クライアント」にしかないので、めちゃくちゃわかりやすい仕事です。

しかし恋愛はクライアントとは別に、「クライアントのパートナー」が成果にものすごく影響します。

コンサルタントやアドバイザーは、クライアントに利益を約束できてナンボです。

それが物理的に叶わないのであれば、「コンサルタント」を名乗るべきではないし、アドバイザー料ももらうべきではないと考えています。

相談を"稼ぎ"にすると自由な時間がなくなる

仮に相談を有料化し、そこから生計を立てるとしましょう。

すると僕のGoogleカレンダーは、恋愛相談の枠で埋まってしまいます。

このように時間がかかる上に、運営のコストも高くつき、大した金額を稼げない。

であれば、WEBサイトやYouTubeでアクセスを稼いだ方がよっぽど効率的です。

経済的な理由で学習の機会を失って欲しくない

僕は、日本の教育にめちゃくちゃ課題意識を感じています。

特に、性教育と金融リテラシーに関しては、先進国の中でダントツに遅れていると思っています。

一方で日本は識字率が高く、等しく教育の機会が与えられています。

ゆえに「良い情報にアクセスできる環境」さえあれば、意欲的な人間であれば勝手に情報を取ることができます。

 

僕は恋愛という分野において、「良い情報にアクセスできる環境」の一つになりたいと思っています。

そこで「お金」がハードルになると、せっかくの学習の機会を奪うことになります。

相談料が無料であれば、お金のない学生でも恋愛について真剣に学ぶことができます。

実際に高校生からも相談が来たことがあります。

我ながら「高校生が恋愛のプロに無料で相談できる環境」ってなかなかないのでは、と感じています。

できるだけ多種多様なサンプルを集めたい

こうして相談へのハードルを下げれば、いろいろな相談が集まります。

LGBTQの問題や、セックスレスにまつわることなど、人には相談しにくいことでも、「無料で匿名なら」相談できる人もたくさんいます。

この「勇気のある相談」が増えれば増えるほど、それがナレッジとして蓄積され、同じ悩みを抱えている人への勇気につながります。

LoveBookを「全ての人の恋愛の参考書にしたい」と考えるのもそういう理由からです。

繰り返しになりますが、サンプル数がなければ使えるノウハウにならないのです。

そういうわけで、早くたくさんの種類の相談を集めるために無料にしています。

評価経済への準備として「信用」を貯めておきたい

これからの未来は、貨幣の信用力が下がり、「人間の信用力」がそのまま決済手段になると言われています。（それを可能にするのが仮想通貨やブロックチェーンの技術）

事実、中国では芝麻信用という個人の信用力を評価するシステムが存在し、「信用力」によって受けられる恩恵に格差が生まれてます。

今後、世界的なトレンドとして「財力」よりも「信用力」が重要視される時代になっていくことは間違いがありません。

 

そしてそういう時代になった時、インターネット上に僕に関するプラスの評価がどれだけアーカイブされているか、が勝負になります。

これが5年後なのか10年後なのかはわかりませんが、来るXデーに向けて着々と信用を積み重ねようとしている、というわけです。

【本気の回答を引き出す】相談する際のちょっとしたコツ

さて、上記のような動機で運用されているこの恋愛相談ですが、相談をする際にはちょっとしたコツがあります。

自分で解説するのもおかしな話なのですが、相談の仕方次第で僕の回答の本気度が変わります。

結果として相談者が得られるものが大きくなります。

川口が本気になりやすい相談の特徴

僕が本気になりやすい恋愛相談は以下のような相談です。

こういう相談は、相談者さんだけではなくフォロワー全体にとって有益な相談になるため、僕も熱をこめて回答していきます。

例えば、先日の「マウンティング対象にされてしまいます」の記事の相談内容は、これらに完璧に当てはまっていました。

だから一生懸命記事にしましたし、相談者さんにも満足していただけたようです。

本を読んで、Amazonレビューをつける

上記「マウンティング」の相談者さんは、「○月◯日のレビューを書いたものです」と丁寧に教えてくださいました。

「信用力をあげたい」と考えている僕にとって、書籍のレビューがつくことほど嬉しいことはありません。

• 書籍を読んだ上で
• レビューをつけたことをアピールすることで
• 回答者からの本気度を引き出して
• 自分の満足のいく回答を得る

という、非常に賢いアプローチだなと感じました。

川口が本気になりにくい相談の特徴

逆に川口が本気になりにくい相談にも特徴があります。

相談はできるだけ具体的な方が、的を射た回答がしやすいです。

• 二人がどんな関係なのか？
• 相手はどんな言動を取ったのか？
• 自分がどんな感情になったのか？
• 何につまづいているのか？
• どんなことについて知りたいか？

などの情報が（書ける範囲で）多く書かれていた方が、より丁寧に回答することができます。

相談内容も回答も見られたくない場合は？

もし「相手に見られたらまずい」などの理由で、相談を非公開にしたい場合は、「非公開を希望」にして相談を送るようにしてください。

こちらはマシュマロの仕様上有料になってしまいますが、あなたの相談内容と僕の回答は誰にも見られません。

一緒に「恋愛の参考書」を作りませんか？

いろいろお伝えしてきましたが、僕が恋愛相談を受け続けているのは、シンプルに「恋愛の参考書を作りたいから」に他なりません。

それは僕一人の力では達成することができません。

なぜなら僕一人が体験できる恋愛の数なんてたかが知れているからです。

しかし、いろんな人の失敗談や成功体験が積み重なれば、それ自体が「恋愛の参考書」になると信じています。

このLoveBookというサイトが、「あなたの体験談が誰かの悩みを解決する」そんな場所になれたら、制作者としてこんなに嬉しいことはありません。

あなたにもぜひその一員になってもらいたいと思っています。

 

マシュマロ相談はこちら

最も人生を変えた人からの御礼のメッセージ

最後に、この恋愛相談から人生を大きく変えた、という読者さんからのメッセージを載せておきます。

この方は

の人生から、

までに至ったそうです。

全てはこの方の努力によるものですが、この恋愛相談が人の人生を大きく変えるきっかけになったことを誇らしく思います。

 

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