おとうふペアーズの赤ペン先生
マッチングアプリのプロフィール添削のプロとして活躍。「モテない」というコンプレックスを克服するためプロフィールを徹底研究し、Pairsで都道府県別1位(最高2000+いいね!)を獲得。300人以上と出会った経験や、日本心理セラピスト協会認定心理セラピストの資格を生かし、プロフィール添削・作成、写真選定サービスなど恋愛のサポートを行っている。TBS「マツコの知らない世界」などメディア出演実績や、セミナー、執筆、監修記事多数。(Twitter)
婚活において、「自分のプロフィール」を磨くことは、とても重要です。
なぜなら、プロフィールになにが書かれているか?でその後の出会いが180度変わってしまうからです。
あなたにも、誰かのプロフィールにあるたった一つの言葉(例えば、好きな作品や趣味など)で、「自分とご縁がある人なのかもしれない」と思ったことが、一度はあるのではないでしょうか。
そしてそれは、ビジネスや就職・転職の現場においても同じことが言えます。
川口
自分がいったい何者なのか?
をそこに書き記すことで、そのプロフィールを読んだ第三者が、あなたにご縁を感じ、本来生まれるはずのなかった接点を生むことになることが多々あります。
僕はこれまで「恋愛プロフェッショナル」という肩書きで活動をしてきました。
この肩書きを、「婚活の鬼コーチ」という表現に変えました。
恋愛は婚活に、プロフェッショナルは鬼コーチにかわりました。我ながら、全く違うイメージの肩書きになったなと思います。
これは、「川口美樹」という素材をマスメディアで売っていく際の、ブランディング上の戦略に基づいた変更です。
そして今回そのブランディングを、「マッチングアプリのプロフィール添削の専門家」であるおとうふさんに依頼しました。
川口
結果として、非常に納得のいくビジネスプロフィールを作成することができました。
なぜ「マッチングアプリのプロフィール添削の専門家」に、ビジネス活動におけるブランディングを頼んだのか?
そしてなぜ「マッチングアプリのプロフィール添削の専門家」に、ビジネスのブランディングができるのか?
以前Twitterコンサルをした方から、うれしいご報告をいただきました
— おとうふペアーズの赤ペン先生 (@o10fusan)October 7, 2021
実力のある方が「自分の魅せ方」を知ったら鬼に金棒。すぐに結果がでるんだな〜と実感しました。pic.twitter.com/lPqNRPa7N9
おとうふさんのアドバイスには、プロフィールを作る際の本質である、「〇〇〇〇」がありました。
ビジネス上のブランディングに悩んでいる方ももちろん、婚活のプロフィールを考えている人にとっても、参考になるのではないかと思います。
※記事内に(企業秘密)と書かれた箇所があります。
こちらは、おとうふさんの貴重な知識・ノウハウであるため、全体公開ができない部分です。
あらかじめご了承下さい。
このページの目次
僕がこれまで名乗ってきた「恋愛プロフェッショナル」という肩書きには、常々
川口
何をやっている人なのかわかりにくいよな…
とは思っていたのですが、何を目的に変えるのか?なぜ変えるのか?が明確になっていなかったため、手をつけられないでいました。
もともと、「恋愛プロフェッショナル」という肩書きを使っていたのは、"婚活"のジャンルに絞ってしまうと、対象のマーケットが小さくなってしまうと危惧していたからです。
「婚活に限らず、パートナーシップの本質は一般的な恋愛にも通じるはず!」という想いのもと、あくまでも”恋愛の”専門家を名乗っていました。
しかし発信内容が発信内容なので、婚活女性の中でも、さらにパートナーシップに関心がある人にしか届かなかったというのが、これまでの結論でした。
川口
このままではLoveBookの知名度も上がらない
自分自身をリブランディングをする必要を感じ始めました。
なにより、「川口美樹」という単体の知名度が小ささすぎて、届けるべき人に伝えたいことが全く届いていないことを痛感していました。
そこで白羽の矢を立てたのが、「おとうふさん」でした。
「マツコの知らない世界」などのTV出演を始めたとした数々のメディア露出の裏には、必ず「意図的な仕掛け」があるはずだと考えたのです。
最初におとうふさんにいただいたアドバイスは以下の3つでした。
おとうふさん
婚活のアドバイスをズバッとする男性キャラの席、空いてますよ。
おとうふさんいわく、まずメディアには、悩める婚活女性の悩みをズバッと切るキャラクターの「男性」がまだいないとのこと。
女性の専門家は多いけれど、女性が女性に対してズバッと切ってしまうと、どうしても性格がきつく見えてしまう。
しかし、男性であれば(なぜか)悪い気がしない。そのためテレビ的にも使いやすいのだとか。
川口
これは、僕もTwitter運用していて実感している部分でした。
ところが以前の「恋愛のプロ」だとテーマが広すぎて、メディア側からみて、使い勝手が悪くなってしまいます。
一方の「婚活」はコロナ明けで特集する番組も増えてくるであろうという予想からも、「婚活の専門家」であることを推した方がメディア側も使いやすい、というアドバイスをいただきました。
そこで、「恋愛」という広いテーマではなく、「婚活」という一段階絞ったジャンルを狙うことにしました。
おとうふさん
ディレクター目線で考えると「絵(映像)」としてイメージしやすい方がよいです。
おとうふさん
川口さんの発信を見て、「婚活女性のよくないところをズバッと切ってくれる」シーンが見えるかどうか、ですね。
と言われて、なるほどなと思いました。
これまでの僕の投稿は、前述の肩書きと一緒で、抽象度の高い投稿が多かったため、パッと見では「何をしている人なのか」がわかりにくかったのです。
そこで、ブランディングには「耳の痛いことをしっかりと言ってくれそうなイメージ」を採用することになりました。
加えて、ADさんが検索している時のことも想像すると良いとアドバイスをいただきました。
おとうふさん
テレビのスタッフさんも忙しいので、信用に足る人物かどうかをしっかり調査できません。
わたしも打ち合わせの時に、「で、おとうふさんって何してる人なんですか?」って聞かれたくらいです笑
プロフィールや固定ツイートなどには、とにかく「わかりやすさ」が重要だと教えていただきました。
これには普段「記事のタイトルとアイキャッチにはパッとみただけで内容がわかるように」と指導していた自分が恥ずかしくなりました。
川口
「恋愛プロフェッショナル」は、多忙なADさんに対して、ちっともわかりやすくありませんでした。
上記のアドバイスをうけて、一番最初につくったプロフィールがこちら。
「Dr.」であれば、「先生感」も出て、かつ「婚活を改善する処方箋を出す」という比喩も使えていいじゃないか、ということになりました。
しかし、本番はここからでした。
この後の、怒涛のプロフィール添削の凄さを皆さんに知っていただきたい。
おとうふさん
ディレクターさんの中には「(企業秘密)な人」を出したいかたもいます。
テレビ実績は番組名書けないときは消したほうがいいですね。
おとうふさん
川口さんの場合、出版のことは、評価や件数を書かずに出版社だけをアピールしたほうが良さそうです。
おとうふさん
ヘッダーですが、"LOVE"は性的な匂いもあるので避けた方がよいです。
イラストはいいと思います!
おとうふさん
信頼感や、品格のある感じを出すために色合いは白と紺や青などがお勧めです。
赤・ピンクなどは使わないほうがいいですよ。
こうして1日目は、「Dr. カワグチ」の肩書きが完了しました。
しかしその日の夜に、僕の知人より「ドクターはまずい」との指摘をもらいました。
知人
Twitterアカウント名、Doctorとついていますが、医師法18条の対策等ってとられてますか?
医療行為を行っていなくても、紛らわしい名称もNGのようで罰金刑の対象のようです!
第18条 医師でなければ、医師又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。
そこで早速、ドクターを使わない方法を考えました!
川口
辛口婚活マスター 川口
婚活鬼コーチ カワグチ
とかどうでしょう?
おとうふさん
「婚活鬼コーチ カワグチ」のほうがいいですね!
「の」を入れて、「婚活の鬼コーチ」にしたほうがさらに伸びると思います。
おとうふさん
漢字が並ぶと読みにくいですし、ひらがなとカタカナと漢字が混ざってたほうが印象に残りやすいです!
川口
なるほど、『婚活鬼コーチ 川口』だと確かに硬い感じしますね。
おとうふさん
「の」を入れることで、『ラブホの上野さん』みたいなキャッチーさがありますね!
『浅田さん@令和の魔法使い』も「の」がはいってますし。
おとうふさん
川口を漢字にするなら、その後ろに「さん」とか「先生」をつけたほうがバランスがいいですが、キャラ的にカタカナでいいかなと思います!
川口
おとうふさん
カワグチがよさそうです!
『カワグチ | 婚活の鬼コーチ』
順番的には今と同じで、こういうほうがいいかもしれません。
「の」とか、ひらがな・感じのバランスとか、文字数にすると一文字でしかないですが、あるかないかで音のリズムも、与える印象も大きく変わります。
おとうふさんは、もともと音楽をやられていた経歴がおありなので、その辺りの感性も鋭いのだろうなと感じました。
パッとみただけで、これだけ細かく修正が入れられるのは、これまで何人もの「プロフィール添削」をやってこられてきたからこそ、の視点があるからでしょう。
僕も「読者に伝わりにくい記事」に対しては、言葉の一つ一つ、デザインをミリ単位で修正させるため、この感覚とはとてもよくわかります。
川口
だからこそ、これは裏側に相当の知識量がないやつじゃないとできない芸当だ、と確信するに至りました。
川口
固定のツイートって、バズってるやつ持ってきた方がいいですかね?
おとうふさん
フォロワーを増やすならそれでもいいんですが、今回はテレビ出演が目的なので、ディレクターが「この人採用したい」と思うようなキャラクターがわかるものを載せると良いと思います。
おとうふさん
例えば、(企業秘密)なものなどが、テロップで使いやすいですね。
本質的なアドバイスよりも、わかりやすく番組で使えそうなアドバイスのほうが目に止まりやすいです。
▼結婚相手の選び方
— カワグチ|婚活の鬼コーチ (@kawaguchi_AAA)May 21, 2021
1. 胸の高鳴りより心の安穏に従え
2. 主体性は「顔のツヤ」で測れ
3. 憧れの人ではなく尊敬できる人
4. 運命ではなく必然性を感じるか?
5. 「周りの人」も一緒に愛せるか?
6. 柔軟性と適応力が安定の条件
7. 稼ぎ方よりも遣い方に人格が出る
8. 「損して"徳"とる」人を見抜け
おとうふさん
これとかいいですね。
(企業秘密)なのもポイントです。
おとうふさん
婚活アドバイザーはライバルがたくさんいるので、川口さんだからこその要素も入れたいですね。
テレビ番組でよくあるのが「知られざる婚活業界の〜」とか、「最新婚活業界の〜」みたいな感じの企画なので。
川口
なるほどですね。以下が、僕の強み候補一覧です。
おとうふさん
そしたら何百人?何千人?の婚活女性から話を聞いた、みたいな実績入れたいですね。
川口
正確な数字ではないのですが、少なく見積もって3,000人です!
おとうふさん
それはいいですね!「全国の婚活女性3000人以上の相談実績あり」にしましょう!
おとうふさん
お堅いプロフィール文の最後に、嫁を溺愛してます的なこと書いたら「え?そんなギャップもあるの?」って興味を惹かれるかもしれません。
そういうのって司会者やタレントさんが(企業秘密)ですし。
川口
妻と子どもを溺愛してます。
おとうふさん
最高のエピソードじゃないですか!
お子さん何歳ですか?
川口
2歳です!
おとうふさん
妻と子供(2歳)のほうがリアリティあっていいです!
既婚者というポジションがわかるとテレビ出やすくなると思います。
以上のやり取り経て、最終的に以下のようなリブランディングが完成しました!(2021年10月6日時点)
おとうふさんのアドバイスを受ける中で、僕が1番に感じたのは「相手の立場に立ったときにどう見えるか?」という「相手目線へのこだわり」です。
など、全ての発想・やりとりにおいて、婚活の特集を組まんとするメディア関係者から見て、「川口美樹という人間を使いやすいかどうか?」から考えているのがよくわかりました。
マッチングアプリのプロフィール添削も同様に、『クライアントのいいね!してもらいたい人からみて、どうしたらいいね!したくなるのか?』をしっかり相手目線で考えているのだろうなと、容易に想像ができました。
川口
頭ではわかっていても、「いいね!と思ってもらいたい」と思うと、どうしても独りよがりになってしまうのですよね。
実は、おとうふさんは普段、ビジネスパーソンのプロフィール添削は公にはやられていません。
おとうふさん
ここまで本格的に介入したのは初めてです笑
といわれたほど、非常にラッキーなことでした。
だからこそ、この素晴らしさは伝えねば!という気持ちでこの記事を書かせていただきました。
これ、出来上がるまで正味2日間くらいですからね、ホント、まじですごかったです。
\結婚したい人必見!/
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\彼氏・彼女が作りたい人/
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男女関係にまつわる悩み
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オトナの恋愛事情
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