結婚相談所にかかる料金と成婚までにかかる費用の相場を徹底解説!

記事更新日: 2023/03/26

ライター: 川口 美樹

この記事を書いた人

川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ

恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演

マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ

川口

結婚相談所を利用するにあたって一番気になるのが、その「費用」ですよね?

結婚相談所の料金は、各社様々なプランを打ち出しています。

どこの会社のどのプランを選ぶのかによって、成婚までにかかる金額が不透明です。

人によっては、「結婚相談所にぼったくられた!」なんて口コミをみて、慎重になっている人もいるでしょう。

加えて、自分がどのくらいの期間で成婚できるのかもわからない、という不安も重なって、つい二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか?

この記事では、結婚相談所の内情を知り尽くした僕が、

  • どうして会社によってこんなに金額がバラバラなのか?
  • なるべくお金をかけずに相談所を使うにはどう考えればいいのか?
  • 自分が受けたいサービスに妥当な金額の相場がいくらなのか?

を結婚相談所の料金体系や、一般的にかかる費用の相場について詳しく解説していきます。

川口

あなたにとって一番ふさわしい会社を見つけるために参考になれば嬉しいです!

 

結婚相談所にかかる費用とその相場

まずは、一般的に結婚相談所がどのような料金体系で運営されているのかを理解しましょう。

高いと感じる費用にも、「何にいくらかかっていて、なぜそれだけの料金が請求されるのか」を理解できれば、納得できるようになります。

加えて、相場を知れば「ぼったくっている」相談所を見抜くのにも役立ちます。

結婚相談所での活動にかかるお金には、主に以下のようなものがあります。

▼結婚相談所にかかる費用一覧
  • 入会金
  • 活動サポート費
  • 月会費
  • お見合い料
  • 成婚料
  • 各種オプション

入会金(相場:1万円〜5万円)

まずは入会金です。こちらは基本的にどの相談所でもかかります。

金額に幅があるのは、次の「活動サポート費」と一緒になっていたり、いなかったりするためです。

また相談所の戦略として、「入会金ゼロ円!」という広告を打つことによって、入会へのハードルを下げるキャンペーンを打っているところもあります。

例えば、パートナーエージェントでは、資料請求を行ったユーザーに対して、メールで「入会金ゼロ円キャンペーン」を行っていたりします。

川口

「無料にできるなら、何のための入会金なんだ?」という疑問が沸きますが、それでも入会してくれれば元が取れるってことなんでしょう。

※この入会金0円キャンペーンが、今後も継続されるわけではありません。

活動サポート費(相場:5万円〜30万円)

相談所によって、かなり幅が出るのがこの「活動サポート費」です。

活動サポート費用には様々なものが含まれ、相談所によって、コースによって「どこまでをサポートするのか?」が異なるため、かかる費用にもバラツキが出ます。

例えば、IBJラウンジメンバーズでは、コースによってこの「活動サポート費」が全く異なります。

  • エントリーコース:135,000円
  • アシストコース:190,000円
  • アシストプラスコース:239,500円
  • プライムコース:379,500円

川口

同じ相談所なのに、サポート内容が違うだけで、料金が倍以上になるのは驚きですよね。

▼活動サポート費に含まれるもの
  • 婚活プランニング・カウンセリング
  • プロフィール作成・コンサルティング
  • デートプラン・プロポーズプランの策定や提案
  • 相談所における活動へのアドバイス
  • 異性コミュニケーション術のアドバイス
  • デートやLINEのやり取りへのフィードバック
  • お相手の所属している相談所の仲人との連携
  • 親への挨拶の仕方、婚約手続きのフォロー など

これらのサポート内容をどこまでやって欲しいのか?それによって、相談所に払う初期コストが変わります。

各相談所のサポート内容は、無料相談で詳しく教えてくれるので、気になる相談所が見つかったら無料相談に行って、どこまでをサポートしてくれるのか、をしっかり聞くようにしましょう。

月会費(相場:1万円〜2万円)

一方で月会費はどの相談所でも大きな差はありません。

だいたいどこも1万円〜2万円程度です。

相談所によっては、月会費をゼロに設定しているところもありますが、成婚料の中に含まれていたりするので、月会費の高い安いで相談所の良し悪しを判断しないようにしましょう。

ところで、月会費は結婚相談所にとっては実は大きな収益源になります。

100人のお客さんがいれば毎月100万円が、1,000人のお客さんがいれば毎月1,000万円が売上として上がります。

そのため、結婚相談所経営者の中には、「できるだけ長くい続けさせるために、成婚させないようにする」という本末転倒なことを考える人もいるのです。

川口

「結婚させるのがお前の仕事だろ!」と怒りたくなりますが、実際にそういう相談所も存在するので、結婚相談所選びには慎重になりましょう。

お見合い料(相場:0円〜1万円/回)

このお見合い料も、相談所によって考え方に差が出るところです。

結婚相談所におけるお見合い成立率はおよそ10%と言われています。

つまり10人にお見合いを申し込んでも、1人にしか会えないということです。

この事実を持って、「会える人数が少ないのだから、どんどん数をこなしてください!」と解釈し、お見合い料を無料にする相談所もあれば、「会える人数が少ないのだから、会えたときだけお見合い料をいただきます。その代わり、サポート費用は抑えます」と考える相談所もあります。

川口

どっちが良い悪いではありませんが、個人的にはお見合い料はかからない方がいいと考えています。

というのも、婚活は「新しい人に出会う量」が多い方が、たくさん検証をかけられるため成功率が上がりやすいからです。

逆にお金がかかってしまうと、「この人に会うのに、1万円かかるのか…」と感じてしまい、どうしてもお見合い相手を高望みしがちになります。

そうするとなかなかお見合いが成立せず、時間だけがすぎていくということになりかねません。

お金を気にすることなくたくさんの人に会えた方が、相談所での婚活はうまくいきやすいので、お見合い料がかからない相談所・コースでの活動をオススメします。

成婚料(相場:0円〜30万円)

成婚料は、晴れて成婚した会員に対して、成果報酬として請求されるものです。

こちらも相談所によって幅がかなりあります。

成婚料がかからないところは、決して「お得」なところではなく、「成婚にそこまでコミットしていない」ところです。

有名なところですと

  • オーネット 
  • ノッツェ
  • ツヴァイ
  • エン婚活エージェント
  • ゼクシィ縁結びエージェント

などがあります。

上図の「サポート内容の実際のところ」を見て欲しいのですが、成婚料がかからないところは、「サポートが手厚くはない」ところです。

加えて「成婚」の定義も曖昧で、「二人が結婚を視野に真剣なお付き合いを始めたら成婚です」としているところも多いのです。

つまり、成婚料がかからない相談所(=正確には、結婚情報サービスと言います)というのは、「結婚を視野に入れた真剣な交際ができる相手と出会う機会を提供するサービス」であり、「成婚を手厚くサポートするサービスではない」のです。

逆に、成婚料を取る相談所(=こちらが本当の結婚相談所)は、「結婚(主に婚約・プロポーズまで)をしっかりサポートするサービスである」と言えます。

各種オプション

以上の費用に加えて

  • 婚活パーティーへの参加費
  • メイクやファッションのコーディネート費用
  • 婚活セミナーへの参加費

など、成婚率を上げるためのサービスをオプションで用意している相談所もたくさんあります。

成婚退会までにかかる金額の相場

結婚相談所や結婚情報サービスを利用して、かかる費用にはかなりの幅があります。

  • 結婚相談所に入るのか?結婚情報サービスを使うのか?
  • どの会社の、どのプランを使うのか?
  • 何ヶ月で成婚できるのか?

によって大きく変動するものです。

上記の費用相場表はあくまでも「平均的な」成婚までの相場です。

会社によって、プランによって最終的な金額は代わりますので、自分にとって最適な相談所を選ぶことを第一に考えましょう。

その中で、自分のお財布と相談して決めていくことがポイントになります。

相談所の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

「成婚料」と「お見合い料」の有無がカギになる

上記の表を見ると、「成婚料」と「お見合い料」の有無がかかる費用の差を分ける、ということがおかわかりいただけると思います。

成婚料は、それだけでインパクトが大きいので、全体的な予算を抑えたい人は結婚情報サービスのほうが魅力的です。

川口

ただし、成婚までのサポートの手厚さとトレードオフである、ということには留意してください。

お見合い料は、活動期間が伸びると重たくのしかかってきます。

お見合い料がかかるところは、比較的初期コストを抑えて入会のハードルを下げているところが多いです。

それにつられて入会すると長期戦になったときに、結局一番お金がかかってしまうことになります。

川口

お見合い料がかかるところに入る際には、短期決戦で臨む覚悟を持っておきましょう。

休会制度を上手に使おう

その他、

  • 婚活に疲れてしまったり
  • 異動や転職で忙しくなってしまったり
  • 相談所外部で出会った人と交際がスタートしたり

したときに、「休会制度」が使えることを頭に入れておきましょう。

休会制度は、月額5,000〜6,000円で会員権利を維持するための制度です。

相談所内で新しく出会いをつくったり、婚活のサポートを受けたりすることはできなくなりますが、新しく入り直さなくても、すぐに活動を開始できます。

逆に、上記の理由で相談所を退会してしまうと、「やっぱりもう一度活動をしよう」とおもったときに、入会金などの初期コストを払い直さなくてはならなくなりますので注意してくださいね。

結婚相談所を利用する時の費用計算方法まとめ

結婚相談所を利用する際には、必ず事前に総額のシミュレーションをしましょう。

各社会員獲得のために、

  • 入会金がかからないキャンペーンやってます!
  • 成婚料がかからないプランを用意してます!

といった具合に、「わかりやすい宣伝文句」であなたに営業してきます。

しかし、消費者としてはその「わかりやすい宣伝文句」に踊らされずに、

川口

で、最終的にいくらかかるのか?

をわかっておくことが重要です。

入会前に絶対に確認すべき5つのこと

公式HPや請求した資料にはその辺りのことがぼかして書かれていることもあります。

興味を持った会社があれば、以下のこと相談窓口で直接口頭で確認するように徹底してください。

▼相談所に入会する前に絶対に確認すべきこと
  • 「サポート」の具体的な中身について、いくらでどこまでやってくれるのか?を聞く
  • プランによって金額が違う理由、つまり「その金額の差は何の差なのか」を聞く
  • 休会制度があるのか、あるなら月額いくらなのかを聞く
  • 安すぎて逆に怪しいと感じたら、「なぜそんなに安いのに商売が成立するのか?」を聞く
  • 自分のスペックで毎月何人くらいと会えるのかを聞く

これらの質問に納得のいく回答が得られない相談所はやめておきましょう。

なにかやましいことを隠している可能性がかなり高いです。

逆にこれらの疑問にすべて納得のいく回答が得られるなら、多少高いなと感じる値段であっても成果の出る婚活ができるはずです。

最低3社以上の会社で検討をすること

加えて入会を検討する際には、必ず複数社同時に検討してください。

その方が客観的に判断できますし、万が一クロージングにあっても「他にも検討中の会社があるので」と逃げやすくなります。

なにより人生の大切なパートナーを見つけるために使う会社を、1発で決めてはいけません。

川口

決して安くないお金を払うわけですから、慎重に冷静に判断するようにしましょう!

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