川口 美樹LoveBook編集長/婚活の鬼コーチ
恋愛・結婚・パートナーシップの専門家として書籍の出版やTVに出演。
マッチングアプリや結婚相談所業界の裏側にも精通。Twitterのフォロワーは1.5万人。(プロフィールページ)
私の方が精神的にも肉体的にも強くて、生活能力もあって、ひとりで一通りのことは出来てしまいます。
精神的に弱い彼を支え守りたいとずっと思ってきました。
しかし、ふと「彼にとって私は守りたい存在ではないのでは」と気がついてしまいました。
周りの知人も、女性の方が強い場合、守りたい対象や彼女としてはだんだん大切にされなくなっていき、最悪の場合代わりに守りたい対象を作られ振られたりしています。
自分よりもか弱い存在を求めるのかなと、気も強く生きる力も強すぎる私は、女性として誰からも必要とされないのかと悲しくなりました。
やはり、女性は男性にとって守りたい対象であったほうが上手く行くのでしょうか。
どうしたら守りたい対象になれるのでしょうか。
助言いただけますと幸いです。
川口
本当の強さとは己の弱さを真に受け入れることです。
パートナーシップとは、その弱さを補完し合うために組むものです。
このページの目次
「強い女は愛されない」問題は、おおよそ次の3つの問題に起因します。
ご相談者さんは、「強い人」ではなく「強がっている人」です。
それを感じるのは冒頭の「精神的にも肉体的にも強く、ひとりで一通りのことはできてしまう」の部分。
本当に強い人は「自分の弱さ」を知っているので、「ひとりで一通りのことはできてしまう」なんて到底思えません。
「ひとりで大抵のことはできる」と思ってる人は、「みんなでは大したことはできない」ことが多いです。
勉強を頑張り、仕事を頑張り、熾烈な競争社会を生き抜いてきた自負が、一見、強固な礎を作っているように見えます。
しかし、なぜかその中身は空虚で満たされていません。
ひとりでなんでもやれてしまう分、人に頼ることができなくなってしまってるんですね。
だから自分が助けてもらうことを躊躇するし、パートナーにも支えたくなる人を選びがちです。当
然、依存気質な人が寄ってくることになります。
結果として「強い女」は共依存になりがちです。
川口
幸い相談者さんは、「気づいた」のでそこまででは無いですが。
どこかで「ひとりでなんて到底生きてはいけない」と痛感できると良いのですが。
パートナーは守る対象でも守られる対象でもありません。
自立し合い、尊敬し合い、助け合うのがパートナーです。
「守り守られる」だけの関係はパートナーシップではなく、ただの依存です。
守られる対象になんかに選ばれようとしたらダメですよ。
ともに戦える仲間を探すんです。
「強くなければいけない」が「強くなくてもいいんだ」に変わった瞬間に、本当の意味で人は強くなります。
そして、本当のパートナーに出会う(気づく)ことができます。
川口
女は男に守られるのが幸せ?
そんな旧時代の価値観なんてクソ食らえですね。
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